スネップ仙人が毒吐くよ

60代独身じじぃの独白記


例年より早い開花の福井市中央公園の梅

今年の福井は去年とは打って変わって雪がない。

気まぐれだが、久々に一眼レフカメラを持ち出した。目的は、すでに1月下旬に開花が伝えられた福井市中央公園の梅である。

 

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中央公園の南西側、福井藩ゆかりの美術評論家・思想家である岡倉天心像の周囲に梅の木がある。

岡倉天心 - Wikipedia

 

つまらぬネタだが、日本画でパレットとして使用する下のような皿を梅皿という。 

墨運堂 陶器 梅皿 パック 8.5cm 26551

墨運堂 陶器 梅皿 パック 8.5cm 26551

 

公園の北西側にも梅の木はあるが、そちらは今一つの見栄えだった。とはいえ、こちらもまだ満開というほどではない。

 

以下8枚の写真。

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IMGP3555

IMGP3541

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カメラとレンズは例によって

PENTAX K-30

smc PENTAX-DA L 50-200mm F4-5.6 ED WR

である。

 

有名な梅林ほど本数は多くないが、まだ固い蕾がいっぱい見られるので、3月になればもっと多くの花を楽しめるだろう。

 

梅は咲いたか 1

梅は咲いたか 1

 
梅は咲いたか 2

梅は咲いたか 2

 

右手をいたわる為に左手マウスを追加した

毎日鬱々とした気分で過ごしている。

いまだ右手の調子は悪い。治療を施していないのだから当然である。

 

snep1000.hatenablog.com

 

せめて出来る事は、なるべく右手を使わないように暮らすだけである。

右利きなので、生活で右手を使わないわけにはいかないが、パソコンのマウス操作位は左手でも可能である。というか、右手が痛くなる原因の多くは長時間のパソコン作業である。怪我をする以前から、右手の腱鞘炎に度々悩まされてきた。

 

snep1000.hatenablog.com

こういうタッチパネルのパソコンも買ったが、画面サイズが小さいので長時間の作業はやはりしにくい。

そこで、以前にも検討したことがあるのだが、左手でトラックボールを使えば良いかもしれないと考えた。

 

これを購入しようとポチる寸前までいったが、4千円は今の自分には結構重い金額で押せなかった。

結局どうなったかというと……

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こうなった。

左側のスペースが狭いので、トラックボールにしようと思ったのだが、一応普通のマウスで操作できるか試すことにしたのだ。

トラックボールはマウスでダメだった時に考えれば良いだろう。

 

結論からいえば、今のところ右手の負担が大きく減って、大いに満足している。単に右側にあったのを左に移したのでなく、追加であるので、右でも勿論操作可能である。細かい作業は従来通りに右のタブレットを使う。

 

実をいうと、最初はポインターの動きが上手く手に追従せず使いにくかった。15年以上前に購入した初期の光学式マウスで、今時のレーザーマウスと違い、光学センサーの精度がよろしくないからだ。

机の上に直接置くのはもちろんダメで、オマケの無料マウスパッドもダメだし、安い布張りのパッドも動きがしっくりこない。とにかく、ポインターが思った様に動かせないので、匙を投げて長い間死蔵していたマウスである。

今回これを使ったのは、他に持っているマウスのケーブルが全部短くて届かないからだ。これは旧式だが無線式だったので、新型を買うのも何だし、使ってみる事にしたのだ。

 

とはいえ、ポインターが上手く動かないし、その上慣れない左手を使うので、やっぱりぶん投げてやろうかと思ったのだが、良いマウスパッドを購入して解決した。

楽天の期間限定ポイントを消化しないといけないので、「光学式対応」で検索して見つけたのだ。 「光学式対応」で検索するのは思いつきだったが、そういうマウスパッドがちゃんとあるのだな。

スペースが狭いので面積が小さくて安いマウスパッドを選んだが、薄型の貼り付け式で段差がなく、少々マウスをはみ出るような動かし方をしても縁に引っ掛からないので使いやすい。

勿論肝心のポインタの動きも手の動きにちゃんと追従してスムーズである。これなら死蔵していたこのマウスでも問題ない。

 

そのうち、またトラックボールが欲しくなるかもしれないが、取りあえずは安いマウスパッドを買うだけで済んだので万々歳である。

激安だがちゃんと使える心拍センサーベルト(ただしBluetooth接続のみ)

自転車のトレーニングで心拍を測る為に、先日購入したスマートウォッチは、全く役に立たない粗悪品だった。

snep1000.hatenablog.com

 

仕方ないので、再度心拍計として使える物を物色する。

正確性では、スマートウォッチより、心拍(ハートレート)センサーベルトの方が、やはり良いようである。

スマートウォッチは、手首の血管の収縮を光学的に検知する血流量を光学的に測定しその変化から推定した値を心拍としているが、センサーベルトは胸に巻いて心臓が発する電気信号を電極で捉えるので、より直接的で間違いがないのだ。

とはいえ、これがAmazonでまともに評価されている物は、なかなか高価であり、それ故、安物のスマートウォッチを買ってしまったというのが、失敗の経緯である。

 

今となっては、いや最初からこれを買うしかないのであるが、貧乏人の悲しい性ゆえ踏ん切りがつかない。

商品の価格は変動があるので、上記を仮に5千円としても、既に2千円弱を損失しているので、今度は3千円で何とかならないかと考えてしまうのである。

一般人でありえない、貧乏人ならではのロジックであるorz

 

3千円以下では、この2つの心拍センサーベルトしかみつからない。

スマートBluetoothハートレートサポートAppleのAndroid
 

EZONとSundingという中華ブランドである。

 

EZONの方は購入時点ではレビューがなく、Sundingの方にはレビューが付いていた。しかし評価数は僅か7件、最低点を付ける評価者と、問題なく使えるという評価者に評価が割れていた。

この評価は悩ましい。どちらも嘘はないとすると、当たりはずれのある商品か、接続するデバイスとの相性があるのか?何とも判断しがたい。

 

EZONの方はAmazonでは評価自体がないので、こちらも判断できない。

 

Amazonレビューを見る限りでは、どちらも危険な賭けである。

ただし、EZONはAmazon発送で即納だが、Sundingの方は中国からの発送で相当時間が掛かりそうである。EZONの評価さえ判明すれば、こちらを購入したいところである。

 

とにかく情報がないかググってみる。

日本人は誰も購入していないのか、日本語での情報は無いが、中華ECサイトのAliExpressで沢山売れているようだ。

しかも大変評価が高い。

www.aliexpress.com

Aliのレビューの信頼性がどれほどの物か知らないが。

ちなみにSundingの方は

www.aliexpress.com

やはり評価が高い。ダメじゃんw

ただし、EZONの評価には★一つは無いが、Sundingの方は★一つがある。その辺が微妙に違うのであろう。

まあ、時計としては中途半端に使えてしまうスマートウォッチ*1と違い、動作しなければ返品すれば損をしないで済みそうなので、腹を決めてAmazonの購入ボタンを押した。

 

 てなわけで、EZONの心拍センサーベルト到着

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f:id:mfigure:20190211115540j:plainめちゃ中華w

 

早速サイコンのbriton Rider10との接続を確認。

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無事接続した。

 

これで、リアルタイムでの心拍の確認はもちろん、アプリに記録を残してトレーニングの結果を比較検討できる。このように毎度反省を繰り返さないと、効率的なトレーニングは見込めないだろう。

 

正確性はこれだけでは確かめる物がないが、心電を直に拾う仕組みからいって、手首のセンサーで測るスマートウォッチとは違い、間違いはないだろう。

ローラー台で自転車を漕いでデータを確認する。

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平均152bpm、最大181bpm。限界まで目一杯回しているので、これくらい行って当然である。

 

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ところが、スマートウォッチの記録を見ると同じ時間(18:36)の心拍数は100bpmあるかどうかである。その日の最高でも107bpmであり、全く心拍数がまともに取れていない事が改めて確認できた。

 

ともあれ、EZONの心拍センサーベルトでちゃんとしたデータが取れる事が分かった。

これなら確実にトレーニングの役に立つ。

 

耐久性は未知数だが、2週間ほど連続使用しているが、今のところは問題ない。

 

結局、怪しい安物スマートウォッチなど買わずに、最初からこちらの激安心拍センサーベルトを買えば良かった。近頃のAmazonレビューの信頼性は怪しく、沢山評価が付いているスマートウォッチより、無評価の心拍センサーベルトの方が遥かに役に立つ商品だったわけである。

 

それでも、余計なゴミを買っても合計金額は4千円以下で、安全確実な評価の高い心拍センサーベルトより値段が安い。結果的にはいくらか節約できたことになる。

 

ただし、値段が高い心拍センサーベルトは高いなりの理由はあって、今回のEZONはBluetooth接続のみの対応であるが、高いiGPSPORTの方はBluetoothとANT+の両対応である。自分のサイコンbriton Rider10はBluetooth接続なので、EZONのセンサーベルトが使用できるが、サイコンによってはANT+のセンサーでないと使えない。

GARMINのサイコンはANT+のセンサーしか使えないし、britonでもRider530と310はANT+のみの対応である。briton Rider410とAero60はBluetoothとANT+の両対応である。

今はBluetooth接続可能のサイコンでも、将来ANT+のみ対応のサイコンに買い換える可能性があるなら、高くてもiGPSPORTの心拍センサーベルトを買うべきだろう。

 

*1:ゴリ押しのクレーマーなら平気でやるんだろうけど、そもそも医療用に使えるほど正確ではないですと書いてあるのに、不正確という理由で返品可能な物だろうか?

ダウナー期、やる気なくてヤバいっす

ブログ書けなくて、どうしようもないので泣き言。

ここ数週間体調が思わしくなく、何事もやる気が出ない。

症状は肩から指先まで右腕全体が痛いのと、お通じが悪く下腹部が常に張って気持ち悪い事。

インフルエンザのような流行り病ではないし、普通に起きて身体は動かせるし、日常生活はできる。自転車だって毎日ローラー回している。

でも、何だか不快。

そういうのがあると、惰性でやってる事は支障なくても、込み入った事や新たなチャレンジっぽい行動はやりたくなくなる。

つまり、やる気が出ない。

 

お通じが悪いのは、別にここ数週間ってわけじゃなく、もう何年も前からそういう感じだけど。気になりだすと、全然落ち着かなくて、1日に何度もトイレに行き、出れば良いが出ずに無意味に紙と水を消費し、酷い時は5分もたたずに、今度は小の方がしたくなって入るとか、集中して何かがやれない。

就寝中に目が覚めてしまうとか、サイクリングでトイレがなくて困るとか、我慢できないわけではないが、家にこもっていつでもトイレに駆け込める環境だと、その我慢ができなくて落ち着かないのである。

多分、身体の問題もあるが心理的な問題も大きい。

 

右肩が痛いのは、多分昨年10月にロードバイクで落車して強打したのが原因。

snep1000.hatenablog.com

 

右足と腰の擦り傷、右胸脇の痛みは完治して何の支障もないが、右肩だけは治っていない。動かせるが、腕を肩より高く持ち上げたり、後ろ手に回すと痛みが走る。そして右腕全体が常に痺れたような痛み。

一時的に快方に向かった気はしていたが、ここ数週間でまた症状が悪化した感じ。

怪我しても病院には行っていないので、レントゲンも撮っていない。肩の何処かに何か不具合があるのかもしれない。

 

常識的には、病院行けよって話。

 

病院ねー。ここ何年も行った事がない。元々、あまり病院には行かない質。

普通の人は、何か不具合があったら結構病院に通うみたいだけど、そういうの殆どない。

理由はお金。健康保険払っているんだったら利用しなきゃ勿体ないというのが常識人の考えらしいけど、行かなきゃ保険料以外に余計なお金は出ていかないというのが自分の考え。大体今は自分で保険料払ってない。親の金。

金より健康が大事。それは正論。

もちろん、そんなことは分かっている。正論通りならないのは、それなりに個人の事情がある。

 

どういうのが適当かよく分かんないが、

セルフネグレクトというやつか。

 

要は、50代のキモくて金のないおっさんに今更金掛けて健康になる価値があんのかという話。

無職で、職務経歴書に書ける物がなく、独身で、護る者がない、このおいらに金掛ける必要があるのか?

毎年、市の健康診断やがん検診の案内が来るが、一度も行っていない。

早期発見というが、早期発見して手術して、その先何があるのか?生き残って良い事があるのか?臓器の一部を失った不自由な身体が残るだけではないか。多少不自由でも働ければ良いとか、生きているだけでも良いというのは、その価値がある人間だけだ。

既にやる気を失っている人間は、よりやる気を失うだけである。

治療を受ける間に出会いがあって、恋が芽生えるか?ないない、50代のキモくて金のないおっさんにそんな物があるのか?キモくて汚らわしい想像だ。希望なんかある筈がない。

 

元の話に戻るが、そもそも金がないのだ。

家から毎月1万円が出ていて、それと僅かばかりのブログ収入で、自分の身の回りの事を賄っているのだ。昼食と夕食は家族で用意された物を食べているが、朝食や間食は自分で買って、自分の車のガソリン代も自分持ち。それで月平均6千円がなくなる。あとは携帯代とプロバイダ料金、はてなPROで1万円がほぼなくなる。

そんな状態だから、医者に行けば残りが全て吹っ飛ぶ。趣味を捨てるか医者に行くしかない。

大きい病気であれば、家から出してもらうしかないが、それを家の者に言うのはおっくうである。

散々、家から金を搾り取って、この上更に出せとは言えない。

価値のある人間ならば良い。

 

自分はそんな価値はない。

 

金がないなら働けという常識も、自分には通用しない。自己評価が低いからバイトでさえ採用される気がしないし、この田舎ではどこへ行けばいいのだろう?大体、うちには介護の必要な年寄りがいるから、そうそう外には行けない。家から1万円が出るのも、年寄りの面倒を見ているお情けと解釈している。

だからブログで稼ぎたいが、稼げない。

自己評価の低い人間、価値の低い人間が書いたブログの価値もまた高くはならないのだ。価値の高い人間が書くからこそ、内容に信憑性が生まれるのであって、どこの馬の骨か分からない人間が書いたものに納得する人間は少ない。

稼げる人間はますます稼げるが、稼げない人間はとことん稼げないのが道理である。

稼げなければブログを書くモチベーションも下がるばかりだ。

 

どうにもならない。

 

やる気が出ない

やる気が出ない

 

【購入注意】3000円前後の格安スマートウォッチ使えません、ゴミです

前回からちょっと間が開いてしまって、まあ、面白くない事があって……

表題の通り、全く使えないスマートウォッチを買ってしまったのだ。

 

心拍計がまともに機能しない。

 

ゴミである。

 

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このところ、冬なんでサイクリングに出掛けないで家の中でローラー台を回している訳である。

 

それで、最初はいつもの練習コースをシミュレーションしたメニューを作って、それにそって回していた。

Start~1.5㎞(20㎞/h)~1.5㎞(30㎞/h)~0.5㎞(20㎞/h)~0.7㎞(25㎞/h)~1.8㎞(30㎞/h)~0.5㎞(25㎞/h) 1分休止 ~3.5㎞(28㎞/h)~0.8㎞(30㎞/h over)~0.9㎞(20㎞/h)ここまでローラー負荷ダイアル1
~1㎞(30㎞/h→25㎞/h)ローラー負荷ダイアル3
~1㎞(25㎞/h)ローラー負荷ダイアル2
~0.9km(20㎞/h)ローラー負荷ダイアル4
~0.3㎞(25㎞/h)ローラー負荷ダイアル2
~0.3㎞(20㎞/h)ローラー負荷ダイアル3
~2㎞(18㎞/h)ローラー負荷ダイアル5

てな具合で片道分。10分ほど休憩して、今度は下りのメニューで、ローラー負荷と速度を若干変更して同じ距離を回してフィニッシュ。

これを週2回のペースでやっていたのだが、効果が不明だし飽きてきた。

 

そこで、もっと科学的効率的にトレーニングしようと情報を集めてみたのだが、LSDとかメディオとかソリオとかいわれても素人にはチンプンカンプンでさっぱり分からない。専門書を買うべきなのだろうが、取り合えず分かったのは、身体への負荷を把握する為にパワーメーター心拍計が必要という事だ。

パワーメーターは人体の出力をw(ワット)として測れて理想的であるが、システム価格にすれば10万円を下らない高価な物である。それでも勝ち負けが最重要のアスリートには持っていて当然の装備で、ガチなトレーニング指導ではワット或いはFTPを基準とした話ばかりで、それ故理解不能という面もある。

【国内正規代理店商品】GARMIN ガーミン Vector 3

【国内正規代理店商品】GARMIN ガーミン Vector 3

 

 

パワーメーターが買えない貧乏トレーニーは、代わりに心拍計を用いる様だ。これでも運動強度を大雑把に把握可能で、何も無いよりはマシである。

 

そこで心拍計を買う事にした。

というか、もともと心拍計を買うつもりで、新しいサイコンも選んだのである。

 

snep1000.hatenablog.com

bryton Rider 10はBluetooth対応の心拍センサーと連携させることで、心拍数を表示・記録する事が可能である。

という訳でBluetooth対応の心拍センサーを買う事にしたのだが、パワーメーターほどではないが、これも貧乏人には決して安い代物ではない。

 

本体のサイコンを7500円で買ったというのに、純正オプションのセンサーがほぼ同額なのである。

Bluetooth対応であれば他社でも良いのだが、評価が良くて安い物でも5千円は下らない。

 

どうしたものかと悩んでいたところ、Amazonの「この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています」の欄に現れたのがこの商品。

3000円以下の格安であり、胸バンドの心拍センサーが付いている。

これだっ!

と、殆どボタンを押しかけたのだが……

待て待て、慌てるなよ、怪しくないかこれ?

レビューを吟味して、先ず怪しく感じたのが、胸バンド式なのにサイコンと連携して使った人がいない事。自分の場合サイコンからSTRAVAにデータを送って、後でグラフ化されたデータを見ながら、あれこれ反省の材料にしたいという目的がある。

だから、サイコンと連携するか、STRAVAに直接データを送れないと意味がない。

サイコンどころか、スマホと連携したというレビューも無い。

という事は、Bluetoothの機能自体が無いというのが濃厚である。つまり単なるスタンドアロンの心拍計くさい。

ネットでEZON T007というこのスポーツウォッチの情報を調べまわったところ、どこにもBluetoothであるという情報は見つからなかった。

残念これは使えない、ボツである。

 

さて、前置きがすっかり長くなったが、上記スポーツウォッチを検討している間、スマートウオッチが3000円前後で沢山売られているのに気付いた。

 

例えばこれである。Amazonベストセラー1位で、700件を超えるレビューが付いている。評価はおおむね好意的である。

心拍計が付いており、Bluetoothによってスマホと連携する。これであれば、心拍センサーとしてスマホとも連携可能なのではないか?

上記の物は3800円で3000円というより4000円であるが、同様に見えるスマートウォッチは下は1000円以下からあり、売れ筋は3000円前後に分布しているようである。

表示部がバンド幅とあまり変わりがなく、スマートウォッチというよりスマートブレスレットといった方が適当かも知れない。

 

そして、こちらのスマートウォッチでサイコンの心拍センサーとして使用できたというレビューを発見した。これこそ、まさに求めていた情報である。値段も2380円と格安である。

このレビューを信じて、このスマートウォッチを購入していれば良かったかもしれないのだが……

 

一応サイコンと繋がったのだが、ペアリングにやや癖があり、遅延があるなど難点も併記されていることが気になった。

先にもいったように、同様のスタイルの商品は多数あり、値段ももう少し高い方が良い物なのではないか?そうした考えから、別のスマートウオッチを検討する事にした。

 

ところが、どの商品のレビューを片っ端から読んでも、あいまいな事しか書かれておらず、どれも決め手に欠ける。あれこれ見ているうちに、どれが良いのかサッパリ分からなくなった。

どれも医療用具ではないので、心拍計として正確でないというのは分かるのだが、それも程度問題である。正確でなくても全く参考にならなくては話にならない。その程度が分からない。

1000円以下で、いつも同じ数字が表示されるという詐欺的な商品もあり、それでは全くダメだが、多少低い数字が出ると書かれていても、それが10なのか20なのか、具体的な表現が皆無だと判断のしようがない。

 

あとは機能の多少だとか、値段でしか判断できないが、それも商品の良し悪しと必ずしもリンクしていないだろう。

自分としては、サイコンと連携出来て心拍だけはある程度正確に測れれば満足で、むしろ余計な機能はいらないのである。

 

そんな感じで頭を抱えていると、通常2780円のところタイムセールで1780円になっているスマートウオッチがあった。 

機能は少なめだが、先ほどもいった様に必要なのは心拍計である。少なめの機能でありながら、サイコンと連携できたというスマートウオッチより通常価格は高いわけで、悪い筈はなかろうという、今思えばよく分からない理屈でボタンを押してしまった。

タイムセールで値段が下げられるという事は、価格はあってないようなもので、原価はどっちが上かわかりゃしないのだが。

 

 

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てな感じで格安スマートウオッチなる物が届いた。メールで日本語の説明書が間に合わなかったので添付ファイルを送るといってきたが、ちゃんと日本語の説明書が入っていた。

Bluetooth 4.0 BLE ワイヤレス接続とあるのだが……

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結局、サイコンとの接続は失敗だったorz

SYNCモードでHr(ハートレート)を選びSCANするが、心拍数が表示されない。何度やってもダメである。

大体、スマホのアプリと連携する時にスマートウオッチ本体に表示されるIDをアプリに入力させる方式で、サイコンにIDを入力する機能はないから無理なのだろう。

これではサイコンのデータを管理しているSTRAVAに心拍のデータを送る事が出来ない。

この時点で半分ゴミのようなものである。

 

まあ、それでもスマートウォッチ単体で心拍がまともに計測できるなら、まだ利用価値があるといえる。

しかし、この点でも此奴は使えない代物だった。

 

なぜなら、取り合えずローラー台をそれなりにキツイ強度で回してみて、息がハーハーいっているというのに全然心拍数が上がらないのである。

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左がサイコンのアプリ画面で、右がスマートウォッチのアプリ画面である。

ローラー台を回した時刻が2019-1-21 18:30:52~となっているのだが、その時間辺りの心拍数のグラフを見ると120bpmに達していない。

最大心拍数は年齢とともに低下する傾向があるが、50代とはいえハーハー息が上がるような運動で120bpm以下という事はありえないだろう。150bpm程度は無いとおかしい。

更におかしいのは、ローラー台を回したのは25分ほどで、19:00以降運動らしい運動はしていないのだが、22時頃に謎の心拍数上昇があり、それがその日の最大心拍数となった事である。

どこかの国がいうように「機械は嘘をつかない」というのなら、おかしいのは自分の心臓という事になるが、納得いかないデータだ。

 

ちなみに、心拍数測定は24時間検出といっているが、通常モードだとデフォで30分間隔で、アプリによる設定で10分間隔まで縮められるが、連続計測ではない。連続計測にするにはスポーツモードにする必要がある。もちろんスポーツモードに切り替えて、運動中に度々表示を見てみたが、120どころか100にも達しない始末であった。120近辺まで上がったのは、実は運動が終わった直後なのである。

 

これでは運動中に負荷の強度を確かめようにも、全く当てにならない。

 

というわけで、とんでもないハズレ商品を買ってしまった事になるのだが、衝撃はそれだけではない。

 

実は3000円前後の格安スマートウォッチを検討するきっかけとなった、上のAmazonベストセラー1位商品についても、同様に全く使い物にならない事が判明した。

www.rakuten.ne.jp

同じ商品を販売している代理店のブログと思われるが、

心拍数を測る場合は、心拍数の画面を出したまま、画面に数値が表示するまで動かず30秒ぐらいを待ってください。 

というのである。 

心拍数を測るには30秒動かずにいろというのである。

 

これでは運動中に測れないではないか!

 

ランニング中はいちいち立ち止まって測れというのだろうか?

自転車も当然ペダリングは停止という訳だw

スポーツモードとはいったいなんなのだろうか。

 

結局、ベストセラー商品で少々値段が高くても、その程度の代物なのである。どうやら自分が買った商品が外れなのでなく、この分野の商品全般が信用ならないと判断して良さそうである。

近頃のAmazonレビューは当てにならないというが、こうした3000円前後の格安スマートウォッチについても、それは当てはまるといっていいだろう。

その罠にまんまとハマってしまった。まさに安物買いの銭失いだ。

 

やはり、スマートウォッチが欲しいなら、それなりに値の張る物でないとダメという訳だ。

うちの家族がGARMINのランニングウォッチを持っているが、嫉妬しつつも、それが正しい選択なのは間違いない。

 

 くやしいのう、くやしいのうorz