スネップ仙人が毒吐くよ

60代独身じじぃの独白記


SSD交換に必要なツールが使えず焦る

先日購入したSSDは、サブで使っているデスクトップPCのHDDと交換する事にした。

snep1000.hatenablog.com

 

既存のHDDからSSDに交換するには、通常クローニングという作業を行う。

新しいSSDの中身は当然空っぽである。

いきなり既存のHDDを外してSSDに置き換えても、そのままではPCは起動しない。OSをクリーンインストールする手もあるが、元通りの環境に戻すには手間がかかる。

またWindows10では、ハードウェアが変わってしまった場合、別のPCにOSがインストールされたと認識されてアクチベーションに失敗したり、電話による認証が必要となる問題もある。

それらを避けるため、元のHDDと同じ環境をそっくりそのままクローンとしてSSDにコピーするのが手っ取り早いのだ。

しかし、普通にエクスプローラー等のファイル管理ソフトで、単純にファイルをコピーするだけでは起動ディスクとして使えるようにはならない。

そこで使用するソフトがクローニングソフトである。

 

クローニングソフトは買わなくても、フリーの物があるし、自分の買ったSanDiskのSSDでは、「Acronis True Image WD Edition」というソフトをメーカーサイトからダウンロードして利用できる。

 

あとクローニングに必要なツールとして、「USB-SATAデータケーブル」が必要だ。

SATA USB 変換アダプター 2.5インチ SSD / HDD SATA to USB ケーブル USB3.0 高速 SATAケーブル 給電USB不要 3.5インチHDD非対応

 

このような変換ケーブルでHDDを交換するPCのUSB端子とSSDのSATA端子を接続するのである。

持っていなければ、SSDと共に購入する必要がある。

 

自分は、全く同じではないが、同様の機能を持つ変換ケーブルを持っているので購入しなかった。

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自分の持っている変換ケーブルは、パラレルATA(IDE)のデスクトップとノートPC用のHDDと、SATAケーブルが挿せる、3ウェイの物だ。

ノートPC用のIDEはこのケーブルだけで、USBから電源が供給されて動作するが、デスクトップとSATA用のHDDを動作させるには別電源を接続する必要がある。

 

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こちらのACアダプタを接続するのだ。

4ピン使用の電源で+12V と+5Vが供給される。SATAの場合は変換コネクタを使用する。

これまで、IDEのノート用とIDEのデスクトップ用、SATAのデスクトップ用のHDDで使用実績があるので、今回も使えるだろうと思ったのだ。

 

だが、うんともすんとも動かない。

 

やばい、無反応である。

どこか壊しちまったかなー(^_^;)タラーリ

多分、問題は電源かな?

snep1000.hatenablog.com

この回で、少し触れたが、本来のSATAの電源は4本線ではなく5本線で、オレンジの線が一本増えているのだ。上のACアダプタからは+12V と+5Vは供給されるが、オレンジの線の+3.3Vが省かれている。

デスクトップ用のSATAなら、+3.3Vは無くても動くが、どうやらSSDは必要らしい。

 

このツールは使えないという訳だ。

さて、どうしたものか。

 

余計なお金と時間が掛かるが、またAmazonをポチるしかないのか?

 

やだ

 

 

 

こうなったら、メインPCをまた開いて、電源コネクタを借りるしかないか。

今夜は遅いから、また明日……

 

 

さて、一晩経って本日。

寝ると、グッドアイデアが浮かぶものである。

 

どうせ、HDDとSSDを入れ替えるのに中を開けるわけだから、サブPCを開けて、直接中のSATA端子と電源コネクタにSSDを繋げばいいじゃないか。

 

ただ、心配は古いPCなので、中の電源コネクタが+3.3Vを省いた4本仕様だったらアウトである。

そうであれば、SSDに交換する事自体、このサブPCでは不可能だ。

それを確かめる為にも、先ず中を確認しなくてはいけない。

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幸い、中の電源コネクタは正規の5本線仕様だった。

SATAコネクタも一本空きがあった。

 

ただし、電源コネクタは2台目のデータ保存用のHDDに使われている。このHDDはIDE仕様で、SATAの電源コネクタに4本ピンの変換コネクタを使用して繋いでいる。

2台目のHDDの電源を抜いて止めてしまっても一応起動用のHDDは動くのでクローニングは可能と思われるが、マイドキュメントを2台目のHDDに移すなど、環境をいじっているので、不具合が出るかもしれない。

そんなわけで、2台目のHDDの電源にはSSDで使えなかったACアダプタを接続した。

 

SSDに2台目のHDDに繋いでいた電源コネクタを挿し、空きのあったSATAコネクタと接続した。

 

USB-SATAデータケーブルは、デスクトップPCの場合は無くても何とかなるってことだな。

 

この状態で、サブPCを起動。ダウンロードしたクローニングソフトで無事SSDのクローン化は成功した。

 

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後は起動用だったHDDを取り外し、SSDと置き換えるだけだ。

本当はマウントアダプターを購入して、スカスカの3.5インチベイに、2.5インチサイズのSSDを固定しなければいけないが、ケチってネジ一本だけで固定した。

持ち運ぶノートPCじゃないし、振動のないSSDだから、これでも大丈夫だろう。

ベイにしっかり固定するのは放熱の意味もあるが、このSSDは低発熱らしいし。

人によっては、ただ置いているだけの場合もあるらしい。

 

さて、お楽しみのスイッチオンである。

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手違いがあったが、無事にSSDの換装は成功した。

 

自分の場合はデスクトップPCなので何とかなったが、ノートPCの場合「USB-SATAデータケーブル」は必須である。

初めてなら、SSDと同時に購入するべきだ。

 

 

フラッシュメモリの品不足でSSD値上がり中、高いけど買ったった

品不足と円安のダブルパンチで、絶賛値上がり中のSSD。

bto-pc.jp

 

上記のリンクでは

SSDは2割増し感でTLCが主流に

と書かれているが、これは容量に限らないSSD全体の数値。自分の様な貧乏人には120GBか、せいぜい頑張って240GBしか買えない。コストパフォーマンス的には320や480GBの方が有利である。

 

銘柄によるが、去年の年末には4,500円程度で買えた120GBのSSDが、現在は6,000円前後の価格に。

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何と1.3倍、3割増しですよ奥さん!

 

上記リンクでは円安は落ち着く気配があるとも書かれているが、インフレになるとも噂されているところで、かつての様に1ドル80円台など勿論望むべくわきゃない。

為替より深刻なのは品不足で、SSDの主要部品であるNANDフラッシュメモリはスマホの普及、高級化に伴い需要が増えているのは、誰でも分かる事だろう。

 

さらに追い打ちをかけるように、最近では大容量のHDDが主流だった、サーバー用途にもSSDが求められているという。

toyokeizai.net

東芝メモリの行末も不透明で、何一つ将来安くなる要素がない。

 

自作PC界隈では今は買い時ではないと囁かれるが、いつまで待てば安くなるというのだ?

大体、例年4-5月は引っ越しが終わって、そろそろ新居でのPC環境を整えたいとの新入社員や学生による需要で、自作PCパーツの価格は高騰しがちである。

7-8月、12月はボーナスセールに合わせて安くなるが、今年はどうか分からない。

 

というわけで納得したわけではないが

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SSDを購入した。

上でも書いたが、しょぼいTLCの120GBである。ブランドだけは人気のSanDiskと、こだわった。

 

実は先月、Amazonギフト券の合計が4500円ほどになり、「よーし、SSD買ったる」とポチろうとしたところ、値上がりで買えなかったという経緯がある。

その代わりに先月は4GBのメモリを買ったのだ。 

snep1000.hatenablog.com

 

今日の所は一応開封だけ。

紙箱で蓋がぴっちり糊で止まっているので、開けにくい。

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開けたら即中古品だw

3年保証って書いてあるけどな。

 

内容物はシンプルだ。

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  • SunDisk SSD PLUS本体
  • 9.5㎜厚HDD搭載ノートPC用に厚みを揃えるスペーサー(本品は7㎜厚)
  • 各国語対応簡易マニュアル兼保証書
  • 専用ソフトウェアダウンロードサイトを記したチラシ

の4点。

 

どう使うかは、追々ブログに書いていく。

 

SanDisk SSD UltraII 120GB 2.5インチ [国内正規品]メーカー3年保証付 SDSSDHII-120G-J25

SanDisk SSD UltraII 120GB 2.5インチ [国内正規品]メーカー3年保証付 SDSSDHII-120G-J25

 

SanDiskはアメリカ企業で、東芝との共同生産チップの為に人気が高い。Amazonで購入したが、在庫がない場合が多い。

 

ない場合は、WDをお勧めする。

WDはHGSTを傘下にして世界最大手のHDDメーカーになったが、SanDiskもWDに買収された。WDはSSDでも覇権をねらっているのだ。

東芝もWDに買われてしまうのだろうか?

WD SSD 内蔵SSD 2.5インチ 120GB WD Green SATA3.0 6G / 3年保証 / WDS120G1G0A

WD SSD 内蔵SSD 2.5インチ 120GB WD Green SATA3.0 6G / 3年保証 / WDS120G1G0A

 

 

コストパフォーマンス的には120GBより240GBの方が良い。 

WD SSD 内蔵SSD 2.5インチ 240GB WD Green SATA3.0 6G / 3年保証 / WDS240G1G0A

WD SSD 内蔵SSD 2.5インチ 240GB WD Green SATA3.0 6G / 3年保証 / WDS240G1G0A

 

 

昨年末はSamsungが格安で人気もあったが、今年はディスコンになったのか出荷していないようだ。スマホ向けのフラッシュメモリの生産で手一杯で、SSDどころではないのかもしれない。

B社P社を超えた?!激安深剃り電動シェーバー ロゼンスター3枚刃

面倒くさい面倒くさい面倒くさい!!!

何が面倒くさいって?

 

髭剃りですよ!

全く何でこんなものが生えてくんのか?上の毛はどんどん後退するのに、こちらは毎日伸びまくり。

ついつい剃るのが面倒で、人前に出られない顔になって……

 

引きこもりというわけですよ!

 

いや、すんません、大嘘ですw

自分ね、20うん年前ジレットセンサーと出会って以来、ずっと使い捨て交換刃式T字型髭剃りを愛用していたのだが、働きに出ていた時は毎日ルーチンで剃っていたのが、引きこもりになると、それが面倒でしょうがないという訳だ。

 

我慢ならんので買っちゃいましたよ。

電動シェーバー

 

じゃじゃじゃじゃーん

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ぷっ……

 

あっ、今そこの人笑ったでしょ?

何?この安物とか。

 

ああ激安でした、Amazonで851円w

1000円しない、下手すりゃ普通の家電メーカーの電動シェーバーの替え刃よりも安い。いやT字型髭剃りの替え刃よりも安いwww

草生えるーっwwwww

 

ところがAmazonのレビューを見ると、超高評価というか星4.5で、一部を除き、殆ど星5つか4つ。

レビューの内容も素晴らしい。 

今まで使っていたパナソニックにも驚きましたが、これはそれを遥かに上回るほどの性能。

 

剃り心地は、、以前 使っていた Panasonicの 3枚刃と、同等です。。お勧めの 逸品です。。

 

今まで某B社の高級機を使っていたが、刃の交換だけでも数千円、クリーニング液に費用がかかる・・・事を考えて、使い捨てで1000円前後のものを検討し、このロゼンスター社で3つめとなるが、最も剃り味が良い。

 

時折使っているブラウン3シリーズをも上回る感じです。

 

いままで、ブラウンやナショナルの充電式を使ってきたが、こんなに深剃りが出来たのは初めてです。

 

今まで買ってた、ブラ〇ンのトリプルローターって何?って感じで綺麗に剃れるニャ。

 

某ブラ〇ンやPanaso〇icでもここまでツルツルにそれたことはほとんど記憶にない。

 

数年前のラムダッシュを使っていましたが、それよりも上だと思います。

 ロゼンスター 水洗い ポケそり 3枚刃 S-686 (Amazon)

 

マジでB社P社を超えた

 

つまり、大手電動シェーバーメーカーのブラウンやパナソニックより良いというレビューが多くてビックリ。

そんなわけあるか?!と思わずにはいられないが、この値段なら騙されても良いかという感じで購入。

 

以下レビュー

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パッケージがブリスターパックで、コンビニにぶら下がっていても不思議でない感じなので、外観はショボい。

おまけに、新品なのに擦れ傷まで付いているw

コンパクトサイズで手のひらにすっぽり収まる。

 

そんなことはどうでもいい。問題は剃り味である。

電池は付いていないので、手持ちの単3型エネループを使用した。

スイッチを押すと大きめの音と振動。

顔も洗わずに、3日ほど伸ばしっぱなしの髭そりに挑む。

 

おおっ!めちゃ剃れる。

いつもは洗顔とセットで30分かかるところが、15分で終わってしまった。

特に楽なのは口の周りギリギリの所が簡単に剃れる。

T字型シェーバーだと唇を切らないように口を丸く開けて皮膚を引っ張りながら剃るのだが、ただ当てるだけで安全に剃れてしまう。

流血ゼロ。しかもギリギリのところをしっかり深剃り。T字型シェーバーより剃れる結果だ。

あごやエラの下のくぼんだ所も、流血の心配がないので深剃りが利く。

平らなところも勿論ツルツルである。

 

レビューは本当だった!

 

しかも、流血がないのはもちろんだが、ヒリヒリしない。

自分は20うん年前ジレットセンサーと出会う前は日立のロータリーシェーバーを使っていた。現行機種と違って1枚刃の物だが、それでも値段は1万円以上した高級機種である。自分は人並み以上に髭が濃く、奮発したのだ。

しかし、深剃り効いて早く剃れるものの、皮膚も同時に剃ってしまうらしくヒリヒリと流血に悩まされた。

日立のロータリーシェーバーは現行機種でも同様の傾向があるらしい。深剃り性能と早剃り性能は良いが、皮膚には優しくない。

音と振動は、最初大き目と書いたが、当時のブラウンよりはマシである。

当時のブラウンは電気マッサージ機並みのひどさで、日立を選んだのも音と振動が嫌だからだ。ブラウンの現行機種については知らない。

パナソニックのΛッシュは展示品を触ったくらいで良く知らない。

だが、Amazonのレビューを信じて良い剃り味だと思う。

 

文章だけでは信じてもらえないと思ったので、1日髭を伸ばして使用前後の写真を撮った。

 

以下50代のオッサンの汚い顔だが許して欲しい。

 

 

グロ注意、汚い顔でスマン

 

 

 

 

そろそろ見える

Before

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After

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どうだろうか?

Beforeはそんなに青く見えないが、当方は髭も白髪が混じる状態なので、見た目以上に剛毛である。針金並みに毛は太く固い方だ。

それが10分ほどでツルツルになる。

 

もしかするとブラウンやパナソニックの最高機種クラスだと、時間的にはもっと早いのかもしれないが、深剃りは十分だ。

 

自分はもうこれで満足である。

 

良い事ばかりでなく欠点も一応上げよう。

Amazonのレビューでも書かれているが、キャップの作りが良くない。

押さえが緩く直ぐに外れてしまう。だから、カバンなどに入れて持ち運ぶのには向いていない。キャップが外れて、剃った髭がこぼれたり、外刃を破損する恐れがある。

だから、小型で旅行用に良さそうだと思って買うと、ガッカリする。

これだけは要注意だ。

レビューで低評価の人も、これで評価を落とす人が多い。

 

自分は持ち運ばず、家で使うつもりなので全く問題ではない。

会社や車の中に置きっぱなしなら良いと思う。

 

あと風呂場でウェットシェーブしている人もいるが、この機種は完全防水ではない。刃の部分だけが、水洗い出来るように防水になっているだけである。

スイッチの部分はおそらく防水ではないので、ウェットシェーブはやるべきではない。

むしろドライより剃り味は落ちるのではないか?

これも自分的には問題ではない。

 

音と振動も大き目だが、先にも書いたように古いブラウンよりマシである。自分は我慢できる。

 

あとは耐久性だが、実はロゼンスター社では、この機種の替え刃を出している。

価格が本体より高くなってしまうので全く意味がないのだが、本体の耐久性に自信がある証拠だろう。

刃も1年くらい持てば、この価格だから文句がない。

 

とにかく ロゼンスター 水洗い ポケそり 3枚刃 S-686 は千円以下の激安とは思えない素晴らしい電動シェーバーだ。

 

ロゼンスター 水洗い ポケそり 3枚刃 S-686

ロゼンスター 水洗い ポケそり 3枚刃 S-686

 

 

Windows10 Creators Updateの必要スペックが分からない件

Windows 10の次期大型アップデート「Creators Update」は2017年3月か4月頃になるらしい。

当然気になるので情報収集に努めてきたが、2月も終わろうというのに、いまだはっきり分からないことがある。

それはアップデートに必要なPCの必要スペック、あるいは最低性能である。

これは性能に余裕のない古PCを使い続けている、当方の様な貧乏人には死活問題だ。

 

 

「Creators Update」関係のニュースでは3D機能の強化であるとか、VR機能が標準搭載されるとか、そういう派手な見栄えのいい話ばかり入ってくるが、普段の生活で実用的にPCを使いたいだけの人間にとってはどうでもいい話ばかりである。

むしろそんな機能は、PCのハードウェアに要求する水準がますます高くなるのでは?と気が気ではないのだ。

 

以下の記事を見ると、その危惧がどうやら現実になりそうだ。

Windows 10の次期大型アップデート「Creators Update」が形になってきた (1/2) - ITmedia PC USER


そこでBuild 14971では、Creators Updateに搭載される「Windows Holographic Shell」を先行投入した。

~中略~

最低要件は下記の通りだ。昨今のPC基準から言えば、それほど高くないスペックと言える。

CPU:4コア以上
メモリ:4GB
USB:3.0以上を推奨
空きストレージ容量:1GB
グラフィックスカード:DirectX 12以降対応

「Windows Holographic」とは「HoloLens」というヘッドマウントディスプレイを使用するためのソフトウェアである。透過型のディスプレーで、現実世界と同時に3D映像を重ねることで、整備士やパイロット等が複雑な機器を扱うときの情報表示や教育に効果があると期待されるものだ。

「HoloLens」は仕事のやり方を根本から変える | スマホ・ガジェット | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

 

「HoloLens」自体は夢のある話で結構だが、「Creators Update」にこれが搭載されるとするならば、必要スペックも上記引用内のものを要求されるのであろうか?

ここが、どうもよく分からない。

搭載という言葉からは、「使用可能」という意味と「標準」の両方が想起されるからだ。

もし「標準」搭載であれば、現在の Windows 10 Anniversary Updateで必要とされたスペックよりもより重い条件が課される事になる。

再度上記要件を引用すると

  • CPU:4コア以上
  • メモリ:4GB
  • USB:3.0以上を推奨
  • 空きストレージ容量:1GB
  • グラフィックスカード:DirectX 12以降対応

である。

この条件だと、今絶賛市販中の多くの低価格PCがクリアできないのではないか?

メモリ2GBまでの機種はもちろんだが、低価格PCでは2コアCPUの機種が多い。企業内で現在使われているビジネス向けPCも2コア以下のCeleronが多いだろう。

Vistaの時主流だったCore2Duoを使い続けているユーザーも多いはずだ。

 

当方ではメモリ2GBでeMMC32GBの機種は今後のアップデートを考えるとお勧めできないといってきたが、メモリ4GBでHDD500GBやSSD128GBであっても、CPUがCeleron N3050やN3060だったら意味がないという訳だ。

 

snep1000.hatenablog.com

 

例えば不幸にして

このような機種を買ってしまった人には、当方は謝らないといけないのか?

 

 

また、 eMMC32GBの機種で懸念されていたアップデート時の容量の問題も、「Creators Update」は解決されるとの情報もある。

Windows 10アップデートの「サイズが大きい問題」に改善策 - ITmedia PC USER


 

使い勝手の悪さは依然残るにしても、少なくともアップデートに関しては心配なくなるというわけだ。

これでは、eMMC32GBではあるが、メモリ4GB、CPUはAtomだが4コアの、Asus新型VivoBook E200HA-8350を買った人が勝利という感じになりそうだ。

 

 

 

上の記事だけでは何とも言えないので、別の情報も当たってみた。

Windows10 Creators UpdateとAnniversary、TH2を比較 なんとなく綴ってみた/ウェブリブログ


こちらだと、システム要件は前回と変わっておらず、メモリも2GB のままである。

ただ個人ブログのまとめでしかなく、情報の確度は怪しい。

 

とにかく、Microsoftは早く必要スペックを明らかにして欲しい*1。それいかんでは、こちらも今後の生活、行動が変わってくる。

ちなみに、うちには4コアのCPUを積んだPCは一台もない。メインPCでさえ3コアである。メインPCはCPUを4コア以上の物に交換可能だからまだ良いが、サブPCに至っては4コアに変更はできない。

サブPCはCPUをCeleronからCore2Duoに変えてメモリを4GBにすれば、まだまだ戦えると思っていたが、本当に4コアCPUが必要というのであれば、それらは無駄な投資になる。貯金した方が良いわけだ。

アフィリエイトでPCを勧めるにしても、今後は2コアのCeleron*2を避け、4コア機しか勧められない。

一体どうなるのか? 知っている人が居たら教えて欲しい物だ。

 

値段が高くなってしまうが、モバイルPCの場合、現状ではこの辺りを買っておくのが安全そうである。

 

2017/4/10日追記:

Creators Updateの自動更新は4月11日より順次配信される予定。当方では既に手動更新でアップデートを実施した。

結果的には、現在の環境のままで無事にアップデート可能だった。アップデート後も特に使用感は変わらず、動作が重くなるような事はなかった。

4コアCPUや4GB以上のメモリを持たない低スペックPCでも心配ないと思われる。

snep1000.hatenablog.com

 

*1:Anniversary Updateでは、32bit版の要件がメモリ1GB→2GB に変わった。しかし英語版のサイト表記は変更されたが日本語版は以前のままである。

*2:ややこしいことに、Celeronでも一部4コアの機種もある。

HDDで音質が変わる?!PCオーディオのノイズ対策

またオーディオ熱が発症して、メインPCの小改造。

本当はUSB接続のハイレゾ対応DACが欲しいが、買えないので我慢。

 

 

以前、冷却ファンのモーターにノイズ対策をしたが、その時から気になっていた事があった。

 

snep1000.hatenablog.com

 

それはハードディスクドライブの事だ。

ハードディスク、HDDともいうが、こいつにも当然DCモーターが付いている。

冷却ファンのDCモーターにノイズ対策をしてPCオーディオの音が良くなったなら、当然ハードディスクでも変わるはずである。

そういうわけで、ずっと前からHDDにコンデンサーを付ける改造をやりたかったのだが……

 

直接HDDのモーターに付けたいが、どの端子にコンデンサーを付ければよいか分からない。ブラシレスDCモーターであるのは確実であるが、4本の端子がある。

失敗すれば、使用中のデータが入っているハードディスクが、あぽーんなわけで、超危険なトライアルだ。

使っていないHDDもあるが、まだ使える物を壊すのも勿体ない。

仕方ないので、直接モーターにコンデンサーを付けるのは諦め、次善の策として電源プラグに付けることにした。

f:id:mfigure:20170218211949j:plain

これは、稼働中のHDDには接続していない余った電源プラグである。シリアルATA用の電源プラグで5本の接点がある。

 

古い規格のIDE用の電源プラグは4本の接点だったが、一本端子が増えている。

IDEでは

  • 黄色が+12V
  • 赤色が+5V
  • 黒2本がGND(-)

だったが、シリアルATAではオレンジ色の線が増えている。これは何だ?

調べると、オレンジは+3.3Vでデスクトップ用のハードディスクでは未使用らしい。

てなわけで、+12V とGND間、+5VとGND間それぞれにセラミックコンデンサーとバイポーラコンデンサーを接続することにした。

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当方のメインPCの電源にはシリアルATA用の電源ラインが2本あり、それぞれのラインに一台ずつ計2台のHDDが接続されている。それぞれの電源プラグにコンデンサを取り付けるので、2組ずつのコンデンサーを用意した。

セラミックコンデンサーは0.1μFで全部同じ。

バイポーラ電解コンデンサーは+12V 用が47μFで50V耐圧の物、+5V用が同じく47μFで10V耐圧である。

本当は良くないのだが、耐圧10Vのバイポーラは手持ちのジャンクパーツを使用した。

耐圧50Vのバイポーラはもっと小さい耐圧の方が小型で使いやすいのだが、地元のパーツ屋に在庫がなくこれにした。

 

後、加工する電源プラグは稼働中のHDDに刺さっている物ではなく、それぞれの電源ラインに余っているプラグを使う事にした。

加工に失敗して使えなくなっても支障がないようにする為である。

同じ電源ラインに並列でコンデンサーが接続されていれば、直接HDDに挿していなくても、ノイズ低減の効果はあるはずだ。

 

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まず、電源プラグのプラスチック部分から端子を引き抜く。端子に引っかかっているツメを折らないようにドライバーの先で持ち上げ、コードを引っ張ると抜ける。

実は何本かツメを折ってしまった。失敗率が高い作業なので、上で書いたように使用中のコネクターを使わなくて良かった。

 

f:id:mfigure:20170218220626j:plain

外したプラスチックの端子カバーのコード側を、上の写真のように削る。ヤスリやカッターでも削れるが、能率を上げるためにモーターツールを使用した。

写真を撮った後に、切り欠きの深さが足りなくて、更に深く削り込んでいる。

 

余裕がなくて写真を撮っていないが、次に外したそれぞれの端子にコンデンサーを半田付けする。

端子はコネクターの先端では15本に分かれているが、根元の方では先に書いたように5本になっている。それぞれの先端が3本ずつに分かれているだけだ。

オレンジの線は無視して、黄色と隣の黒、赤と隣の黒の間にコンデンサーを取り付けるのだ。

後でプラスチックのカバーに端子を戻さないとダメなので、半田をてんこ盛りする訳にはいかないし、コンデンサーのリードの幅や長さも気を遣う。

非常に面倒くさい作業で、イライラしてくる。

付いたと思ったらポロっとなったりする。

 

ううーっ

2時間くらいでサクッと仕上げるつもりが、6時間以上もかかってしまったorz

良い子は真似しない方が良い。

 

f:id:mfigure:20170218222343j:plain

何とか出来たが、散々な出来である。ツメは折れているし、一部の端子は先まで刺さっていなかったりする。大きい方のバイポーラコンデンサーの足は長すぎてショートの危険があるが、安全な場所に固定すれば大丈夫だろう。

という感じなので、HDDの電源は挿し変えず、とりあえずこのまま使ってみる事にする。一応並列でHDDとつながっているので、目論見通りなら効果があるはずだ。

 

 

さて、お楽しみの試聴である。

 

おおっ、ボーカルが艶っぽい。

壁の反響音も増えて聞こえる!

 

前日の深夜だったので、1時間ほどで切り上げたが、第一印象は良かった。

本日起床してから、ずっと聴いているが、全体的に音が艶っぽくなっている。反響音が増えているのも間違いない。

試した中で特に印象が良かったのが、宇多田ヒカルの ULTRA BLUEだ。

 

ULTRA BLUE

ULTRA BLUE

 

自分はFantôme以前の、宇多田ヒカルのオリジナルアルバム5枚を持っているが、これまでULTRA BLUEは、音が固いというか聴き疲れするので、好きではなかった。

ところが、それが凄く聴き易いのである。

音が固まって、宇多田特有の声質がキャンキャンするので、頭が痛くなるのだが、それがない。

固まって聞こえていた音が綺麗に分離して、ボーカル自体と反響音が分かれて聞こえるので、スッキリして聴き易いのである。

というか、嫌いだったアルバムなのに、むしろこのアルバムの方が他より音が良いのではないかという感じである。

情報量が多すぎて、今までのシステムでは再生しきれず飽和状態だったのが、本来の形で再生されているのだと思う。

これは凄い。

 

CDは光学ドライブでの再生なので、HDDに保存してあるwavファイルも再生してみたが、こちらも同様の傾向だった。

これでまた、手持ちのCDを全部聴きなおす事になりそうだ。

 

 

HDDで音質が変わる?!PCオーディオのノイズ対策

これは釣りタイトルである。

 

何故なら、以前ネットで「HDDで音質が変わる」と一部のオーディオマニアがいったところ、袋叩きになったからだ。

HDDの違いで音質に差が出るのか?オリオスペックで確かめてみた (取材中に見つけた○○なもの) - AKIBA PC Hotline!

このようなイベントもあったが、一般人には全く信じてもらえなかった。

 

自分は、実際HDDをとっかえひっかえして試した事はないが、この話には信ぴょう性があると考えていた。

だから、今回この実験をしたのである。

オーディオマニアの間では、HDDで音が変わる事は間違いなく信じられているし、その理由もいろいろ言われてきた。

 

自分の考えでは、HDDに保存されているデジタルデータ自体に変化があるとは思っていない。違うとすれば、HDDから発生する有害ノイズのレベルが違うのである。

アナログオーディオ回路部分に影響を与える有害ノイズを多く発生するHDDを使えば、その分音質は劣化するだろうという仮説だ。逆にクリーンなHDDを使えば音質は良くなる。

 

オーディオマニアの間ではHDDでも音質が変わるが、SSDにすると音質が良くなるという説もある。オリオスペックのイベントでもSSDと比較している。

初めに書いたように、今回の実験の前にPC冷却ファンのモーターにコンデンサーを取り付けてノイズ対策をしたら音質が良くなった。

SSDにはモーターが付いていない。モーターのノイズが音質に影響を与えるなら、HDDより音が良くて当然である

  

WD SSD 内蔵SSD 2.5インチ 240GB WD Green SATA3.0 6G / 3年保証 / WDS240G1G0A

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