スネップ仙人が毒吐くよ

60代独身じじぃの独白記


中古固定ローラー購入 エリート スーパークロノ・ハイドロマグ・エラストゲル

ここ数日冷たい雨、そして明日は雪交じりの予報。

今シーズンはもうロードバイクには乗れないのか?身体が鈍ってしまう。

しかし・・・・・・

 

安心してください、自分にはこれがある。

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(* ̄▽ ̄)フフフッ♪

ついに買ってしまった固定ローラー。

 

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ボロボロの中古品だけどな。

イタリア製エリート社のスーパークロノ・ハイドロマグ・エラストゲル

である(長い)。

本来、下のパイプは真っ赤だが、陽に当たってたらしくピンクに色褪せ、アルミの冷却フィンは白い錆びだらけである。

一応、今のところは正常に使用できるので、見た目は我慢だ。

2010年当時の希望小売価格は59,900円(税込)だったらしいが、その1/10以下の値段で入手した。

[新製品情報] ELITE SUPERCRONO WIRELESS/HYDROMAG/HYDROMAG DIGITAL入荷! | RIOGRANDE

 

後継の現行品はキューボ・ハイドロマグである。

 

また、エリート社の固定ローラーには基本、前輪固定用の置台(ライザー)は付いておらず別売り品を購入する必要があるが、今回の中古品にはこれも付属していた。

 

一般的な小型のライザーと違い、安定感が抜群で高さを合わせる為に雑誌などを重ねて載せる必要もない。

新品で追加購入すると馬鹿にならない価格で、これが付いているのもなかなかお得な買い物だった。

 

取り合えず、簡単にセッティングして20分ほど漕いでみたが、15分ほどすると汗が吹き出し、全身びしょびしょになってしまった。

本格的に運用するには、扇風機と、汗がロードバイクに滴って錆びるのを防ぐ物が必要だ。

 

R250(アールニーゴーマル) ローラー台用汗取りパッド R25-K-SWEATNET ブラック

R250(アールニーゴーマル) ローラー台用汗取りパッド R25-K-SWEATNET ブラック

 

専用の汗取りパッドもあるが、取り合えずタオルを洗濯ばさみで取り付けて様子見だ。

 

サイコンも時計以外全く機能しないので、センサーを後輪側に移設した。安物なのでケイデンスや心拍数は測れないが、スピードと距離位は知りたいところである。

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ローラー台の振動対策も必要だが、一軒家の一階で畳なので、家人の苦情が出ないうちは簡易的に済ませる。

 

普段は35キロ弱の練習コースを1時間半位走っているので、それと同等以上の距離と時間を回したいが、取り合えず1時間を目標にしてみる。

 

このローラー台は5段階の負荷調整が付いているが、漕ぎだしは最弱の1で始める。いつもの練習コースをイメージしギアをアップしながら28~30㎞/hに加速して5分位巡航、その後1分はギアを落として20㎞/h位、また30㎞/h巡航を10分位。15分経つと扇風機があっても汗が噴き出してくる。その後また20㎞/hを30秒位、30㎞/hへ加速して5分巡航した後、負荷調整を2に重くして35㎞/hまで加速、これはすぐ減速してまた20㎞/hを3分位、負荷調整を3にして30㎞/hに加速、途中で負荷を4にして25㎞巡航、負荷を最強の5にして20㎞/hを3分位。負荷を3に緩めてそのまま20㎞/h、最後にまた5にして25㎞/h。

何を書いているのか分からなくなってしまったが、こんな雰囲気で35分。いつもの練習コースで走る速度とギアと斜度をイメージしながら漕いでみた。いつものコースの最後は5%を超える峠道だが、そこまではシミュレーション出来ず、3%程度の坂道なら同じギアと速度を再現できる雰囲気である。

ここまでで一旦休憩。扇風機を回していても全身汗だくで、シャツをめくりながらタオルで汗をぬぐう。脱水症状なので水を飲み、ハンガーノック防止で菓子パンを貪る。

10分休憩。実走なら休憩後は下りだが、さすがにローラー台では下りは再現できない。足を回さないと全くサイコンを進める事は出来ない。仕方ないので、1.5%位の緩い下りで40㎞/h位のスピードで走っている場所を想定して足を回す。負荷は1である。その後は向かい風や緩いアップダウンを想定して負荷を調整しながら30km/h巡航と休みの20㎞を挟んで何回か繰り返す。とにかく、実走の様子をイメージしながら回す。

実走ではアベレージ25㎞/hを目標にして走っているので、ローラーでもそれを一応の目安とする。

そして休憩後25分が過ぎたので、最後20㎞/h以下でゆっくり回しながら終了。

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時間:1時間41秒
アベレージ:25.9㎞/h
最高速:41.0km/h
距離:26.448㎞

という感じ。当然汗グッショリで、タオルで汗を拭いて着替え、水と菓子パン補給。

 

固定ローラーは実走感がなくつまらないというが、このエリートのスーパークロノ・ハイドロマグ・エラストゲルは激坂や下りを除くとペダルを回した感覚が実走に近く、負荷を適切に調整するとギアも実走と同じような段数で走れるようだ。

実走を再現するためにサイコンの数値を睨めっこしていたので、全く暇と感じる事は無かった。

エアロバイクを使った事もあるが、あれはギアチェンジも出来ないし、本当につまらない。ただ回すだけで、汗が出る前に飽きてしまう。

 

ロードバイクやクロスバイクを持っていて、オフはエアロバイクやスピンバイクを検討している人もいると思うが、つまらない時間を過ごしたくないなら、固定ローラーの方が良いと思う。

 

中古だが今回は、なかなか良い買い物だった。今後も有効に活用したい。

 

※以上はあくまで、エリート社のハイドロマグ型の固定ローラー台の感想。ミノウラ等のマグネット負荷型は、全く違う走行感なので、注意されたし。