スネップ仙人が毒吐くよ

50代ひきこもりの独白記


ロードバイクのブレーキワイヤーを日泉ケーブルに交換

先日、ロードバイクのブレーキワイヤー(ケーブル)を日泉(ニッセン・NISSEN)ケーブルに交換した。

柔軟性が高くて、動作がスムーズと評判の最高級ケーブルである。

 

レバーはクラリス にブレーキはテクトロと、安物で固めた我がロードバイクに似つかわしくない高級品である。何故か?

 

実は、このツイートと同様に写真撮影中に風もないのに勝手に倒れる事が続発しており頭に来ていた。しかも、決まって右側に倒れる。駆動系の表情が見える右側を写すのがロードバイク写真のセオリーなので当然なのだが、ディレーラーが傷付いたりハンガーが折れるリスクがあるので、全く良くない。ハンドルやサドルも当たるし、自分のバイクはボロボロである。

しっかりした壁とかガードレールに寄りかからせるのが一番良いが、それでは写真のアングルが限られてしまうので面白くない。

スタンドも軽量化で使いたくないので当然なしである。

 

f:id:mfigure:20200111145017j:plain

原因として考えられるのが、この車体の癖でハンドルが勝手に左側を向く傾向がある。

メンテナンススタンドで立ててハンドルを真っ直ぐにしていても、移動の為少し前後に動かそうとすると、ハンドルは左側を向いてしまう。

二輪車の特性として、ハンドルの向いた方向とは逆に車体が寝る事があり、それ故カーブで車体を素早く寝かし込む為に逆ハンを軽く当てるテクニックが知られる。またドリフト走行のモトクロス車がコーナリング中に逆ハンを切っているのも、遠心力で外側に立ち上がろうとする車体とバランスを取って寝かし込む意味がある。

もっというと、自転車が倒れないのはハンドルの向きによるところが多く、倒れそうな方向にハンドルを切ると車体が起きてバランスを取る。切りすぎると、今度は逆方向に倒れるので、またハンドルを逆向きに切る。この繰り返しなのだ。

このロードバイクは左にハンドルが切れる癖があるので、撮影の為にぎりぎりのバランスで立てていても、暫くするとその反対の右側に勝手に倒れてしまうという訳だ。

 

f:id:mfigure:20200111145516j:plain

こうなるのはフレームのヘッドチューブの左側を通っているリアブレーキケーブルが固くて突っ張る所為である。

変速ケーブルは左右対称の配置で、フロントブレーキケーブルはハンドル・フロントフォークと共に可動するのでハンドルの向きには影響しない。

ケーブル類は全てアリゲーターという格安中華メーカー品である。

 

そんなこんなで、この現象にウンザリしていたので、値が張る高級品のニッセンケーブルをポチったという訳だ。

 

f:id:mfigure:20200111111758j:plain

日泉ケーブルはアウターとインナーのセットで使用しないと効果的ではない。アウターケーブルは2mあるので1セットで前後のブレーキに使用するのに十分な長さがあるが、インナーはタイコというブレーキレバーに引っ掛ける部分が必要なので前後2セットを購入する必要がある。

ケーブルが突っ張って困っているのは後側だけなので、前ブレーキは安物で済ます事も出来るが、ブレーキレバーの感触がゴリゴリとワイヤーを引きずるような安っぽさがあり引きも重いので、それの改善も狙って前後共ニッセンに交換する。

アウターケーブルの末端に取り付るキャップもこの際なのでしっかりした物を購入。

これだけで計4K円弱。貧乏人には中々痛い出費だ。

 

 

さて、その結果だが……

f:id:mfigure:20200116142111j:plain

このような不安定な状況でもハンドルが切れ込む事なく安定した。

ケーブルの柔軟性という点では狙った効果があったので満足である。

 

だが、ブレーキレバーの感触の改善という点ではあまり効果を感じなかった。一応何かを引きずるようなゴリゴリしたものは感じなくなったが、世間の評判で云われる引きも軽くなるというのは、全く感じなかった。テクトロのブレーキは、効かないとは全く思わないが、バネが強くて握力がいるという弱点がある。それが改善されれば嬉しかったのだが、そうはいかなかった。どうやら、引きが軽くなるというのは、元々軽いアルテグラや105の話らしい。

しかし、家人の持ち物である別のロードバイクはテクトロブレーキでティアグラのレバーなのに、自分のバイクよりずっと引きが軽い。ケーブルがシマノのレバーに付属する純正品なので、中華格安ケーブルからまともなグレードに変えると軽くなるのかな?と思っていたが、どうやら違うようだ。レバーのグレードが上になると軽くなるのか、それともバネを細工して軽くしているのか?謎である。

 

以上、一応効果はあったものの、値段は中華格安ケーブルの3倍以上でコストパフォーマンスの点で疑問を感じる。ハンドルが左側に切れる癖も、ワイヤリングを工夫するとか巻かれて届くケーブルを伸ばしてから使用するとかすれば、何とかなるような気もする。

次は日泉ではなくシマノの普通のやつにするかもしれない。

なお、変速ケーブルも交換したが、こちらは不満を感じていないのでアリゲーターである。

 

底辺ロードバイクの2019年ロングライド総括

先日行ったサイクリングでお終いだと思うので、2019年のロングライドを総括したい。

 

 

今年は……

 

という前に、そもそも自分がロードバイクという物に乗り始めたのは2018年の3月からである。

snep1000.hatenablog.com

snep1000.hatenablog.com

それもロードバイクというのも少々気がねするような安物(新車価格5万円以下)の中古で、今年はようやく2年目といったところだ。

2018年の走行距離は固定ローラーの分も含めておおよそ3100㎞だった。

 

1年目は走行ログを保存できない安物サイコンだったが、2年目の今年はGPSサイコンを購入、走行ログをStravaにて確認できるようになった。

snep1000.hatenablog.com

12/23日現在の統計で、2019年の全走行距離は5,331.8 kmである。この数値は固定ローラーでの室内トレーニングも含まれる。

f:id:mfigure:20191223214111p:plain

そのうちロングライドは……

 

はぁ、ロングライドの定義をまず決めないと。

一応ここでは100㎞以上としたい。

なぜなら、Stravaでは毎月のチャレンジ項目としてGran Fondoというのがあり、100㎞以上の走行に成功した場合トロフィー(単なる デジタルバッジだが)が贈られるからだ。

自分は4月から12月までの毎月Gran Fondチャレンジに応募して、そのすべてのトロフィーを獲得した。

f:id:mfigure:20191223215640p:plain

という事で、これらのライドを振り返ることにしよう。

 

チャレンジを始めたばかりの4月は2回の100㎞ライドを成功させた。
これは別の目的があって、チャレンジとは関係なく結果的にそうなった。

 

これらについては、既にブログで書いているので詳しくはそちらを参照されたい。

snep1000.hatenablog.com

 

5月はチャレンジを成功させる為だけに走った1回だけ。 

途中坂井市の辺りで迷走しているが、これは道を間違えてしまったからだ。しかしこれで距離を稼いでいるので、素直に走ってしまうと100㎞に足りなかった可能性もある。一応1㎞位は超える計算だったが。

このころはまだロングライドに慣れてなく、単にノルマ達成を目的に平地が多いコースを選んだにもかかわらず、足が痙攣してしまった。

 

6月も全くのチャレンジノルマを消化する為だけのライド。

地図上ではシンプルに見える周回コースだが、前半でややきつい山がちの道となる。おまけにクランクの長さを165㎜から170㎜に変更していきなりのロングライドで、無茶といえば無茶な感じ。

クランク変更についてはこちら。

snep1000.hatenablog.com

 

7月もやはりノルマ消化的ライド。

 

 8月はさすがに加賀市方面は飽きてきたので、逆の南下コース。

早朝に出発したにかかわらず、猛烈な暑さで死にそうだった。距離も4月の九頭竜ダム以来の130㎞オーバーでハードだった。

 

9月は今年というか全期間で最長のライド。

150㎞を超える目標で走ったのだが、コース設定が甘く失敗。

途中で火野正平のTV番組に登場した「亀島」の写真を撮るために観光気分で時間を使ってしまったのも不味かった。距離に的を絞るべきだった。

まあ、焦らなくても直ぐに再チャレンジできるだろうと思っていたが……

 

10月は再び走りなれた加賀市方面。

前日に65㎞走っていて、連日ライドというのは自分的には新しいチャレンジ。若くない自分には、やはり体力不足で厳しかった。小松空港の自衛隊基地側までは行けたが、滑走路を挟んで反対側の空港ターミナル側にまで行く余裕無しで引き返す。

 

11月も加賀市方面(もう飽きたw

いや全然飽きてない。何度走っても満足した走りが出来てないので、これからもずっと同じ道を走るだろう。また同じ方面でも脇道とか走っていない所は無数にある。自分のライドは目的地があって走るのではなく、走ってみたい道を走るライドである。

 

12月は、もうオフシーズンで実走はもういいかという感じだったが、チャンスがあったので走る事が出来た。

しかし、さすがに寒いし、山へ行くと凍結防止剤が撒かれていて自転車が錆びてしまう(実際、前シーズンの冬に山道を走ったらおニューのホイールのリムが錆びてしまった。洗車が甘いのも原因だが)ので、山を避けつつ県内で距離を稼ぐコースを設定して走った。

前半に少し山があるが、ここは何度か走って、凍結防止剤が撒かれていないのを確認しているので。少しは山を走らないと鍛錬にならないし。

だが、やはり寒いし、冷え性で末端が冷たくなる自分には拷問に等しく、何が楽しくてこんな時期に走んなきゃいかんのかとも正直思うw

 

 

以上、4月を除けばGran Fondのノルマを果たす為に、各月一回ずつのロングライドを何とかこなしたに過ぎない。

2年目としては、これでも立派なのか、それともまだまだなのか?自分では判断が付かない。

ともかくいえるのは、新品価格5万円以下の底辺ロードバイクでも、頑張ればこの程度は十分走れるという事実だけである。

アラカンのジジィでもこの結果だから、若ければさらに余裕だろう。

f:id:mfigure:20191028143038j:plain

大分手を入れて、現在は当初の姿と全く違うものに変わっているが、安物であるのは変わりない。

 

来シーズンは、今年果たせなかった150㎞以上のライドを複数回行いたい。

 

自転車で100kmをラクに走る ~ロードバイクでもっと距離を伸ばしたい人に (大人の自由時間mini)

自転車で100kmをラクに走る ~ロードバイクでもっと距離を伸ばしたい人に (大人の自由時間mini)

  • 作者:田村 浩
  • 出版社/メーカー: 技術評論社
  • 発売日: 2016/05/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

ロードバイクのチェーン落ち、手を汚さずに出来る直し方

放置気味の当ブログ、アクセス解析にも興味はなくなっているが、どうやら一番人気があるのは以下のページらしい。

snep1000.hatenablog.com

 

その記事の中で、ロードバイク等、スポーツ自転車の場合の直し方として外部リンクを張っているが、実はもっと上手い直し方があるので、ここで紹介したい。

 

それは、ずばり

手を汚さずに出来るチェーン落ちの直し方

である。

 

文章や写真で説明しても分かりにくいので、下手糞ながら動画を撮ったので、以下それを見ていただきたい。

先ずは、よくある、フロントチェーンリングのインナー側に落ちてしまった場合である。

お分かりだろうか?

一目瞭然であるが、チェーンには全く手を触れていない。

 

文章にすると以下の手順となる。

前提として、インナー側にチェーンが落ちるのはフロントディレイラーをインナー側に変えた時に起きる。

  1. 左レバーを操作して、フロントディレイラーをアウター側に切替える
  2. リアタイヤを浮かせる
  3. クランクを正方向に回転させる

ただ、これだけである。

上の動画では撮影の都合上スタンドを使っているが、現場ではサドルを持ち上げてリアタイヤを浮かせてほしい。

クランクも自転車の左側に立って右へ手を伸ばして回すことになるが、一瞬で直ってしまうので、苦労はないと思う。

 

さて、次はアウター側にチェーンが落ちてしまった場合である。

こちらは、インナー側に比べると頻度は落ちると思う。前提として、インナー側からアウター側にフロントディレイラーを変えた時に落ちたとする。

 

こちらも基本的にはインナー側と同じだが、少々ポイントとなる点がある。

  1. 先ず、クランクをゆっくり正回転させてチェーンがクランクとチェーンリングの間に挟まる位置まで回す
  2. 左レバーを操作して、フロントディレイラーをインナー側に切替える
  3. リアタイヤを浮かせる
  4. クランクを正方向に回転させる

となる。

アウター側はチェーンがフレームに掛からずに後ろへ抜けてしまうので、レバーを操作する以前に1.の手順が必要となる。

 

以上である。

リア側は、通常ディレイラーの調整が間違っていなければ、チェーンが落ちる事は無いと考えてよい。だから、フロント側のチェーン落ちのみの説明で終わる。

フロント側はしっかり調整していても、乗り手の操作ミスによって落ちてしまう時がある。信号待ちでインナーに落したつもりでチェーンが半分しか落ちていなくて、その時に癖でクランクを逆回転させたりすると落ちてしまう。また、アウターローからインナーローに変えた時も落ちやすい。

 

てな感じで、非常に簡単に直せてしまうのだが、案外このテクニック知られていない様である。

よくある自転車専用サイトなどで、「チェーン落ちを直す時に手が汚れないようにゴム手袋をツールケースに入れておきましょう」などと書いてあると、思わず笑ってしまう。

まあ、チェーンが切れてしまった時に触る必要はあるかもしれないが、そんな事は滅多にあるものでない。一応チェーンカッターは携帯しているが保険の意味合いが強く、ゴム手袋まで携帯する必要性は感じない。

 

ロードバイク完全メンテナンス[雑誌] エイムック

ロードバイク完全メンテナンス[雑誌] エイムック

 

古いスマホが限界、マイクロSIM対応のTommy3 Plusに買替

このところというか、ずいぶん前からだが世間では何とかPayとかいう、スマホ決済アプリが流行っているそうだ。

などと他人事のような出だしだが、当方その手のサービスには全く関心がなかった。高齢者というほど老け込んではいないし、スマホも全く使えないという訳ではないのだが……

 

その肝心のスマホが問題で、大分前から以下のような症状に悩んでいた。

f:id:mfigure:20191116194637p:plain

アプリの自動更新をONに設定しているが、しばしば保留中となり、更新されないのである。

手動で更新を試みると、

f:id:mfigure:20191116195135p:plain

空き容量を増やすために不要なアプリを削除せよという。しかし、どのアプリも必要な物ばかりで削除するわけにはいかない。

キャンセルボタンを押すと、

f:id:mfigure:20191116195517p:plain

当然のように更新は失敗となってしまう。

要はストレージ容量が少なく、これ以上のアプリをインストールする事は不可能なのである*1

スマホ決済サービスをニュースでいくら話題にしたところで、出来ない物に関心を持つ筈がない。

まあ、メルカリは入っているので、メルPayは使えなくもないが。

 

当方のスマホは今は亡きFREETELのPriori3 LTEである。

約3年前とある親切な方から無料で頂いた物である。

snep1000.hatenablog.com

末永く大事に使うつもりだったが、わずか3年というべきか、ここまで良く持ったというべきか分からないが、実用の限界となってしまったようだ。

傷も殆どなくバッテリーの持ちも悪くないというのに、ソフトウェア的に限界というのは非情なものである。Androidのバージョンも古いのでセキュリティ的にも宜しくないのだろう。

残念だが、買替を検討するしかない。

 

とはいっても、経済状態は3年前から全く向上してはおらず、相変わらずの金欠である。高価な物は当然手が出ない。

 

最大限でも1万円台でないと購入は難しい。

 

そして、マイクロSIM対応でないと使えない。そう、困った事に今時

 

マイクロSIM

 

ナノである。ナノSIMではないのである。

現在使用しているキャリアは楽天モバイルだが、退会時にSIMカードを返却せよと云っている。その際SIMカードを破損していると実費を取ると書かれていて、カッターを使用してマイクロSIMをナノ化するのはリスクが大きい。実費というのがいくらなのか不明で、貧乏人としては危ない事が出来ない。カットが成功して、永遠に楽天を使い続けるというのならいいが、絶対にそうなるとはいえないだろう。

かといって、正規の手続きでナノSIMに交換するには、手数料として3000円が取られるのである。

1万円そこらのスマホを検討するような貧乏人にとって3千円は決して安い物ではない。

 

ということで、しばらく前からAmazonでマイクロSIMに対応した中華スマホをチェックしてはウィッシュリストに入れていたのだが、暫くするとどれもこれも“この商品の再入荷予定は立っておりません”になってしまう。

マイナーな商品ゆえ入荷数が少なく、初期の在庫が捌けると消えてしまうのだろう。

そんな折、最近気付いたのがWikoという聞きなれないメーカーのスマホである。どうもフランスのメーカーらしく(製造は例によって中国だが)中華メーカーばかり探していたせいで穴だった。

Wikoが日本市場に初投入した機種がTommyというもので、メルカリで物色しているときにたまたま検索に引っ掛かった。それがマイクロSIM対応だったので詳しく調べると、日本投入第三弾として今年発売された後継機種がTommy3 Plusで、これもマイクロSIM対応だった。

Wiko(ウイコウ) Wiko Tommy3 Plus Anthracite Matte W-V600-BK

Wiko(ウイコウ) Wiko Tommy3 Plus Anthracite Matte W-V600-BK

 

 

第三弾があるなら第二弾もあるはずで、これはViewという機種で、これもまたマイクロSIM対応なのだ。

今後もこの調子でマイクロSIM対応機種を発売してくれればWikoは救世主といえそうだが、あまり期待しないで注目したい。

 

販売者によって多少違うが、Tommy3 Plusは低価格のエントリー機で1万5000円前後である。Priori3は1万円前半だったので、もう少し安いと嬉しいが致し方ないだろう。

メインメモリは2GB、ストレージは16GBで、今の基準ではショボいとしかいえないが、Priori3が1GB/8GBであった事を考えればマシである。ストレージが倍程度では将来に不安を感じるが……

 

ともかく、現状ではこれしか選択肢がなさそうである。

 

しかし、それでも1万5千円は重い。ポチろうか見送ろうか悶々として日々を過ごしていたところ……

 

なっ、なんと

楽天のダーツくじで、まさかの

5000ポイント当選!

 

残り1万円なら何とかなりそう、となって無事ポチったのだった。

f:id:mfigure:20191104154117j:plain

今回は楽天に感謝するしかない。

Tommy3 Plus(Bleen)

Tommy3 Plus(Bleen)

 

*1:一応、キャッシュを削除したり一部のアプリはSDカードに移動する事で更新は可能であるが、毎回それをやるのに嫌気がさしており、もはや我慢の限界である

ゆっくりロングライド出来ない家庭事情

前回の記事の読者反応でこういうのがあった。

 

ブログのネタにならないロードバイクライフ - スネップ仙人が毒吐くよ

福井から大阪までサイクリングしたらブログのネタになるでござる!

2019/10/22 00:14


福井から大阪までサイクリングしたらブログのネタになるでござる! - UrushiUshiruのコメント / はてなブックマーク

 

それに対する返答だが

 

 

と、まあこれ以上いう事も無く終わらせてしまっても良いのだが、いい加減不満を隠して生きているのも辛いので、ここで吐き出す。

 

うちは4人家族で、両親と下の肉親一人と同居している。

両親は共に80代、父は足腰が悪くほぼ家に閉じこもり。母が問題のボケ老人でデイケアサービスの利用で、特別な日以外はAM8:30頃~PM4:00頃まで外出となる。

下の肉親は会社員で、母を見送った後AM9:00頃の出社、帰宅は様々だがPM9:00頃の帰宅が多い。

そして自分は、ご存じの通り無職で引きこもりである。

平日のスケジュールは、AM9:00までは下の肉親が両親の朝食等の面倒を見ており、夕方は自分がPM6:00頃の両親の食事の世話をする。ただし朝食後の皿洗いなどの後片付けは自分の担当である。

認知症の母は常時監視が必要であり、PM4:00頃の帰宅から大人しく就寝するまで、ほぼ付きっ切りとなる。

 

父は足腰が悪く階段は登れないが、家の一階は移動でき生活動作の殆どは介助無しで可能である。風呂のみ週一でヘルパーさんが訪れ介助してもらっている。

その他、隔週で歯医者の訪問診療があり、その日は母もデイケアは休んで在宅となる。

 

以上の状況から、平日にライドする場合は最大限に時間が使えてもAM10:00~PM4:00までの6時間である。

 

さて、土日はどうかというと、これが全く見通しが立たない。
というのは、下の肉親の行動次第だからだ。

まず、土曜日は隔週で午前中に両親が通院。それに付き添うのが下の家族だが、通院後お昼を外食にするのがパターンである。PM1:00に帰宅する場合もあれば、PM2:00を過ぎても帰らないときもある。逆に外食をしないで午前中に帰ってくる事もなくはない。

帰宅後も不明で、そのまま家にいて母の面倒を見る事もあるし、そのまま外出する場合もある。

この日は基本使えない。様子を見て2時間程度走る事はあるが。

通院がない土曜日は、母はデイサービスに行くので平日と同様である。

 

日曜日も基本、他の家族次第であるのだが、たまにチャンスがやってくる。

下の家族は、ランニングが趣味で、その派生でトライアスロンもやっている。

f:id:mfigure:20191027144012j:plain

大会がある日は、前日の午後から母をお泊りサービスに預け、前日の夜か当日の早朝に出掛けてしまう。

つまり大会のある日だけは、母がPM4:00に帰宅しないので、その制限が解除される。しかしながら、朝の父の食事と夕方の食事の面倒は見る必要があるので、いつもより2時間余裕が出来るだけである。

 

そんな具合で、結局最大限ライドに使える時間は8時間以内なのだ。

時間制限がある以上、距離を伸ばすには平均速度を上げるしかない。前回、観光には興味ないといったが、こんな状況でゆっくり観光地を見て回る余裕はなく、弾丸ライドになってしまうのは、必然なのである。

 

家族で話し合って、ロングライドをしたい日を空けてもらえば良いのでは?という意見もあろうが、答えはノーである。

会社員で家に金を入れているならともかく、東京で失敗して帰ってきた出戻り無職引きこもりに、そんな人権があるわけないだろ。

東京にいる間ろくに帰省もせずに、両親をほったらかしにしたわけだから、今になって自由がある筈はない。自転車かどうかはともかく、一人暮らしでいる間自由に旅行に行けば良かっただけである。

もっとも、貧乏非正規は住むだけで精一杯で、ろくに東京観光も出来ていないのだが。

向こうにいた約25年、サンシャインの展望台もランドマークも上がった事が無いのだ。理由はタダじゃないからだ。東京タワーも一度だけ。しかし、タダで上がれる都庁も上がっていないので、観光自体やっぱり興味がないのかもw

エンジンの付いたバイクでツーリングしたこともあったが、弾丸ライドばかりで土地の名物を食べた記憶もない。

子供の頃、親父に何故寿司屋(回らない方)に連れて行ってくれないのか?と訊いたら、自分で稼いでから食べればよいといわれたが、いまだにそれも叶っていない。若い頃というか40代前半までは、いつか好きな物を自由に食べられるようになるから今は我慢の時と思っていたが、もうあきらめた。

家自体に財産はあるようだから、他の家族に遠慮がなくなれば何とでもなるのかもしれないが、そうなるまで後何年待てばよいのだろう。

親が亡くなって年金を当てに出来なくなる家族や、葬式も出来ずに死体を腐らせ逮捕される人よりは、余程マシとはいえ、惨めである。

 

まあ何であれ近所を5~6時間で帰って来られる程度が、身の丈に合ったライドという訳だ。