スネップ仙人が毒吐くよ

60代独身じじぃの独白記


福井県坂井市丸岡町上竹田の龍ヶ鼻ダムへサイクリング

先週末の日曜日、福井県坂井市丸岡町上竹田の龍ヶ鼻ダムへサイクリングしてきた。全行程73キロ、ロードバイクを始めて一年目の自分としては長めの距離である。

年中休みの身の上だが、家に病気持ちの両親を置いているので、長くは走れない。最大限5時間といったところである。

午前11時頃出発して、午後3時40分頃に帰宅した。

普段はアベレージを速くするべく練習しているが、目的はレースに出たいからではなく、単に短い時間で遠くへ行きたい為である。

時間があれば100キロ以上も可能だと思うが、現状はこんなところである。

 

最初は、同じ丸岡町上竹田にある千古の家坪川家に行く計画だった。

千古の家|中世末期から現存してきた国指定重要文化財

ここは、昔自分が小学生の頃、5段変速のジュニアスポーツ車を買ってもらって初めて長距離サイクリングをした場所である。また、途中の鳴鹿大堰までは何度も通っていて、そこから南へ向かうと永平寺で、反対に北へ向かうと竹田地区なのである。

永平寺には過去3回ライドしているが、反対側の竹田にも行ってみたいという訳だ。

 

snep1000.hatenablog.com

 

それでルートラボでルートを描いてみたのだが、千古の家の少し先にダムがあるのに気付いた。

自分はダムマニアというほどではないが、結構ダム好きである。距離も1.5キロほどだし、激坂でもないので、最終目的地はそちらに変更した。

 

ということで、鳴鹿大堰までは知った道でスムーズに行くと思ったのだが、途中九頭竜川沿いの森田地区で、マラソン大会が行われ、予定していた堤防道路を走れず迂回を余儀なくされた。※地図の丁度中央辺り

国道8号を横切る前後1キロほどを迷走し、実際のルートは以下のようになってしまった。

上の地図にしてみれば迷走というほどではないが、ルートラボの貼り付けた地図ではバグなのか道のない所に直線的に青線が引かれているので、地図をクリックしてリンク先のまともに表示されたルートを見て欲しい。

 

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12時20分ごろ鳴鹿大堰着。背景に見えている奥の山辺りが竹田地区のようだ。

ここで山登りに備えて、自販機のコーラで糖分を補給。直ぐ近くの国道脇にセブンイレブンもあるが、写真を撮る為に一旦降りたのに、また店で降りるのは面倒くさいので。

最初にいったように、時間に余裕があるライドではない。

 

鳴鹿大堰から国道364号線を北上すると直ぐに坂道。ピークまで平均勾配3.5%ほどで激坂とはいえないが、途中10%ある場所もある。また3桁とはいえ国道で車の往来も多いので、フラフラ蛇行しながら上る事も許されず、初心者には結構ハードな山道だった。

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竹田の坂は結構厳しいと訊いていたので、永平寺の坂で音を上げていた当時は避けていたが、国見岳へ行けるレベルなので、まあ何とか。

ただ長いトンネルもあるし、路面状態はひび割れだらけのガタガタ、端には採石場からのダンプが落としていくのか細かい石だらけで、全く走って楽しい道ではない。

長さ約1.2キロの近庄トンネルを抜けると下りで間もなく千古の家に着く。

余談だが、今年初めの豪雪では、この辺で富山の人が雪に車が埋もれて一酸化炭素中毒で亡くなった。くわばらくわばら。

埋もれた車中で死亡、当時の経緯 異常な降雪、取り残される | 社会 | 福井のニュース | 福井新聞ONLINE

 

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千古の家では、どうもカフェで十割そばが食べられるようだが、入場料に500円が取られる上に千円そこらはするだろうから、赤貧状態の自分にはできない贅沢で、この場に来たことだけが満足で、写真だけ取って先に進む。

※あとで調べたらカフェは完全予約制との事。

時間的には午後1時でちょうどいいのだが、グルメライドを楽しむところではない。

直ぐ近くには竹田の油揚げという地元で有名な食事処もあり、豆腐アイスも食べられるがこれもスルーである。

 

てな感じで、コーラで補給した糖分を頼りに、あと1.5キロほどを頑張ることにする。ダムまでの登りは平均斜度7%ほど。結構きついが、長さが短いので勢いで登りきる。交通量が少ないので国道と違って蛇行も可能だが、全くクルマが来ないわけではないので、注意したい。

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午後1時20分ごろ龍ヶ鼻ダム到着。

ダムサイト脇の管理事務所でダムカードをもらう。

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永平寺ダムは行ってないが、ここの管理事務所が管理を兼ねているので同時にゲット。

 

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尚、鳴鹿大堰でもダムカードを配布している。これは以前ゲットした物。

 

龍ヶ鼻ダムで20分ほど休憩。家から持ってきた甘納豆で糖分補給。カロリーバランスというエナジーバーも2本持ってきたが使わず温存。

気温は寒くも暑くもなく、汗もそれほど掻いておらず、ウインドブレーカーをポケットに丸めこんでいたが、着ないで山を下りる。

登り口にY字の分岐点が有ったので、恐らくダムの下に出る道と思われたので行ってみる。

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思った通りのロケーション。ダム好きには堪らない風景。

あまり有名ではないダムだが、下から見上げるとカッコいい。下側についている高圧ゲートが人の顔のように見えるw

しかし、このダムへ来る前に淡く期待していた紅葉の方はイマイチだった。

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こんな程度。山といっても200mそこらだから、しょうがないか。

 

時間も無いし、後はただ帰るだけだが、帰りのルートは例のマラソンが終わっているので少し違う。

 面白くもなんともないが参考まで。

 

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安物サイコンで、ガーミンのような詳細なデータは出せないが、走行距離73.7キロ、アベレージ22.6㎞/h、最高速57.9㎞/hだった。

アベレージはもっと頑張りたいところ。