前回、転倒して破損したロードバイクを修理したが、転倒のダメージは当然それだけにとどまらない。
身体の傷は時間が経って一応直ってきているのだが、物の破損はそうもいかない。
身体の方が大事だって考えもあるけれど、軽傷なら物のダメージの方が貧乏人には辛かったりする。
今日もTwitterのフォロワーで、ちょっとした事故で大事にしていたロードバイクを破損しちゃった人がいて、もう金も無いし自転車止めるって大騒ぎでしたわ。
そこまで思いつめてはいないが、自分も今回は相当ショックだった。
幸い骨折は避けられたが、右半身擦過傷だらけ。バイクもSTIとサドルに穴が開いた以外は無事のよう。
— mfigure (@mfigure_jp) 2018年10月4日
ヘルメットは写真のように再使用不能。ジャージとグローブもダメだ。
ダメージ大きすぎ、すぐに新しいの買い揃えるお金ないよーorz#ロードバイク#ロードバイク初心者#自転車 pic.twitter.com/JoJYywzuQB
てな感じで、がっつりヘルメットにも傷が入っちゃったので買い替えである。
ジャージは、夏用の薄いのがあるので暫くは下着を工夫して誤魔化すつもり。グローブは掌のパッドが削れたが、こちらも糸で千人針の様に補強して誤魔化した。そのうち防寒用のグローブを購入するので、しばらく我慢。
元のヘルメットは楽天で投げ売りしていて2千円以下の激安品だったが、今回も急な出費で予算がなく、似たような価格帯を物色した。
条件としては、最低でもインモールド製法でCEマークの付いた物である。
インモールド製法とは、外殻と内側の緩衝材が一体成型されているもので、高級品は全てそれである。逆に安物では外殻を別に接着剤で緩衝材の上から貼り付けた物がある。そちらはインジェクション製法という。見分け方は、ヘルメットの後ろ側を見て、縁の近くまで外殻のプラスチックが覆っていればインモールドだが、発泡スチロールの緩衝材が大きく露出しているならインジェクションの可能性が高い。
CEマークはヨーロッパの安全規格をパスした事を示すものである。
結果以下のLIXADA 自転車 ヘルメットを購入した。
Lixada ヘルメット 多色 自転車用 大人用 アジャスターサイズ調整可能
前回よりは高かったが2180円である。
前のはおとなし目にグレーのカラーリングを選んだが、今回はバイクの色に合わせてレッド/ブラックとした。
スタイリッシュで十分カッコいい。
LIXADAブランドに引け目を感じるならロゴステッカーを剥がすことも可能だと思うが、自分は気にしない。
同ブランドはジャージやレーパンも出している。
Lixada メンズ 長袖 サイクルジャージ 上下セット 自転車春秋用 サイクルジャージ 上下セット サイクルライドジャージ ウェアセット 品質保証 吸汗 伸縮 速乾 通気
- 出版社/メーカー: Lixada
- メディア: その他
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サイズが合えば買っても良いが、自分には大き過ぎる様だ。
前述したようにCEマーク付きである。偽のCEマーク付きもあるという噂だが、インモールド製法のようだし、全体的に作りも悪くないので、信じる事にしたい。
前の激安ヘルメットは安物らしくあご紐の作りが安っぽく、余ったベルトも垂れ下がる状態だったが、今度はベルクロ留めのパッドが付いて、調整で余ったベルトもこれで止める事が出来る。
前のヘルメットにはなかったバイザーも取り付け可能である。
デフォの状態では取り付け部にキャップが刺さっているので、それを外してバイザーを挿し込む。
しかしながら、バイザー部品は鋭く尖っている部分があるので、転倒して外れた場合、万が一目に刺さってしまう危険もあるように感じる。
自分は怖いので、これは使用しない事にしたい。
色々、前のヘルメットよりお金を掛けている部分が見受けられるが、専用の箱は付属せず、ビニール袋とプチプチだけの包装だった。こういうところはしっかりコストダウンしている。
その他、ヘルメット緩衝材の発泡スチロールにバリがあるなど、安物っぽいところも無くはないが、価格以上の価値があるヘルメットだと思う。
この程度の価格で命が守れるかと、疑問視する向きもあろうが、何よりも無いよりは全然マシなのである。また、どんなヘルメットも一度衝撃を受けてしまうと、次は安全性が保障されない。その意味では消耗品で、あまり高価な物を買ってしまうのも考え物である。