スネップ仙人が毒吐くよ

60代独身じじぃの独白記


激安だがちゃんと使える心拍センサーベルト(ただしBluetooth接続のみ)

自転車のトレーニングで心拍を測る為に、先日購入したスマートウォッチは、全く役に立たない粗悪品だった。

snep1000.hatenablog.com

 

仕方ないので、再度心拍計として使える物を物色する。

正確性では、スマートウォッチより、心拍(ハートレート)センサーベルトの方が、やはり良いようである。

スマートウォッチは、手首の血管の収縮を光学的に検知する血流量を光学的に測定しその変化から推定した値を心拍としているが、センサーベルトは胸に巻いて心臓が発する電気信号を電極で捉えるので、より直接的で間違いがないのだ。

とはいえ、これがAmazonでまともに評価されている物は、なかなか高価であり、それ故、安物のスマートウォッチを買ってしまったというのが、失敗の経緯である。

 

今となっては、いや最初からこれを買うしかないのであるが、貧乏人の悲しい性ゆえ踏ん切りがつかない。

商品の価格は変動があるので、上記を仮に5千円としても、既に2千円弱を損失しているので、今度は3千円で何とかならないかと考えてしまうのである。

一般人でありえない、貧乏人ならではのロジックであるorz

 

3千円以下では、この2つの心拍センサーベルトしかみつからない。

スマートBluetoothハートレートサポートAppleのAndroid
 

EZONとSundingという中華ブランドである。

 

EZONの方は購入時点ではレビューがなく、Sundingの方にはレビューが付いていた。しかし評価数は僅か7件、最低点を付ける評価者と、問題なく使えるという評価者に評価が割れていた。

この評価は悩ましい。どちらも嘘はないとすると、当たりはずれのある商品か、接続するデバイスとの相性があるのか?何とも判断しがたい。

 

EZONの方はAmazonでは評価自体がないので、こちらも判断できない。

 

Amazonレビューを見る限りでは、どちらも危険な賭けである。

ただし、EZONはAmazon発送で即納だが、Sundingの方は中国からの発送で相当時間が掛かりそうである。EZONの評価さえ判明すれば、こちらを購入したいところである。

 

とにかく情報がないかググってみる。

日本人は誰も購入していないのか、日本語での情報は無いが、中華ECサイトのAliExpressで沢山売れているようだ。

しかも大変評価が高い。

www.aliexpress.com

Aliのレビューの信頼性がどれほどの物か知らないが。

ちなみにSundingの方は

www.aliexpress.com

やはり評価が高い。ダメじゃんw

ただし、EZONの評価には★一つは無いが、Sundingの方は★一つがある。その辺が微妙に違うのであろう。

まあ、時計としては中途半端に使えてしまうスマートウォッチ*1と違い、動作しなければ返品すれば損をしないで済みそうなので、腹を決めてAmazonの購入ボタンを押した。

 

 てなわけで、EZONの心拍センサーベルト到着

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f:id:mfigure:20190211115540j:plainめちゃ中華w

 

早速サイコンのbriton Rider10との接続を確認。

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無事接続した。

 

これで、リアルタイムでの心拍の確認はもちろん、アプリに記録を残してトレーニングの結果を比較検討できる。このように毎度反省を繰り返さないと、効率的なトレーニングは見込めないだろう。

 

正確性はこれだけでは確かめる物がないが、心電を直に拾う仕組みからいって、手首のセンサーで測るスマートウォッチとは違い、間違いはないだろう。

ローラー台で自転車を漕いでデータを確認する。

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平均152bpm、最大181bpm。限界まで目一杯回しているので、これくらい行って当然である。

 

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ところが、スマートウォッチの記録を見ると同じ時間(18:36)の心拍数は100bpmあるかどうかである。その日の最高でも107bpmであり、全く心拍数がまともに取れていない事が改めて確認できた。

 

ともあれ、EZONの心拍センサーベルトでちゃんとしたデータが取れる事が分かった。

これなら確実にトレーニングの役に立つ。

 

耐久性は未知数だが、2週間ほど連続使用しているが、今のところは問題ない。

 

結局、怪しい安物スマートウォッチなど買わずに、最初からこちらの激安心拍センサーベルトを買えば良かった。近頃のAmazonレビューの信頼性は怪しく、沢山評価が付いているスマートウォッチより、無評価の心拍センサーベルトの方が遥かに役に立つ商品だったわけである。

 

それでも、余計なゴミを買っても合計金額は4千円以下で、安全確実な評価の高い心拍センサーベルトより値段が安い。結果的にはいくらか節約できたことになる。

 

ただし、値段が高い心拍センサーベルトは高いなりの理由はあって、今回のEZONはBluetooth接続のみの対応であるが、高いiGPSPORTの方はBluetoothとANT+の両対応である。自分のサイコンbriton Rider10はBluetooth接続なので、EZONのセンサーベルトが使用できるが、サイコンによってはANT+のセンサーでないと使えない。

GARMINのサイコンはANT+のセンサーしか使えないし、britonでもRider530と310はANT+のみの対応である。briton Rider410とAero60はBluetoothとANT+の両対応である。

今はBluetooth接続可能のサイコンでも、将来ANT+のみ対応のサイコンに買い換える可能性があるなら、高くてもiGPSPORTの心拍センサーベルトを買うべきだろう。

 

*1:ゴリ押しのクレーマーなら平気でやるんだろうけど、そもそも医療用に使えるほど正確ではないですと書いてあるのに、不正確という理由で返品可能な物だろうか?