スネップ仙人が毒吐くよ

60代独身じじぃの独白記


ヒリヒリする?!三幸 柿の種 驚辛ゴーゴーカレー風味レビュー

暫く写真記事ばかりだったので、久しぶりに食品レビュー。

 

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特にこれが欲しくてというのではなかったが、たまたま別の買い物で訪れた地元のドンキで見つけたのが、

 

三幸製菓 柿の種 驚辛ゴーゴーカレー風味

である。

 

本当はカールのカレー味を探してたんだけどね。

同じカレー味だから、取り合えずこれで良いかって感じw

 

普通バージョンのゴーゴーカレー風味もあったが、それじゃネタになんないだろってことで、迷わずこちらをチョイス。

ちなみにゴーゴーカレーって金沢カレーで有名なあの店。しかし、チャンピオンカレーの方は確かに食べているのだが、ゴーゴーは食べたかどうかイマイチ記憶が曖昧である(酷っ

 

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原材料表示。

カレーパウダー、ポークエキスパウダー、チキンオイル、チキンパウダー辺りが、普通の柿の種ではないという雰囲気。

 

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栄養成分表示。

当然ながら炭水化物多め。カロリー的にはポテチなどより低いか?

 

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アレルギー物質表示。

花粉症、ダニ・ハウスダストアレルギーの自分は平気←それ食物じゃないから

 

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個包装状態。

 

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開封した商品。

見た目は表面にぶつぶつが多いか?ってくらいで、特に普通の柿の種との違いは感じない。

匂いは確かにカレーの香りが漂ってくる。

 

早速食してみると……

 

ははっ、確かにカレーだわ。カレー味の柿の種初体験。

米菓だから、ライスに掛けて食べるカレーとの相性も悪くない。

 

でも、

驚辛はないんじゃないの?

 

全然辛くなくて、肩透かしだ。

確かに普通の柿の種よりは辛い。食べた後、口の角が多少ヒリヒリはする。

 

だが、激辛カレーの味を想像すると全く物足りない。

自分が普通じゃないのかもしれんが、

LEEの20倍とか余裕だからなw

江崎グリコ ビーフカレーLEE辛さ×20倍 180g×10個

江崎グリコ ビーフカレーLEE辛さ×20倍 180g×10個

 

 

まあ、物足りないが不味くはない。

普通の柿の種よりは全然おいしい。

 

 

もしかすると、ビールのつまみなんかに良いんじゃないだろうか?

 

 

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ってことで、やりましたよ。

貧乏暮らしで、酒のような高価な嗜好品には縁がないのだが。

正月の御とそ以来の酒ですよorz

無職なのに、しょっちゅうオフ会とかバーベキューとかやってる人が羨ましい。

 

ビールじゃなくて、ビール風味の発泡性リキュールってやつで、発泡酒でもないけど。

 

麦彩とかいう、某薬局の独自ブランド?めちゃ安くて、百円もしない。ノンアルコールかと思ったら、正真正銘の酒でベトナム産だとか。

というわけで、ネット配信の映画見ながら、ポリポリ、グビグビやってみた。

久しぶりの酒というのもあったが、非常に相性良く、気持ちよく飲むことが出来た。

 

辛さはやや足りないながらも、酒のつまみとしては丁度いいのではないか。

ポテチやカールと違って、手も汚れないし。

そんな感じ。

 

つまみと酒と合わせて2百円位なら、自分も月に一回くらいは楽しませてもらいますかねorz

ハードオフで千円のジャンク一眼レフレンズ、全然使えましたよ!

前回ハードオフで買ってきた千円(税込み1080円)のジャンク一眼レフ用交換レンズだが、僅かなクリーニングで全然普通に使用できた。

 

snep1000.hatenablog.com

 

はてなブックマークでは、修理記事に期待するコメントも戴いたが、期待を裏切ってしまって、すみません。

 

ジャンク扱いの理由は、値札に書かれた「カビ」だと思うが、実は店で確かめた時点で、この程度なら撮影に影響ないかも?と思っていた。

確かに、絞りを開いて光にかざして後ろから覗くと、レンズ全面に粒々のカビ(?)というか汚れが見られ、繊維状の埃も1本ヒョロっと見えるという状態。

普通の人の感覚だと驚いて、こりゃダメだと思って不思議でない。

 

まあ、自分が普通じゃないんだろうw

 

自分がダメだと思うカビのパターンは、菌糸が広がって白く曇って向こう側が透けて見えない状態である。

今回はそれに該当せず、汚れは見えるけど、透明度が無くなっている訳ではなかったので。

 

取り合えず、外から触れるレンズの前と後の玉だけ、クリーニングペーパーで磨いて試し撮りしてみる。

 

保存していないので写真は載せないが、部屋の中で何枚か撮ってみた。

ファインダーは良く見えるし、全く普通に写った。Tamron 472Dの絞り不具合で苦しんだので、絞りも確かめたが問題なかった。AFも勿論問題なし。

 

 

これで、終わったらネタとして面白くないので、一応「カビ」とやらのクリーニングにも挑戦する。

 

とはいえ、バラバラに分解するのはリスクが高いので、最低限の処置で終わらないか検討する。

光にかざして絞りを開閉すると、どうやら汚れは絞りより後ろのレンズに付着しているようだ。

レンズの前面を観察しても、絞りより前のレンズには汚れは見あたらない。

 

絞りを含むレンズブロックは、鏡筒の横からネジで留められていると思われる。通常そのネジは鏡筒に巻かれたリング状の滑り止めゴムの下に隠されている。

ところが、困った事に滑り止めゴムは接着されているのか?簡単にめくれない。

 

その問題は後で考える事にして、取り合えずレンズ後ろのマウントを外してみた。

 

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すると都合のいいことに、絞りを開閉するレバーの部分に切り欠きがあって、そこから中のレンズの掃除が出来るかもしれないと気付いた。

 

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手持ちの模型塗装に使う極細綿棒を、折り曲げて「J 」型に加工する。

 

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絞りを動かすレバーの横から、先ほど加工した綿棒を突っ込んで、絞りのすぐ後ろ側にあるレンズを拭き拭きすると、汚れが取れるのである。

綿棒の先に無水エタノールを含ませ、何度か取り換えて作業を繰り返すと、粒々汚れは粗方クリーニング出来た。

 

隅の方に若干薄い拭き残しがあるが、殆ど影響はないだろう。この状態でも、やはりカビていた Tamron 472D よりも全然マシである。

 

逆にいえば、この部分に隙間があるので外からの汚れが侵入してしまったとも考えられる。

 

ともあれ、比較的簡単にレンズ内部のクリーニングが終わってラッキーである。

 

 

外に出て、家の周りに咲いているドクダミを撮ってみた。

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SIGMA 18-50mm F3.5-5.6 DC というこのレンズは、最短撮影距離が25㎝と短く、特別な操作をしなくても被写体に接近することが出来る。

ネットの評判では全然ボケないという話だが、望遠側の50㎜であれば、この程度のボケはあり、全然使えないレンズではない。

比較的新しいAPS-C専用デジタル対応レンズである為、描写もシャープだ。

 

一眼レフ本体とセットで売られている標準ズームキットレンズと同様である為、普通は見向きもされないレンズだが、自分は持っていなかった。だから、こんなに安く良品が入手出来てラッキーという他ない。

 

これだから、ハードオフのジャンクあさりは止められないw

 

【はてなブログ今週のお題】また買っちゃったよ、一眼レフ中古レンズ沼

はてなブログ今週のお題「私の沼」

というわけで、タイトル通り一眼レフの中古レンズをまた買ってしまった。

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これで5本目。

まさにレンズ沼にどっぷりw

 

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税込み1080円のジャンクレンズだけどなwww

ペンタックス用 カビ

と値札に書いてあるがな(草

 

本日ハードオフで保護した。

見つけたのは1ヵ月程前だったのだが、別の地元のハードオフを含め暫くパトロールしてもPENTAXのジャンクレンズはこれ以外に入荷せず。

しかしこのレンズは標準のキットレンズと画角は同じだし暗いし、あまり買う気がしなかった。この期間ずっと売れておらずジャンクワゴンに放置されていたが、迷った末に確保した。

 

SIGMA 18-50mm F3.5-5.6 DC

Sigma 18-50mm F3.5-5.6 DC Lens Reviews - Sigma Lenses - Pentax Lens Review Database

例のペンタックスの海外フォーラムでは低い評価で、特にボケの評価が低い。

ボケ方が汚いのかと思って、これはやだなーという感じだったのだが、他のサイトをいくつか調べてみると、ボケ味が汚いのではなく、そもそもボケ難いという事らしい。広角系でF3.5 からの暗いズームレンズだから、ボケないのはしょうがない。

 

一か月余りも放置していたのを今になって確保したのは、ずっと広角の単焦点レンズをヤフオクで物色していたのだが値段が高く、24㎜の古くて程度の悪いマニュアルフォーカスレンズでも1万円前後になってしまうからだ。

28㎜なら安いが、APS-C機では画角は1.5倍となるので、28㎜では42㎜で全然広角でなくなってしまう。24㎜なら36㎜で何とか広角といえる焦点距離なのだ。もちろん21㎜や20㎜の方が良いのではあるが、良いものは当然高いのである。

 

それならば、PENTAXの標準キットズームレンズが大量に出品されているので、それの方が良いが、送料を含めると2,3千円程度にはなる。

こんな事なら、最初から標準キットレンズ付きのボディーを入手するべきだったと思うのだが、後の祭りだ。

 

だいたい自分的には広角レンズはあまりほしいレンズではなく、そこにコストを掛けるのは馬鹿らしいのだ。

 

何故なら、美しい大自然をパノラマ風に余す事無く収めたいと思ったところで、美しい大自然を見に旅行に出かける機会というのは自分には今の所ないからだ。

あるいは、ダイナミックなパースの付いた構図で絵作りをしたいという、欲求もあまりない。

 

とかく広く写るという事は、余計な物も写り込むというリスクと表裏一体である。狭い自分の生活圏では綺麗な風景だなと思ったところで、端に無粋なビルや電信柱が写ったりするものである。

ごちゃごちゃした物の中から、綺麗と思えるものだけを切り取って見せるには、望遠レンズの方が都合が良い。

パースの付いたダイナミックな構図を狙っても、背景に余計な物が写らない環境があって成立するもので、そういう写真を撮る人はロケ地の選定やスタジオの設定に苦労するものである。

 

デジタル一眼レフの初心者のくせに、写真哲学をいきなり語ってしまったが、そんな感じで今回のレンズは例えあまり使えなくても、あきらめがつくというか、1000円なら動いて写るだけでも儲けもんでしょ。

 

動作確認はこれからだけど。

入門用300mmの望遠ズームレンズで野鳥の写真がやっと撮れたよ

前回一応修理して使えるようになった70-300mmの望遠ズームレンズのTamron 472D 

 

snep1000.hatenablog.com

 

このレンズを手に入れた理由は色々あるが、その一つが野鳥の撮影だった。

しかし、入門用300㎜程度の望遠ズームじゃ大して大きくならないし、同クラスで比較しても、Tamron 472D は写りはシャープじゃないし、暗くてAF遅いし、野鳥撮影に詳しい人にしてみれば笑いものも良いところだろう。

 

野鳥のマニアが使うレンズは最低でも500㎜とかで、ズームより明るい単焦点がよいとかいう。

野鳥ビギナー向け廉価版で人気のレンズ Tamron SP 150-600mm F5-6.3 Di VC USD でも8万円以上で、しかもPENTAX用マウントはないorz

TAMRON 超望遠ズームレンズ SP 150-600mm F5-6.3 Di VC USD キヤノン用 フルサイズ対応 A011E
 

これでも激安で野鳥マニアには画期的なレンズだったらしい。

 

もちろん白い大砲レンズなんか、クルマが買えちゃう値段で、買えるわけないし。

 

貧乏人はせいぜいこんなので頑張るしかない訳だ。 

TAMRON 望遠ズームレンズ AF70-300mm F4-5.6 Di MACRO キヤノン用 フルサイズ対応 A17E

TAMRON 望遠ズームレンズ AF70-300mm F4-5.6 Di MACRO キヤノン用 フルサイズ対応 A17E

 

 

 

前置き長くなったけど、ようやくそれらしい写真が撮れたので貼り付ける。

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キジバト。

バードウオッチングの基本中の基本らしく、珍しくもないのだろうが、丁度木に止まるところを見つけたので。

 

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ムクドリ。

警戒心が薄く、こちらに向かって雑草の中を歩いてきたのを撮影。

 

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これは失敗写真だが、キジ。

以前から近所の河川敷を散歩しているときに見かけて、こいつを撮るのが目的みたいなものだった。3度目のチャンスだったのだが、今回も失敗。

まあ、遠すぎるというか近づけなかった。

鳴き声だけはいつもよく聞こえているのだが、姿をなかなか捉えられない。

 

いずれも、実際は小さい写りで画質が落ちない程度でトリミングしている。キジは小さすぎて画質が良くない訳だが。

 

2000万画素クラス以上の最近の一眼レフならトリミングしても余裕があるのだろうが、当方は1000万画素クラスの旧カメラだから、あまりトリミングはしたくない。

 

また、いつもはRAWで撮影しているが、今回は諦めJPEGで高速連写した。RAWだと連写が効かないので仕方がない。

キジもRAWならもっとましにできたかもしれないが、過去キジを撮った写真はRAWでじっくり狙っても結局ぶれていて使えなかった。連写で数多く撮って、少しでも当りを引く作戦である。

 

オートフォーカスも遅いレンズ&遅いカメラの組み合わせだから、ピントが合う確率も低い。これも数打ちゃ当たる作戦に頼る理由だ。

 

撮影を繰り返せば、そのうちまともなキジの写真を撮れる機会が巡ってくるだろう。

プロでも何百ショットも撮って、使えるのが数枚という世界だから、始めたばかりのアマチュアで機材が貧弱なら当然である。

 

キジバトとムクドリの写真も一応写ってはいるが、背景がごちゃごちゃしているとか、足元が見えないとか満足いくものではない。

いつか野鳥図鑑に載っているようなクリアな写真を撮ってみたいものだ。

 

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ついでだが、鳥を探して散策中に、隣石川県の名山、白山の山頂が綺麗に見えていた。

装備と体力を整えて登ってみたいが、この時期でも雪が多く残っていて、なかなか大変そうである。

一眼レフ交換レンズの絞り不具合修理、ようやく完治したか

前回修理に再挑戦したものの結局完治しなかった、絞りに不具合がある一眼レフ交換レンズ Tamron 472D(PENTAXマウント)

snep1000.hatenablog.com

 

徹底的にやるか、やけっぱちになるかのどちらかである質なので、またしても分解である。

 

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絞りユニットは前回クリーニングしたので、今回は絞りユニットにつながる絞りレバーとリンクの分解調整をやってみる事にした。

マウント部のネジ4本を外すと、マウント部に付属する絞りレバーとリンクが一緒に外れる。

今回はこの部分だけの調整のつもりだったので、外れてしまうと取り付けが面倒になる絞りリングはテープで固定している(結局後で全部分解する羽目になるのだが)。

 

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外したマウント部を、エタノールクリーニングする為にバラバラにする。

写真が見難いが、ドライバーの先に小さなナイロン製のワッシャーが付いている。

リンクを固定していたネジ2本はロック剤で止めてあり、安易に分解してはいけない箇所だ。

リング状の絞りレバーの部品側は長孔で、ネジの固定位置はアジャストできるようになっていて、安易にバラしてしまうと調整がずれてしまうという訳である。

この写真では良く見えないが、位置の目安となるマーキングをしてから分解している。

 

後で分かった事だが、ネジは完全に外してしまわない方が良い。ここを外さないと、絞りレバーとリンクをマウントから外せないと思っていたのだが、緩めるだけで良かった。

ナイロンワッシャーは片側だけしか付いていないが、おそらく調整しやすくするための滑り止めであろう。

 

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クリーニングと調整が終わって、組み付け後の写真だが、絞りレバーとリンクを止めているネジの周囲3ヵ所にマーキングして位置を合わせた。

だが、実際は調整はシビアで、長孔の横方向の調整はマーキングの位置で良いのだが、縦方向でスライドのスムーズさが決まり神経を使った。

つまりマウントの内径にピッタリ密着させてしまうと、ガチガチでスライドしなくなってしまうし、ユルユルだと、マウント部の爪に当たってストッパーとして機能しなくなり、レールからポロっと部品が外れてしまうのである。

部品を落ちないようにするストッパーとしての機能を維持しつつ、スカスカ回転できるだけの丁度いい隙間を作る必要があるのだ。

 

というわけで、悪戦苦闘して絶妙な調整にしたのだが、結果は良くなかったorz

 

マウント部品単体だとスムーズに動くのに、絞りはやはり引っ掛かってしまったのだった。

 

となると、やはり絞りユニットそのものが怪しい。前回分解クリーニングで動きが良くなったと思っていたのは、気のせいだったのかも。

そこで、再び鏡筒から絞りユニットを取り外すことになる。

ちなみに先ほどテープで留めた絞りリングは、クリックストップの為に小さなベアリング球が1個はまっていて、不用意に外すとそれが転がって紛失する恐れがあるのだ。

 

外して精査すると、やはり縦に置いた時は絞りはスムーズに開閉するが、撮影時のレンズの向きと同様に横にすると、時々引っ掛かる事が分かった。

分解クリーニングだけではダメなようである。

かといって、下手に注油をするのも逆効果の恐れがある。どうしたものか……

 

 

身の回りで使えそうな物を探したところ、良さそうな物を見つける。

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フッ素樹脂スプレーである。

これは昔、自分がガレージキットフィギュアを作っていた頃の材料の一つで、シリコーン製のゴム型からパーツを取り外しやすいように塗布する離形用のスプレーだ。

フッ素樹脂とは分かりやすくいえば、テフロンである。

つるつるするので、型から出来たパーツが、スルッと外れるという訳だ。

また、オイルと違って乾くと表面はサラサラしていてベタつく事がないのも好都合である。

 

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フッ素樹脂スプレーを、絞りの部品の中で一番怪しそうなカム溝の付いたプレートに、薄く両面吹き付けてみた。

 

 

結果は、成功である。

 

散々苦労したが、ようやく完治した模様だ。

取り合えず絞りを最大値にして、30ショットほど試し撮りしたが、一枚も露出オーバーにならなかった。

天気が良くないので、まともな被写体はないがサンプルを2点ほど

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柵のピントが手前から奥まで合っているのが分かるだろうか?

絞りがきちんと絞られているので、ピントの合う範囲が広いのである。

 

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こちらの写真は手前の木と雲の両方ともクッキリ写したかった。

絞りが絞られていないと、どちらかだけにピントが合って、他方はボケてしまう。

 

 

前後のボケが大きいのが一眼レフの特徴とばかり思って、そういう写真ばかり撮るつもりなら良いが、時と場合によっては絞りが機能しないと困るのだ。

 

しかし、取り合えず30ショットは無事だったが、耐久性は未知数である。

フッ素樹脂は、滑りは良いのだが、素材への定着性は悪く直ぐ剥がれてしまうのも特徴なので。

どうせ、元々ジャンクで遠慮なく分解してきたから、再発したら、また分解するだけだ。

 

なお、一般的にはフッ素樹脂スプレーは防水スプレーとして入手可能だ。

 

使用上の注意として、屋内で使用して成分を肺に吸い込んで重篤な中毒に陥る事故が度々起きている。換気とマスクを必ず使用する必要がある。