昨日、漫画の枠線を引くのに失敗してしまったが、再チャレンジ。
まともに使えなかったロットリングをクリーニングして、怪しい専用インクをティッシュペーパーで濾過して入れなおした。
濾紙には固まったインクの粒々が多数付着していた。これでは詰まって当然である。
気を取り直して再チャレンジしたが・・・
やはり、上手く行かなかった。
描けるには描けるのだが、インクの濃度が大分薄い。また、インクの出方も不安定で、相当慎重にペンを走らせないと線の幅が変わってしまう。
自分の腕が悪いのだろうと、かなり練習したのだが、結構シビアである。
ロットリング自体、元々不完全な代物で技術を要したような気もするのだが、インクも薄いし本番で使うのは微妙なところだ。
となると、残された道は百均の墨汁しかない。
ダイソーで買ってきたが、墨汁でなく墨液なのね。
実は店には二種類置いてあって、この白キャップと黄色キャップがあった。
黄色の方は「筆が固まりにくく、固まってもほぐしやすい」という特徴が書かれていた。
白の方は何も特徴がない普通の物の様である。
迷ったが、固まりにくいという事は、もしかすると耐水性が低くて、ホワイト修整の時困る可能性があるのでは?と思い、普通の方を選んだ。
今まで漫画を描く時に使う墨汁は、開明墨汁しか使った事がないのだが、果たして使える物だろうか、果てしなく心配である。
取りあえず、色々試したけれど、残念ながら満足のいく物ではなかった。
カラス口は、ボタ落ちするほどではなかったが、にじみが多い。
ペンも同様だが、使えないほどではないか。
オワタ\(^o^)/といって投げ出したいところだが、ダメなのはインクの所為とも言い切れないだろう。
練習に使っているのは高級なケント紙だが、10年は経っている代物だし、カラス口の使い方次第では、もう少しまともな線が引けるかもしれない。
プロじゃないんだし、180ccもあるから、しばらくこれで練習するしかあるまい。
何故か漫画家の定番は開明墨汁だが、20代の頃は、まさか開明墨汁も買えない様な身分になるとは、全く予想してなかったよorz
2016/4/5 17:00追記:
新しい漫画原稿用紙を使用したところ、ダイソー墨汁でも滲まない事が分かりました。どうもお騒がせしました。申し訳ありません。