スネップ仙人が毒吐くよ

50代ひきこもりの独白記


ダイソン サイクロン V10 アブソリュートエクストラ レビュー

一週間ほど前、ケチな家人には珍しく、最新のコードレス掃除機ダイソン サイクロンV10アブソリュートエクストラを買ってきた。

確か10年ほど前に買った1万円もしない安物のサンヨー製掃除機が動かなくなってしまったのは知っていたが、その8倍の価格の代物を買ってくるとは驚いた。

自分の購入品ではないが、一応自分も使用するし、せっかくの機会なのでレビューする。

 

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開封前の外箱。dyson cyclone v10 absolute extra と表示されている。

ちなみにググってみると、日本国内のネットにおいては該当の機種が全然見当たらない。英語でも殆ど見つからない。似た機種名では absolute pro(アブソリュートプロ)というのがある。

ネットで引っ掛かる情報は、アブソリュートプロの物ばかりである。

代わりに下位シリーズのV8アブソリュートエクストラが検索に掛かる。

 

ダイソン 掃除機 コードレス V8 Absolute Extra SV10 ABL EXT

ダイソン 掃除機 コードレス V8 Absolute Extra SV10 ABL EXT

 

この辺が謎である。店頭売り専用の特別セットなのだろうか?

 

とにかく開梱である。開けてみれば何か分かるだろう。

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バラバラと凄い数のパーツが出てきた。あまり考えずに出してしまったので、どこにどのパーツが収まっていたのか分からなくなってしまった。エコ思想で発泡スチロールやポリ袋の類の代わりに全て段ボールなので、パズルみたいで余計に分からない。元に戻す機会がない事を祈ろうw

 

ダイソン サイクロン クリーナーはキャニスタータイプの従来から、同じシリーズ名の後に付属品の違いによるグレード名を付加して機種名としてきた。

アブソリュートプロエクストラの違いも恐らく付属品の違いと思われる。

 

f:id:mfigure:20181227180033j:plain充電器と壁掛けホルダー以外のノズル類を並べてみた。

電動で駆動されるモーターヘッド系と、非電動系を分けて並べてある。延長パイプの左上2点とパイプに装着された1点の計3点がモーターヘッド系である。

 

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似たようなモーターヘッド2点。区別が付きやすいようにラベルを貼った。

左がソフトローラークリーナーヘッド

右がダイレクトドライブクリーナーヘッド

である。

ソフトローラーは畳とフローリングに対応したモーターヘッドで、ダイレクトドライブは毛足の長いカーペット用である。

 

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裏側から見たところ。ローラーの材質が全く違っている。

 

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首の可動部分の構造も違う。ソフトローラーは上下と左右の屈曲だが、ダイレクトドライブは上下屈曲だが左右は回転である。ダイレクトドライブの方が使いやすく感じるが、何故このように可動方法を変えたのだろう?

 

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ミニモーターヘッド。ブラシの構造はダイレクトドライブクリーナーヘッドに近い。ふわふわのファブリック素材のソファーなどを想定しているのだろう。

 

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フトンツール。全く単純な作りだが、これでレイコップより良く吸うらしい、本当か?

 

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フレキシブルハードフロアツール。フローリングなど固い床材の掃除に適している、とのことだが、フローリングはソフトローラークリーナーヘッドの出番ではないのか?

首が180度曲がるので狭い部分の掃除に適しているともあるが、謎である。

家人に訊くと、店の話では玄関土間のタイルなどに使用すれば家の外用ノズルとして使い分けができるとの説明だったとか。

ゴム製のフラップは高さを切り替えられる。

 

どうやら、これがエクストラとプロとの違いらしい。

アブソリュートプロというか、他のセットにはフレキシブルハードフロアツールは付いていない。

アブソリュートエクストラ独自のパーツがフレキシブルハードフロアツールである。

あまり自分は有り難い気がしないのだが。

そのかわり、アブソリュートプロにはついているミニソフトブラシは付いていない。

何だかなーという感じである。

 

以上のノズルツールに加え

アップトップアダプター(角度が曲がるパイプ)

延長ホース

隙間ノズル

コンビネーションノズル(先に長いブラシが付いている)

の4点が付く。

 

今のところフレキシブルハードフロアツールについて述べたダイソン サイクロンV10のネット情報は見つからないので、アブソリュートエクストラは最近設定されたばかりのセットなのかもしれない。

 

参考リンク

【ダイソンV10】おすすめの種類はどれ? | KADEN LIFE ダイソン掃除機・ドライヤー・空調家電

 

いずれにしても、うちのように畳とカーペットが混在する家では、ソフトローラークリーナーヘッドとダイレクトドライブクリーナーヘッドの両方が必要なので、他の安いセットはダメで高価なアブソリュートプロかエクストラを選ぶしかないという訳である。

この2つは別売りしていないので、後から買い足すわけにはいかない。

 

尚、モーターヘッド系のノズルと一部のパーツは組み合わせて使用する事が出来ない。

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分り難い写真で申し訳ないが、中央のミニモーターヘッドとアップトップアダプターは完全に結合していない。右のフレキシブルハードフロアツールと延長ホースは赤いボタンがパチンとハマっているが、中央のミニモーターヘッドのボタンはハマっていない。

モーターヘッド系のパーツは結合部に電源供給用のコネクターが出っ張っているが、コネクターを持たないパーツには、それが当たってハマらないのである。

電源供給のコネクターが付いているのは延長パイプのみで、あとは直接本体に挿すしかない。

 

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それらで延長ホースやアップトップアダプターは必要ないといえば必要ないので、その方が間違いがないとはいえる。

 

てな感じで、最初はパーツの数に戸惑ったのだが、若ければそのうち覚えて慣れるだろう。うちの年寄りが覚えられるかどうかは疑問だが。

 

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細かいパーツは袋にでも突っ込んでしまえば、コンパクトにまとまるが、袋の中に手を突っ込んでゴソゴソやるのは面倒である。

 

 出来れば専用スタンドがあった方がスマートである。家人も一瞬考えたそうだが、何とかなると買わなかったらしい。

 

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おかげで、ボロ家に木ねじの穴がまた増える事になった。

最初は電灯スイッチの右側に付けるつもりだったが、スイッチのカバーを外してみると薄い石膏ボードで、アンカーを使っても留まらない様に思えたので、柱の方に留めた。

壁掛けアダプターの説明書に下のネジ穴を床から120㎝の位置にしろとあるので、その通りにしたが、先のノズルが床から10㎝位浮いてしまった。床に着く高さの方が良かったのに、何故その高さなのか?不愉快である。

 

充電は空になってから3時間半である。使用時間は通常使用のパワーモード2(3段階切り替え)でモーターヘッドを使用すると、僅か20分である。強モードでは5分しか持たない。こんなんで十分掃除できるのか?

 

というわけで、さっそく使ってみたが、確かに性能は素晴らしい。

吸引力は中のパワーモード2でも十分で、カーペットを掃除するとクリアビンの中に見る見るうちに綿埃が溜まっていく。5分程度で一杯になってしまったので、ゴミを捨てる必要がある。

ゴミ捨てはレバーが固いがワンタッチである。ただし若い者は苦も無くレバーが押せるが、高齢者だと苦労しそうである。一発目固くて、無理して壊してしまわないかと心配になったほどだ。二発目からは大丈夫だと分かるわけだが。またワンタッチだが、細かい粉塵の一部はビンの内側に残るので気分が悪い。

買ったばかりなのに、あっという間に汚い中古品であるw

粉塵が残ったとしても何の不都合も無いので、気にしなければ良いだけだが、ガッカリだ。ビンはすっぽり抜くことも可能だが、まあ洗わないだろう。

 

フトンツールも使ってみたが、単純なノズルのわりに使い勝手は悪くなかった。吸引力もレイコップより吸えると豪語するだけの事はある。

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おぞましい粉塵がクリアビンに貯まっていく。

 

騒音もキャニスタータイプで悪評があったような轟音ではなく、壊れてしまったサンヨーの掃除機より遥かに静かである。夜間でも気にせず使えるレベルである。

内部の密閉度が高いせいか、一瞬だけトリガースイッチを引くと、ポワンと、間抜けな音がするのも可愛いw

 

といった具合で性能的には満足であるが、使い勝手で大きな欠点がある。

何といってもハンディにしては大きく重いのである。片手でしばらく持っていると手首が痺れてくるほど重い。まるで金属製のモデルガンを持っているような重さである。

 

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量ってみると、本体だけで1.5kg以上ある。延長パイプとモーターヘッドを組み合わせると2kgを優に超えるだろう。女性や高齢者には厳しい重さだろう。うちの親父に扱えるかどうか怪しい所だ。まあ、大体の掃除は我々がやるが、ちょっとしたことで部屋を汚して、こっそり掃除というのはあり得る。

本体を床に置いて、延長ホースで掃除する方法もあるが、トリガースイッチで押した間しか通電しないので、片手でスイッチを押しながらもう一方の手で掃除をするのは不便だろう。

充電式で余計な電力を使わないためのトリガー式だが、不便な点である。ロックボタンが欲しい。

 

結局、重いので長時間掃除していると、手が疲れるので嫌になってくる。一度に長く掃除しないで休憩することになる。だから、稼働時間が20分しかなくても十分という事になる。20分でも疲れるので、せいぜい10分程度しか連続して掃除したくない。

なるほどである。

 

休日にまとめて家の掃除をやる向きには全く向かないが、普段から少しづつ掃除する習慣があれば、この程度の稼働時間でも全く問題ないという事だろう。

ライフスタイルを変える必要があるというか、ライフスタイルを変える掃除機という感じだ。

 

ともかく、ヘビー級の重量で使う人を選ぶ嫌いはあるが、噂通りの吸引力で概ね満足に使える掃除機で良かった。