ロードバイクの事しか頭にない今日この頃。
(* ̄▽ ̄)フフフッ♪遂にやりましたよ。
じゃーん、遂に100km走行達成!!
前回こんなことをいってたが、
年中休みの身の上だが、家に病気持ちの両親を置いているので、長くは走れない。最大限5時間といったところである。 午前11時頃出発して、午後3時40分頃に帰宅した。 普段はアベレージを速くするべく練習しているが、目的はレースに出たいからではなく、単に短い時間で遠くへ行きたい為である。 時間があれば100キロ以上も可能だと思うが、現状はこんなところである。
福井県坂井市丸岡町上竹田の龍ヶ鼻ダムへサイクリング - スネップ仙人が毒吐くよ
やはり、1年目の初心者自転車乗りとしては、是非とも超えておきたい目標のようなもので、やっておかないと下に見られるようなコンプレックスが溜まりまくっていて、抑えきれないものがあった。
100キロ実際に走れなければ、「ただ時間がないだけですよ、安物ロードバイクもどきだから無理なわけではないですよ」といったところで、説得力がない。
そんなわけで、先週の 日曜日11/18日に、目的地が福井県大野市の真名川ダムへの100キロライドを強行した。
真名川ダムを目的地としたのは、以前大野市の観光施設結ステーションまでは行っていて、そこまでが片道35キロ。あと15キロあれば片道50キロとなるので、行けそうな場所を探ってみたところ、真名川ダムが浮上した。プチダムマニアでもあるので、ダムカードも入手出来て好都合である。
越前おおの結ステーションまでのライド70.1㎞
— mfigure (@mfigure_jp) 2018年11月5日
上りAVE.23.4km/h 下りAVE.24.1km/h
下り疲れと向かい風で案外遅くて残念。
越前大野 - ルートラボ - LatLongLab https://t.co/ndb8dd73C2#ロードバイク初心者#ロードバイク#福井#サイクリング pic.twitter.com/ItdD9BkG9Q
ルートラボではこんな感じ。
47.6㎞とやや短いが、実際は大野市内でミスコースをやらかして無事往復100㎞越えとなった。
前回の龍ヶ鼻ダムと以前の大野結ステーションの実績から、午前10時半に出発すれば100キロライドでも暗くなる前に帰宅出来ると計算。
大野市結ステーションまでノンストップで、ほぼ正午に到着。
ここで、家からポケットにねじ込んできた小倉&マーガリンのパンの半分にしたやつを補給。9時頃朝食にラーメンを食べているので、カロリー的には問題ないはず。
20分くらい休んで再出発。
順調にいけばあと1時間も掛からず真名川ダムに着くだろうと思ったのだが、ここでミスコース。
大野市中心市街地から南へ向かう国道157号線に入れば道なりに真名川ダムに至るが、西側に並行する県道34号に入ってしまう。並行しているので、どこかで左折すれば国道157号に合流できると思っていたのだが、それらしい場所が見つからず、地元の人に道を尋ねるが、一旦戻って157号と直交する国道158号に出て、案内看板に従うべきという話。帰宅後地図を確かめると、戻らずとも国道157号に合流する道はあったが、自分のスマホは家を出ると電話しか使えない状態の為、現地で道に迷うと、このように確かめる手段がない。
ミスコースをしないように出発前地図をにらめっこするのだが、加齢もあって肝心な時に記憶があやふやになってしまう。
ロングライドをするにあたり、安物のロードバイクもハンデだが、電話代をケチってデータ通信ができないスマホもネックである。何とかしたいが、自転車に掛けるコストが一段落しないと無理である。分割で買ったホイールの代金が残っているし、冬用のウェアやタイヤ交換など、まだまだ自転車に掛けるコストは終わらない。
てなわけで、後で確認すると15分か20分程度のロスでしかなかったが、気持ち的には30分もロスしたような感覚で、焦りが出てくる。道も徐々に上りがきつくなってきてスピードが上がらず、それまで出ていた30㎞/h台は無理で20km/h台前半位に落ちる。
ダムからの水圧鉄管が見え、ふもとの五条方発電所から、いよいよ傾斜がきつくなり本格的なヒルクライムになる。ここから真名川ダムまでの平均斜度は5%で距離は3.5㎞。ヒルクライム的には大したことがないが、過去経験のない距離を走ってきているので、既に足に疲労を感じる。その為、数値以上に厳しさを感じる。
とにかく、絶対にダム管理事務所まで到達してダムカードをゲットするの一念で、ダンシングを時折交えながらひたすら足を回す。
途中スノーシェッドが付いたトンネルがあり、それを抜けると真名川ダムが巨大な姿を現す。その後2つ目のトンネルを抜けるといよいよ目的地に到着だ。
午後1時37分着。ミスコース分を除くとやはり大野市中心部から1時間といったところ。何はともあれ、ダムカードである。管理事務所のインターホンを押す。
無事ゲット。前回の龍ヶ鼻ダムもそうだが、この真名川ダムも自分は初訪問である。同じ大野の九頭竜ダム(長野ダム)は子供の頃から何度も行っているが、自転車で行くには少し遠い。
次に、このダムの名物ともいえる麻那姫像である。
金色に輝く麻那姫像?福井県大野市・真名川ダム - ワンダーゴールド(ゴールドフォトコーナー) - GOLDNEWS(ゴールドニュース)
村の大干ばつの危機にその身を生贄として捧げ大雨を降らせたという伝説にちなんだものだが、なんせ初めて来たものだから場所が分からない。
ダムの天端付近から周りを見回したがそれらしいものが見えない。また付近の観光施設を表した案内看板のようなものも見当たらない。
時間も押しているし焦ったが、157号をそのまま上流へ500mほど走ると、そこにあった。
なお、この辺りは例年冬になると積雪2m以上の超豪雪地帯で、積雪による損傷を防ぐ為に、この像は雪囲いで覆われてしまう。もしかすると間に合わないと思ったのだが、滑り込みセーフで、一昨日の木曜日に雪囲いで覆われてしまった。雪囲いは来年の4月にならないと解除されない。
麻那姫像の写真を撮って、ようやく一息。持参したエナジーバー一本を頬張り水を補給した。
午後2時を回って、あとは例によって、ただひたすら来た道を戻るのみの弾丸ライドである。いってなかったが、親の片方が夕方4時すぎに介護施設のデイサービスから戻ってくるので、それまでに帰宅を間に合わせる必要があるのだ。
大野盆地に入る大野市牛ヶ原の花山峠を除くと、ほぼ全部下り基調であるが、既に足が終わっているので厳しいライディングである。
その花山峠では足がつりかけ、その後家まで25キロの美山アンデパンダン広場あたりから、尻が痛くなってくる。やはり中華スパイダーサドルはロングランでは厳しいようだ。
帰路はノンストップで走り続け、帰宅は午後3時45分過ぎとなった。
ロードバイクでロングライドとは、100キロ以上が始まりで、このくらいで音を上げているようじゃまだまだという感じだが、現在の家庭環境では、これが限界である。
あとはひたすら練習して、時間当たりの距離を伸ばしていくしかないだろう。
ちなみにアベレージは23.4km/h、最高速は61.2㎞/hだった。
前回のコメントで、60km/hも出して怖くないのか?というのがあったが、普段の練習でも下りではこれくらいのスピードが出ている。これ以上は出すつもりはないが、あらかじめ上りで路面状況が分かっていて、状況が許すなら、この程度は全然怖くはない。出てるといっても瞬間的な物だし。ただし、往復ではない初めて走る未知の道では、当然危険なので40km/hまでセーブする。
怖いのはスピードでなく、自転車が暴れたり接地感を失ってコントロール不能になる事で、路面が鏡のようにスムーズであれば、速くても案外怖くないものだ。
逆に砂利道だと20㎞/hでも怖い。以前、峠の下りで工事をやっていて、結構斜度があるのに砂利道で、ブレーキを掛けないと速度が出るし、しかし掛け過ぎるとタイヤがグリップを失って転倒しそうになるという状況で、しかも途中で姿勢をキープするのに力み過ぎたのか腹筋が痙攣してしまい、凄まじい恐怖感を味わった。MTBで未舗装の山道をダウンヒルする動画を見たりするが、彼らの方が余程すごい。
平地では、スプリント的に踏んでも自分の場合はやっと40㎞/hを超える程度である。50㎞/hを楽に超える高級車が羨ましい。