新進の人気ブロガーうさぎたんが、
クリぼっちは、どのように過ごすのがいいのか? 極力、家に避難しておきましょう。 一番オススメなのは、趣味に没頭することです。
クリぼっちが24日、25日に絶対にしてはいけないこと。過ごし方も紹介。 - 30歳からの敗者復活戦
こう書いているので、クリスマスは無駄な趣味に没頭することにしたよ。
先日のラジカセの記事で、古いラジカセを中途半端に修理して放置してあるのを思い出してしまった。
この古いラジカセ、カセット部が不良で正常に動作しない。
最初、モーターの回転を伝えるベルトが溶けてなくなっていて、全く動作しなかった。それを代用のベルトを取り付けて、巻き戻し早送り、ミュージックセンサーによる頭出しもできるところまで復旧した。
ところが、肝心の再生がいまいち調子が悪い。
キャプスタンとピンチローラーによるテープ送りは正常で、一応音もきれいに再生される。しかし、そのまま聞き続けると中でテープがぐちゃぐちゃに絡まってしまうのだ。
原因は巻き取りリールがスムーズに回っておらず、時々止まってしまうのだ。
10秒くらいはまともに聞けるのだが、そこで停止させないとカセットの中でテープが巻き取られず悲惨な状態となってしまう。
再生以外の動作はほぼ完ぺきで、そこまでもっていくのにも分解を10回程度繰り返して苦労している。特にオートシャットオフのメカニズムである、振り子のカムに引っ掛けてあったバネをミスで飛ばしてしまい、元の取り付け方が不明となったのは痛かった。
あーでもない、こーでもないと、試行錯誤を繰り返し、ようやく正解を見つけたところだったのである。
テープをつけないで再生ボタンを押すと、2,3秒回った後に自動的にボタンが解除される。早送り巻き戻しもテープが止まったところで、ボタンが解除され、オートシャットオフの動作はバッチリである。
巻き取りリール用のローラーも全く動作しない訳ではなく、回っているのだが、テープを取り付けると回転が不安定になってしまうのだ。
完全にダメではなく、非常におしい状態である。
とはいえ、うちにはカセットテープを再生できるデッキは他に幾等でもあるわけで、これをどうしても直さなくてはいけない理由は全くない。性能だって、もっと音の良いオーディオデッキがある。
だから、完全に無駄な趣味なのである。
そういうわけで、しばらく放置していたのだが、またしても分解修理することにした。
意識高い系やミニマリストの人にとっては、無駄の極致というものだろう。
貴重な人生の時間を無駄に潰している、さっさと捨てればいいのに。
そう思われるに違いない。
そのような無駄をやっているから、クリぼっちになるのだ。
全く正論だ。
だが今更、恋人探しに街へ繰り出すにしても、おいしいごちそうを買う金もない中年ジジィに何ができるというのだ?
問題の巻き取り側のローラー台だ。外周にゴムローラーが押し当てられて回転する仕組みなのだが、テープを取り付けるとスリップして回らなくなるらしい。
外周に油が付いている可能性があると思ったが、問題ないようだ。
だが残念なことに、これを軸に止める為のワッシャーが破損してしまった。
このワッシャーも作業ミスで何処かに飛ばしてしまい、代用品である。
適当な薄いプラ板をリング状に削って使っていたのだが、本物程強度がないのだ。また作り直しである。
写真中央のゴムのローラーが、レバーで巻き取りローラー台の外周に押し当てられて回転する仕組みになっている。
このゴムが経年変化で劣化して、うまく動力を使えることができないのだろう。
部品があれば、交換して一件落着というところだが、当然新品の交換部品など持っていない。
さて、どうしたものか?
こんな感じで無駄に時間は過ぎていく。