U-NEXT31日間無料トライアルのエントリ3回目は、フォレスト・ガンプ/一期一会。
先日観たシックスセンスで助演したハーレイ・ジョエル・オスメントが、主人公の息子役で出ているというので、気になって視聴。
1994年のアメリカ映画。有名な作品だが、もう22年も経つのか。初めて観たが、20代の人とかも、あまり観ていないかもしれない。
とはいえ、同じロバート・ゼメキスが更に前に監督した「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズは結構観ている人が多いに違いない。
過去のアメリカを振り返るスタイルは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」と共通するものだ。
時代的には1950年代~80年代という感じである。自分のようなオッサンには馴染みのあるエピソードが多いが、若い人にはよく分からない事も多いかもしれない。ベトナム戦争は知ってても、ウォーターゲート事件までは知らないとか。
あらすじ
背骨がゆがんで装具なしに歩けなかった少年フォレスト・ガンプ。知能指数も低く、教育熱心な母親のおかげで普通学校に入ったものの、付き合ってくれるのはジェニーという女の子だけだった。ある日、いじめっこ達に石をぶつけられるフォレスト。だが、自転車で追いかけるいじめっこを振り切ろうと、装具をつけた足で逃げる彼に、奇跡が起きた。人一倍速く走れる能力を得たフォレストは大活躍し、富豪にもなるが、彼の心は満たされなかった。
見所・感想
一番の見所は冒頭の鳥の羽が空中を舞って、ガンプの足元に落ちるシーン*1、というのは嘘w
歴代の大統領やジョン・レノンの実写映像との共演も、当時は話題になったのだろうが今となっては大して驚く物ではない。
ベトナム戦争のシーンも相当お金が掛かっていそうだ。ヒューイ(ヘリコプター)が大群で飛び立つシーンとか、さりげなく凄い。ベトナムから戻ってきて、ワシントンで平和集会に遭遇するシーンもエキストラの大群衆がもの凄くて、巨額な費用が掛かっている事が分かる。
だが、肝心のストーリーが自分にはピンと来なかった。
(以下ネタバレなので白文字)
知能が低い男が、運動能力でのし上がっていくが、本人にとっては出世はどうでもいい事で、幼馴染のジェーンと一緒になりたいだけの人生。最後に結ばれるが、死別。でも、子供が残って、良かった良かった、という感じ。
その人生に大勢の人が感動して絶賛されているのだが、何も感動しなかった。
絶賛している人には、本当に申し訳なく思う。
その辺の心が分からないから、自分は人付き合いが出来ないのかもしれない、そんな事まで思ってしまった。
フォレストの息子役で出てきた、ハーレイ・ジョエル・オスメントは登場シーンも短く、これまたあまり印象に残らず。
世間の評価は本当に高いので、裸の大将放浪記で感動できる人には、お勧めの大作かもしれない。
感動できない、自分が残念。
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*1:何でも普通の映画が一本撮れる位の金が掛かっているとか。