輸入代理店の公式サイトで在庫限り終了となっているGPSサイコン
bryton Rider 10 を購入した。
在庫限り終了なのは、後継の同じクラスの新型 bryton Rider 15 が発売となるからだろう。
新型が出るのに何故旧型をあえて購入するのか?
それは当然安いからである(キッパリ
上位機種にbryton Rider 530や310もあるが、シリーズ最下位クラスを買うのも勿論安いからであるorz
それまで通常、ケイデンスセンサー付きの Rider 10C*1が1万円ちょっとの希望小売価格のままで販売されていたのだが、昨年の11月末に突然7500円前後に値下げされたのだ。
とはいえ、これまでワンコイン以下の激安サイコンを使用してきた自分からするとこれでも十分高級品である。
SD548B 防水 14 機能自転車LCD サイクルメーター サイクルコンピューター スピードメーター 走行距離計 走行時間計 防水 14功能がある
- 出版社/メーカー: Yammy
- メディア: エレクトロニクス
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ところが、幸運なことに先月にいつもは2千円程度のアソシエイト収入がたまたま7千円以上となり、晴れて購入と相成った。
そもそも、何故GPSサイコンが必要なのか?
基礎知識としてサイコン=サイクルコンピュータに詳しくない人向けに解説すると、GPSサイコンはGPSによって現在地の緯度経度を測定してそれを順次履歴として記録閲覧可能なサイクルコンピュータである。
GPSについては詳しい解説は今更不要だろう。
つまり、通常のサイコンの機能である速度と距離の表示以外にGPSロガーが内蔵されている物である。
誤解があるといけないが、走行した場所の位置を記録するのであって、必ずしもカーナビのように地図を表示して道案内をしてくれるとは限らない。
また、GPSの機能として現在地の時間も同時に記録されるので、時間経過による座標位置の変化を速度として計算出来る為、車輪にスピードセンサーを取り付けなくとも速度と距離を表示できる。センサーレスで取り付けが簡単、あるいは車体に余計な物を取り付けたくない目的で購入するサイクリストもいるようだ。
自分が欲しいのはナビ機能でもセンサーレスでもなく、走行履歴の記録閲覧機能である。
他のサイクリストのブログやTwitterで、STRAVAというアプリで自転車の走行記録を公開しているのを、しばしば見かける。
これまで、自分はルートナビというネットサービスで、手動で走行ルートを描いてブログやTwitterに載せてみたが、ルートナビは記録ではないので、実際に走らなくても描けてしまう。つまり実際は走ってなくても、走ったと嘘がつけてしまうので信用度がない。その為かどうか分からないが、Twitterでルートナビを貼り付けて今日はここを走ったと呟いても反応が薄い。
勿論、単にフォロワーが少ないだけかもしれないが、走行記録の信用度という意味で劣っているのも確かだろう。
STRAVAはGPSによる走行履歴を記録表示できるアプリである。
ただし、STRAVAはGPSサイコンを使用しなくても、スマホ自体のGPS機能を使って走行履歴を記録する事も可能である。サイコンを使わず、スマホをサイコンとして使用しているサイクリストも大勢いる。
しかし、自分のスマホはFREETELのPriori 3という低スペックの旧型で、GPSの電波のつかみが怪しいし電池も大容量でない。いつもソロツーリングなのでスマホはいざという時の連絡用に電池を温存したい。スマホ派のサイクリストは当然モバイルバッテリーを併用しているが、自分のロードバイクはこれも安物の低スペックなので、余計な物を持って重量が嵩むのも避けたい。
またGPSサイコンは、通常のサイコンよりも高価格帯の製品でもあるので、他の機能についても多機能高性能である事が多い。
オプションでケイデンスセンサーやハートレートセンサーを付加できる物が殆どである。
ケイデンスは自動車でいうところのタコメーターである。単位も同じrpmである。ただし、エンジンではなく足の回転数である。
ハートレート=心拍数である。
どちらもロードバイクを効率的に走らせるには必要な数値である。
当然今まで使っていたワンコイン以下のサイコンには付いていない。2千円位出せばケイデンス付きのサイコンが買えるが、ハートレートセンサーがつけられる機種は非GPSのサイコンでは殆どない。
どの道GPSロガー機能が欲しいので、安いケイデンス付きのサイコンを買ったとしても買い直しである。それは無駄な出費になるので、今までケイデンス無しで我慢してきた。
そういう理由でGPSサイコンが欲しいと思っていた。ただし、一部センサーレスでスピードが測れることを売りにしたシンプルなGPSサイコンがあり、ケイデンスやハートレートセンサーのオプションを付加出来ないので注意が必要である。
- GPSによる走行履歴の記録閲覧
- ケイデンスセンサーとハートレートセンサーが付加可能
- なるべくお安く
まとめると上記の条件となる。
また、ローラー台で使用するのでGPSでは速度計測出来ずスピードセンサーも付けたいが、ケイデンスセンサーが付けられればスピードセンサーも付けられる筈である。
センサーにはANT+という規格とBluetooth SMARTの物があるが、bryton Rider 10はBlutetooth接続のみである。最近のセンサーは両方の規格に対応している物が殆どなので自分は問題ないと判断した。規格としてはANT+の方が古く、ANT+の古いセンサーを持っている人はこの機種では使えない。
ライバル機種としては iGPSPORT iGS10 や LEZYNE MACRO GPS があり、それぞれ一長一短であるが、結局価格的に最も安い bryton Rider 10C を購入したことになる。
BRYTON(ブライトン) RIDER 15C (ライダー15C) GPSサイクルコンピューター(ケイデンスセンサー付) TB0F0R015CBLK
- 出版社/メーカー: BRYTON(ブライトン)
- メディア: その他
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BRYTON(ブライトン) RIDER 10 C (ライダー10C) GPSサイクルコンピューター(ケイデンスセンサー付) ブラック TB0F0R010CBLK
- 出版社/メーカー: BRYTON(ブライトン)
- メディア: スポーツ用品
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*1:ちなみにbrytonのサイコンの末尾記号がEの場合は本体のみ、Tの場合はケイデンス・スピード・ハートレートセンサー付きとなる