スネップ仙人が毒吐くよ

60代独身じじぃの独白記


ドカ雪その後

今日は一日晴れ、明日も晴れの予定なので、ドカ雪終わったと信じたい。

 

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以下本日午後の撮影。

 

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この辺は道に水を流しているので、真ん中の雪は消えているが……

 

f:id:mfigure:20180114133351j:plain裏通りはこんな具合。これでも深夜に除雪車が入っている。

 

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駐車場の車の埋まり具合。積雪70センチくらいか。

 

某氏から風邪ひいているなら写真撮ってちゃダメだと忠告が。

2日前は寝ている場合でなく除雪作業、筋肉痛が痛い(変な日本語)。

 

先ほど熱を測ったら、37.2℃だった。

写真撮ってたらダメだった。おとなしく寝ますw

 

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ドカ雪

風邪ひいてるのに勘弁してください。

今日の福井は一日中氷点下。

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風邪ひいてなくてもヤダ。

 

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【ネタバレ】ラ・ラ・ランドの元ネタの一つか?ニュー・シネマ・パラダイス完全オリジナル版

連日映画三昧、しかし気に入った作品には中々当たらない。

 

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ニュー・シネマ・パラダイスは以前から高い評価を訊いていたので、期待して観たのだが、自分としては面白く感じられない種類の映画だった。

なお、ニュー・シネマ・パラダイスには、イタリアオリジナル版、劇場公開版、完全オリジナル版の3種類があり、今回観たのは完全版である。

ニュー・シネマ・パラダイス 完全オリジナル版 [DVD]

 

あらすじを説明する。

実家に30年以上も帰らない息子と連絡を取る為、懸命に電話をかける老女。老女は電話を取り次いだ女に、アルフレードが亡くなったと伝言を残す。

第二次大戦中、シチリア島のある小さな村で父親を戦争に取られ、母・妹と貧しく暮らす少年トト。村民たちの唯一の娯楽は教会と兼業の映画館だった。トトは司祭の手伝いをする傍ら、映写室に潜り込んで映画を観るのが楽しみだった。そこの主が、映写技師のアルフレードである。

しかしある日、着火しやすい当時のセルロイドフィルムが原因で、映画館は火事になる。アルフレードはその事故で視力を失ってしまう。

映画館は程なく再建されるが、正式な映写技師はおらず、アルフレードの傍らで機械の操作を覚えていたトトが、幼い少年ながら映写技師として働き始める。

やがてトトは高校生となる。そして、村に裕福で美人の転校生エレナが現れ、トトは彼女に一目ぼれしてしまう。初恋でぎこちない仕草のトトだったが、熱心さが伝わり二人は付き合い始めるが、エレナの両親はそれを快く思わなかった。金持ちの息子を許婚にし、エレナは引っ越すことになってしまう。

一方トトは父親を戦争で失った為兵役を免除されるはずだったが、手違いで徴兵されてしまう。村を去る前、二人は出会うことを約束するがすれ違いに終わる。

トトの兵役は何とか1年余りで除隊して村に戻るが、再会したアルフレードは、村を出て長い年月戻るなという。

立派な紳士となってアルフレードの葬儀で村に戻ったトトは、エレナにそっくりの若い娘を見かける。彼女はエレナの娘だった。エレナは村に戻り、親が決めた金持ちの息子ではなくかつてのトトの友人と結婚していた。

一方トトは、ローマで映画監督として成功したが、いまだ未婚なのだった。

 

といった具合である。

もう言わないでも分かると思うが、エレナとトトの恋の結末が、ラ・ラ・ランドとそっくりで脱力してしまった。

ああー、またコレ系の安いメロドラマかよ!

超ガックリである。

 

明言は誰もしないが、相当ラ・ラ・ランドはこれを意識して制作したのではないのか?

ミュージカルではないが、過去の名作映画を随所に引用しているところも、似ている。

それが、映画に詳しいオタク層に受けて高評価につながったと思うが、それってあざとい演出ではないか?

 

エレナとトトの恋の始まりも、トトの一目ぼれという理由にならない恋であり、一方的にストーカー的に押して付き合い始める強引なストーリーである。

現実の男女はそんなに簡単に両想いにはならない。

しつこいが、ラ・ラ・ランドの二人も似たようなものである。いきなり踊り始めてシンクロしてしまうようなファンタジーだから大目に見るってだけだろう。

 

それで、一方は映画に生きて、もう一方はジャズ。そして、最後は女は幸せに家庭を持って、男の方は仕事は成功したが、ひとり……

 

何か他にも似たストーリーの名画があるのかな?

高評価でも、こういうストーリーだとしらけるので、観たくない。どうなん?

そりゃ、結局うまくいかないのが現実だが、それなら魔法のように恋に落ちるなと言いたい。魔法を見せるなら最後まで魔法を見せて欲しいし、上手くいかないなら紆余曲折あって両想いにならないと面白くない。

こういうラストだと、「結局駄目だったかザマアミロ!」である。

 

唯一納得できたのは「人生はお前が観た映画とは違う、もっと困難なものだ!」というアルフレードのセリフである。

 

 

ニュー・シネマ・パラダイス 完全オリジナル版 [DVD]

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トレーニングチューブと腹筋ローラーによる筋トレ経過報告6

毎月の定期報告。

今月からタイトルを「トレーニングチューブと腹筋ローラーによる筋トレ経過報告」に変更する。

筋トレでプロテインを飲むのは当たり前だし、最近は腹筋ローラーよりもトレーニングチューブを使う割合が増えているので。

また、ラバー負荷のマシンも使っていたが、暖房のない縁側に置いてあるので、冬は寒すぎて使用を断念。現在は自室にて、トレーニングチューブで代用している。

 

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てな感じで今回も例の上半身写真を貼り付ける。

 

 

 

 

よろしいか?

どーん!

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まあ、いつもの通り変わってないようなw

体重も年末年始だったが、50kgキープ。

腹筋はともかく、胸が薄いので何とかしたい。

松本人志までいくと気持ち悪いが、宮根誠司程度までは厚くしたい。同じ50代だからやれるはず。

 

上記した通り、現在はマシンでのベンチプレスはあきらめ、チューブにしている。

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本来はドアにアンカーを挟んで固定するが、あいにく自室は引き戸なので、机の一部にベルクロベルトを巻き付けて固定している。

高さが低いので、背を向けて膝を付いて座り、チューブを胸の前に引っ張るように腕を突き出すことでベンチプレスの代用としている。

写真のチューブの本数で15~18回×3セットである。

ただ、現状では大胸筋に全て負荷が掛かれば良いが、上半身毎後ろに引っ張られてしまい、あまり効率的とはいえない。

上半身を引っ張られないポーズや腹筋の強化で対抗する等、試行錯誤状態だ。

今のところは筋力の現状維持に努め、春になったらマシントレーニングに復帰するのが良いのかもしれない。

 

その他、今までは2日でトレーニングを回していたが、メニューを増やして3日で回すサイクルに変更した。

トレーニングチューブを上の場合とは身体を逆向きにして、後ろに引く運動を加えたのである。

 

1日目 腹筋ローラー15~18回×3セット、チューブ胸前方引き15~18回×3セット

2日目 チューブ胸後方引き15~18回×3セット

3日目 チューブ負荷付きスクワット15~18回×3セット

 

という具合である。

また、チューブの組み換えの手間と今後の負荷増強のために、新たにもうワンセット、トレーニングチューブセットを購入した。

 

最初に購入した物と内容はほぼ同じだが、ポーチがメッシュではなく中身が見えない袋、説明書が日本語付き、チューブの金具に強度の数字が書かれたタグが付いている等の違いがある。わずかな違いだが、こちらの方が良いかもしれない。

 

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腹筋ローラーの回数が減っているが、一回の動作にかかる時間を5秒ほどの長めにして身体をほぼ水平の位置まで伸ばしてやってみたところ、この回数となった。

腹筋よりも腕や肩の負担がきついように感じるが、これでしばらく様子を見る。

膝を付かないでやる立ちコロも全くできないわけではないが、浅い角度で5回×3セットが限界のうえ、継続してやれない。腹筋だけでなく全身を鍛えないと、どうやら無理のようである。

 

プロテインはまた違うブランドの物を購入した。

540WPC(ホエイプロテイン) 1kg 無添加 ナチュラルを再度購入したかったが、売り切れだった為である。このプロテインはコストパフォーマンスは抜群だが、在庫数が少なく、在庫が切れてしまうと再入荷も遅いようだ。マイナーメーカーなので仕方ない。

ニチガでもよかったが、ボディウィングを試してみた。

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ニチガよりもわずかばかり値段が高いが、8gの計量スプーンが付いてくる。

100g中のタンパク質も、ニチガが77.5gに対し78.0gとわずかに多い。

 

味は以前、某有名はてなブロガーがまずいといって、アルプロンに乗り換えてそれを勧めていたので警戒したが、普通である。

540よりはコクがあるが、ニチガよりはあっさりしている感じだ。

といっても、何れもプレーンで味が付いているわけではない。しいていえば、粉っぽさとか、ミルクの香りの濃さが違うだけだ。

溶けやすさも、泡立ちはあるがちゃんと振れば溶ける。

自分はグリシンを混ぜているが、美味しく飲めている。筋量を増やしたい人は、砂糖を少し混ぜるだけでも美味しく飲めるだろう。筋量を増やすには糖質も必要なので問題ない。

 

ホエイプロテイン 1kg 無添加 ナチュラル 

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弱冠25歳で監督・主演の驚異!市民ケーンは紛うことなき名作映画だった

昨年末、昨日と、どうにも自分的には納得できない作品ばかり観てしまったので、確実に名作といえる映画を観たかった。

本日セレクトしたのは、オーソン・ウェルズ監督・主演の市民ケーンである。

 

 

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映画ファンの間ではよく知られた作品で、今更取り上げるのも気恥ずかしいところだが、実際観るのは今回が初めてだ。

オーソン・ウェルズ氏も、名優・怪優として、ラジオドラマで宇宙人襲来のパニックを引き起こすなど、伝説的な人物として名前だけは知っていたが、恥ずかしながら何も作品を観たことがなかった。

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果たして、どれほどの名作であるのか?

上記作品のように裏切られてきただけに、これでも懐疑的だったのだが……

 

 

紛うことなき名作だった。

 

ネタばれを避け、導入部だけ説明する。

怪しい雰囲気の古城で、一人の老人が

「Rose Bud」(薔薇のつぼみ)

という謎の言葉を残して世を去る。

彼はアメリカの大富豪、新聞王チャールズ・F・ケーンであった。

彼が息を引き取った古城は、彼の邸宅ザナドゥだった。

彼の死を伝えるニュース映画の試写で、記者のトムスンは上司より「薔薇のつぼみ」の意味を調査するよう命令される……

 

ヤバい、この時点で興味深々である。

1941年公開の古い映画で、モノクロだとか新聞王とか時代背景が古いとか色々あるが、そんなものは関係なしに引き込まれる。

 

個人的というか、ほとんどの人がそうだろうが、つかみが弱いと後が続かない。

満点のつかみである。

 

どうやら、上で個人的に評価が低かった作品は、つかみで既にダメだった。

 

ただし、つかみも個人の趣味に左右される。ミュージカルに興味ないとか、パワハラは見たくないとか、悠長なしゃべりのキャラは嫌とか、そういうのが障害だったのもある。

だから、市民ケーンも、若い人にはただ古臭くて見づらい映像ということで、受け入れられない可能性もあるだろう。

人によっては、映画は劇場で大画面で観ないと駄目という意見もあるが、当方はモノクロでも平気だし、画面が小さかろうが、画質が少々悪かろうが、全然気にしない質である。何せVHSレンタル・ダビング世代なので。

 

導入後は、記者のトムスンが、ケーンの関係者を訪ね、各人の回想録として時代をさかのぼってケーンの人生が描かれる構成である。

今となっては珍しくない構成であるが、時系列順に物語が進まないこの手法は当時では斬新なものだったようだ。

 

つまり主演のケーンを演じるオーソン・ウェルズは25歳の青年期から晩年の70代の老人までを一人で演じている訳だ。

しかも観ているときは知らず、後で調べて分かった事だが、当時この映画を撮影した時点で彼の年齢は25歳だった。

観ているときは40歳ぐらいの俳優が若作りして20代を演じ、70代までやったのだと思ったのだが、彼はそれよりずっと若かったのである。

実年齢と同じ青年期の演技はともかく、20代で70代の老人の役を全く不自然さを感じさせることなく演じているのは驚異的である。ハリウッドの特殊メイクのレベルの高さがあったとしても、すごい演技力だ。名優・怪優という評価もうなずける。

 

以前レオナルド・ディカプリオがアビエイターで、青年期から晩年までのハワード・ヒューズを演じていて感心したが、ウェルズの方が一枚上手であるように感じられた。

 

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この演技力の高さも、本作の大きな魅力であるといえよう。

 

そして謎の言葉「薔薇のつぼみ」が物語を引っ張る仕掛けのたくみさで、最後まで興味が尽きない。

最後の最後でそれが何か分かることになるが、その伏線は導入部のニュース映画の中にもちゃんと張られている。

なるほどと唸らせられる素晴らしい脚本である。

 

それにしても弱冠25歳で監督・主演とは凄まじいほどの大天才である。ラ・ラ・ランドのチャゼルは2009年24歳で監督・脚本デビューしたが、セッションでアカデミー受賞まで更に5年を要した。

市民ケーンはアカデミー9部門ノミネートで、脚本賞を受賞することになるが、当時実在の新聞王をモデルにしたことから、様々な妨害を受け、受賞は一つのみに留まり興行的にも成功したとはいいがたい結果に終わったようだ。

その後もハリウッドに嫌われてしまったのか?あまり作品に恵まれず、これほどの天才でありながら不遇な生涯を終えたように見受けられるのは残念である。