いよいよ2017年4月11日より自動更新が始まるWindows 10の大型アップデート「Creators Update」(クリエイターズ アップデート)
3DCGの機能などが強化されるため、低価格低スペックPCで無事アップデートができるのか懸念があった。
自分の場合、この問題に関心があったため、自動更新が始まる前に一足早く手動アップデートを試した。
結論をいうと、自分の使用しているPCに関しては全く問題なくアップデートすることが出来た。
つまり、以前心配したように
- 4コアCPU
- 4GB以上のメモリ
は必要なかった。
上図スクリーンショットは、自分が使用している2台のWindows 10 パソコンのうち、性能が低い方である、サブPCのバージョン情報である。
バージョン1703、ビルド15063がCreators Update適用後のナンバーとなる。
CPUは2コアのCeleron E1400、実装RAM(メモリ)は2GB という具合で、低スペックである。
もう一台、メインPCとしているパソコンもCreators Updateを適用したが、こちらもCPUは3コアのAMD Phenome II X3 720で、以前懸念していた4コアCPUではない。
自動更新が始まるので、手動更新の説明はあまり意味がないが、以下のサイトを参考に行った。
アップデートのインストールにかかる時間は30分ちょっとでしょうか。
上記サイトでは30分程度と書かれているが、自分の低スペックPCでは、全部通しで1時間から1時間半の時間を要した。
必要な空き容量だが、Cドライブの容量が少なくやりくりに苦労しているメインPCの場合で
適用前:
適用後:
4.2GBの減少となっているが、これはこの容量が残っていればアップデート可能というわけではなく、途中経過を見る限りもっと多くの容量が必要である。
eMMC32GBなど、ストレージ容量の少ないPCでは、すぐアップデートできない可能性はあるので、そのつもりでいて欲しい。
アップデート適用後、すぐに気付く変化は多くない。タスクバーに余計なメールアプリのアイコンが現れる位である。
自分はメールアプリとしてThunderbirdを使用しているので、すぐにピン留めを外してタスクバーから撤去した。
その他、前のAnniversary Updateでも同じだったが、システムの保護が無効に戻ってしまう。
システムの保護を利用していた人は、忘れずに有効に設定しておこう。
3Dペイントなどの新たな機能も追加されているのだろうが、まだ試していないし使う気もあまりない。
今まで使っていた機能がそのまま使えれば、何も必要ない。
その意味では、今の所全く変化はなく、普通に以前通り使えて拍子抜けである。
そのうち、何らかの不具合に気が付くかもしれないが……
というわけで、
新機能を使わない限り、低スペックPCでもアップデート前と同様に使える。

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