スネップ仙人が毒吐くよ

60代独身じじぃの独白記


ハイライズステムの逆付けでロードバイクのハンドル高を下げたよ

前回も触れたが、自分のロードバイクはノーマルな状態では随分ハンドルが高い。

 

snep1000.hatenablog.com

 

色々やって、ステムをコラムの一番下にべた付けするまで下げたのだが、それでもあと3㎝位下げないと希望の高さにならない。

残された手段として、ハイライズステムを逆付けすることにした。

ハイライズステムとは、ハンドルを留めているクランプ部分の横棒が急角度で上を向いているパーツである。

 

こんな感じである。

 

本来は、ハンドル高を上げる為に使うパーツだが、これを上下逆付けしてハンドルを下げる作戦だ。

ところが、このハイライズステムは様々な角度と長さがあって、どれを付けたらどの位下がるのか?さっぱり分からない。

大体ステムで商品を検索しても、長さは分かるが、角度が分からない商品も多い。非常に不親切だと思う。

上の例だと、角度は35度で長さは70㎜ということらしい。

この角度の表記もまちまちで、同じ35度でも商品によっては65度と表記されている場合もある。つまり真横を90度とするか0度とするかで、表記が違うという訳である。

ちなみに、普通ノーマルな角度のステムは大体6度(84度)が多く、水平にしたい場合は17度(73度)を選べばいいらしい。

とにかく、まともに商品を買って欲しいなら角度位すぐ分かるようにして売れよと思うのだが、この業界は全くいい加減なようだ。

 

てなわけで角度が分からない人向けに、アジャスタブルといって、ある程度自由に角度が変えられるステムもあったりする。

 

これは一見便利だし、形もメカニックでなかなか格好良さそうなのだが、これには重大な欠点がある。

重いのである。大体普通のステムが150~180g程度なのに、250~300gの重さがあるのだ。ざっと100gも重いのだ。

100g程度は体感できないという意見も当然あるのだが、もともと重い安物ロードバイクで総重量が10kgを遥かに超えているので大問題である。

お試しで付けてみて、角度が決まったら普通のハイライズステムに替えるという手もあるが余計な出費は抑えたい。

 

また角度はアジャスタブルがあるが、長さについてはアジャスタブルなどという便利な物は殆どない(一応僅かに伸縮するステムもあるにはある)。

 

結局、適当に買って合えばそれで良いし、合わなければ買い換えなのだろう。合わなかったステムはヤフオク行きというわけだ。普通に稼げる人はそれで良いが、無職にはキツイ。

 

そんな感じで、たかがステムごときで散々悩まされたが、意を決して以下のステムを購入した。

 

角度は50度/130度となっているが、水平位置から±40度という事である。

長さは100㎜であるが、現在付いているノーマルのステムが90㎜なのでそれより若干長い。ただし角度が付くので、水平位置で測ると殆ど長くはならないだろうという事で、これを選んだ。

同じメーカーの同じ角度のステムで長さ80㎜もあったが、長さが短くなると高さもその分下がらないので、長めの方が良いというのもある。

 

あと決定的なのが、色がシルバーというのがある。

 

この頃は殆どのアルミパーツがブラックばかりで面白くない。カーボンパーツの影響もあるのだろうが、実につまらない。

安い中古のロードバイクであるが、これでも気に入っているのはシルバーのパーツが多いというのがあるのだ。だから色はシルバーで合わせたいのだ。

何故か80㎜の長さの方はブラックしか売っていない。

というか、ハイライズステムでシルバーというのはこれくらいしか見当たらなかったのだ。

 

ハンドル側のクランプ径は25.4㎜で、31.8㎜がほとんどのロードバイクではマイナーな存在だが、幸い自分のロードバイクは25.4㎜である。コラム側のクランプ径はメジャーなオーバーサイズといわれるもので問題ない。

ちなみにハンドル径の25.4㎜だが、クロスバイクやクロモリフレームのクラシックなロードバイクではメジャーなサイズである。

 

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パーツが到着して早速重さを量ると152gだった。ノーマルステムは写真を撮っていないが160gだった。このくらいは誤差で体感できるはずもないが、軽くて良かった。

 

サクッと装着。

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見た目はともかく、予定通り約3㎝下がったようである。

コラムのクランプ部分の厚さがノーマルより5㎜厚くなったので、1㎝厚のスペーサーを取り除いて5㎜の物に替えた。

5㎜×2枚のスペーサーで1㎝一枚でも良いが、ベルを元からある5㎜のスペーサーに固定していたので。

 

自転車全体の様子は……

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Before

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After

微妙である。カッコいいような悪いような。

ポジション的には、Beforeでもハンドルの角度を寝かせてグリップ位置を下げていて、Afterでは通常のハンドル上面が水平位置になるように戻したので、あまり変わっていない。

ハンドルの角度調整で、もっと下げられるという事だし、ハンドル形状を現在のアナトミックシャローというタイプから、クラシックな丸ハンに替えればレバーの位置をもっと下げられると思う。

FUJI(フジ) BALLAD R 49cm 2x8speed BRITISH GREEN ロードバイク 2018年モデル 18BLDRGR BRITISH GREEN 49cm

 

本当はこういうクラシックなスタイルのバイクが好みだが、サドルが高くて自分は無理なのである(泣

NITTO(ニットー) B105AA ドロップハンドルバー 400mm/(25.4)
 

 

まあ現在でも十分低く、身体もそれに慣れてはいないので、しばらくはこのまま様子を見る。