漫画の絵なんで、多少は変形していてもおかしくはないが、15頭身以上あるとか、眼球が頭蓋骨に収まらないとか、酷すぎる例だとお笑いになってしまう。
昨日上げた初音ミクの絵だが、じっくり眺めていると、他人を笑っている場合じゃないくらい、デッサンが狂っているのに気づいてしまった。
さあ、どこが狂っているでしょう?
修正後はこちら
間違い探しのようなものだが、どこが変わっているでしょうか?
直ぐ分かったのが、手前の腕の袖の向きだったが、他にもスカーフを通す輪っかの向きとか襟の形がおかしい事に気付いた。
空間が歪んでいるというか、ピカソの絵のように見る方向がバラバラになっているのだ。
顔は俯瞰の位置から見ているのに、袖の曲線は仰瞰になっていたのだ。
ピカソじゃないんだから、視点は一致していないとダメだ。
デッサンの基礎が出来ている人が見れば、こういう間違いは直ぐに分かってしまう。しばらく絵を描いていないと、こういう間違いを平気でやってしまうわけだ。
3月9日のミクの日に間に合わなかったが、色を塗って完成させる前で、むしろ良かった。
まだまだ、修行が足りないというか、恥ずかしい限りである。