スネップ仙人が毒吐くよ

60代独身じじぃの独白記


福井駅発サイクリングルートマップ一周50㎞に挑戦するも永平寺で敗退

もう10日ほど前の話になるが、福井駅発~運動公園~永平寺~朝倉氏遺跡一周約50㎞のサイクリングルートマップ走破に挑戦した。

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http://www.pref.fukui.lg.jp/doc/sokou/bicycle/map_d/fil/10.pdf

ほぼ環状コースだが、枝分かれした運動公園へのコースをオミットして、時計回りにぐるり一周して出発地点の福井駅近辺の自宅に戻ってくる計画である。

普段週2回のペースで、自宅~一乗谷朝倉氏遺跡~一乗滝のコース往復34㎞をロードバイクの練習として走っているので、50㎞なら余裕だろうと考えたわけである。

 

普段の練習コースは2時間以下で戻ってくるが、トラブルの可能性も含め余裕を見て4時間くらいの所要時間と計算、午後1時ごろ出発。

取りあえずは快調に足羽川河川敷~日野川堤防上を25~35㎞/h程度で飛ばす。

ところが日野川にかかる明治橋をアンダーパスしたところで正規のルートは通行止め。

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迂回を余儀なくされる。

といっても、この迂回路は交通量も少なく、ルートの途中にも案内看板が多く立っているのでさして問題ではない。といいながら若干迷ったのは内緒w

今年の6月15日には解除される予定だし。

その後正規のルートに戻り、高屋橋から中角歩道橋までは九頭竜川を上る事になるが、ここでは向かい風で25㎞/hを維持するのが辛かった。

 

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中角歩道橋で、正規のルートでは堤防上から河川敷に降りて九頭竜川の右岸を、国道8号線・北陸自動車道をアンダーパスして永平寺町の五松橋まで進めるのだが、北陸新幹線延伸工事の影響でここでも迂回である。

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こちらの迂回は先ほどと違って規模が大きく10㎞程度も延々と一般道を迂回させられる。

しかも上の看板通りに走れれば良いのだが、記憶があいまい・地理に不案内・ネットのpdfの迂回ルートと一部違っているのコンボ攻撃で迷ってしまう。

何かよく分からんが九頭竜川の堤防を遠くから眺めて走って、結果五松橋の正規ルートに戻れてOKという感じである。

また上の看板の森田小辺りから8号線までの堤防道路だが、交通量が多く50㎞/h以上の速度で車は流れており、しかも工事関係車両なのか大型トラックも多い状態で大変危険な道路である。

それだけでなく、この道路の端を肩身の狭い思いで必死で漕ぐのだが……

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こんなひび割れや

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こんな穴が、ぼこぼこ開いているというデビルスゾーンである。

※写真は別の安全な場所で撮った参考イメージである。

そんな場所を30km/h以上のペース、新幹線のアンダーパスの下り坂で本日の最高速49km/hを記録したのは内緒というか、速い人は車と同じスピードで飛ばすんだろうなと想像。

車のドライバーからはチャリンカスうざいとしか思われていないだろう。

それでもこちらとしては、路面の穴の位置を把握しつつ、後ろから車が来ていないことを確認し、よけたり、車を安全に抜かせたりと、一瞬とも気を緩める事が出来ない。

 

ゆるく走りたい人は別ルートを模索することをお勧めする。

 

五松橋からは車が通らない正規の自転車道で、ホッとしながら暫く九頭竜川の左岸の堤防上を進んでダムではないがダムカードを配っている鳴鹿大堰に到着する。

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ここまでで26㎞。行程の約半分である。

ここから正規のルートでは九頭竜川の左岸から鳴鹿大橋を渡って国道364号線を走り、えちぜん鉄道の永平寺口付近から永平寺に向かう遊歩道を走ることになるが、鳴鹿大堰を渡って既に九頭竜川の右岸にいるので、よく分からない道を彷徨って、永平寺口駅に行く。

永平寺口駅から永平寺までの遊歩道は、廃止されたえちぜん鉄道永平寺線の線路跡である。元線路なので斜度はきつくない筈なのだが、ずっと登りで貧脚には堪える。

永平寺まであと1㎞程は、いつも行っている一乗滝の手前の坂道と同様の斜度で歩くような速度でやっと上る。

永平寺のバスターミナル前の駐車場で遊歩道は終わり、自販機の100円ジュースで糖分と水分を補給する。自転車にボトルはあるが、中身は真水なので。

 

ここから国道364号線に戻り、いざ山越えして一乗谷方面に行くぞと出発したのだが……

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ここの駐車場前から見える坂道に心が折れてしまった。

これを上っていくんかい?!

 

既に永平寺までの登りでヘトヘトになっていたので、この程度でも完全に諦めてしまったヘタレである。

ここまでで37㎞である。正規のルートを迂回させられているので、本来は33㎞地点だが4㎞ほど長い。

坂を登れれば、福井の中心部までの距離は僅か19㎞であるが、登れそうにないのなら折り返し戻るしかないだろう。

ルート一周の挑戦敗退である。

 

snep1000.hatenablog.com

 

以前書いたこちらの記事では、永平寺から一乗谷へ向かう方が一乗谷から永平寺に向かうコースより楽であるかのように書いているが、どうやらどっちから行っても同様に厳しい山道であるようだ。

福井市民であるが、この道は永平寺までしか過去行った事がなく、先がこうなっているとは知らなかった。

 

ただ、帰ってきてから調べると峠のトンネルまでは距離にして1.2㎞ほどであり、バイクを降りて押して上がれないこともなかったかな?という気がする。

しかし、37㎞走った後ではそれも辛く、むしろ逆方向から攻めた方がスタート地点から17㎞しかないわけで、押して上がるには好都合である。

次回は逆方向から挑戦したい。

 

てなわけで、一周50㎞のはずが往復74㎞になってしまった。

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目的は果たせなかったが、過去自分のサイクリングとしては最長距離になった。

帰宅時間は予定を超えて午後5時半である。

ヘロヘロになったが無事帰れて良かった。

 

SHIMANO(シマノ) CS-HG41 8S 11-34T 13570364 ECSHG418134

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貧脚御用達ギア。