スネップ仙人が毒吐くよ

60代独身じじぃの独白記


3月は1,140㎞、2月より走れんかった

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2月は1,198㎞だったので、ダメダメ。

 

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トラブルがあって、峠でスマホを落として翌日クルマで探しに行ったり、ち〇こが股ズレで擦過傷になったりと。

花粉症でもあるし。

まあ、そういうのは言い訳で単純に調子に乗れなかった。

 

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とはいえ、KOMを新たに追加できたし、地元の区間記録でトップ10入りも2回記録したので、客観的にはそう悪い調子でもなかったのかな。

何ちゅーか、自分で成長の実感が感じられないだけ。成長期の高校生じゃないんだし、アラ還の爺が3ヶ月そこらで結果が出る訳もないのだが。

 

そんな感じで、花粉もまだ当分続くし4月も忍耐の日々が続きそうだ。 

 

2月も月間1,000㎞ライド達成

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はい、タイトルまんまです。

2月は28日しかないので、厳しいなと思ってたが、先月の結果を大幅に超えて1,198㎞となった。

 

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本当はSTRAVAの1,250㎞チャレンジのバッジが欲しいのだが、それは28日しかないからさすがに無理。でもあと1日あれば達成できたかも。

それは3月に達成できると良いなーという感じ。

 

しかし、2月はロードバイクのライドに専念する毎日という具合だったが、いい加減確定申告もやらないといけないし、メインPCのSSDがぶっ飛んで起動不能になったので修復しないとダメだし……って感じで、やっぱり無理かも。

 

字数ないけど、本日はとりあえずそんだけ。

 

月間1,000㎞ライド達成

前回、月間1,000㎞のライドを目標にするといっていたが、さっそく今月それを達成した。

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まあ、ローラー台で決まったノルマを粛々とこなしていれば計算上達成できる事は明白だったので、当然であり、自慢できるほどの話ではない。

 

問題は1,000㎞走る事の効果で、一応それを目標に走っているというか回しているが、それは通過点でしかない。

本当の目標は、FTPの改善、パワーウェイトレシオの向上、実走のタイム短縮である。

FTPは期間中に一度測ってみたが、1Wも向上がなくガッカリしたというのが現実である。落ちなかっただけマシだが。

現在の内容のトレーニングを12月から始めてまだ2ヶ月だから、向上が無くても当然と考えるべきか、トレーニングが間違っているのか、判断が迷うところだ。

ともかく今のところは、このまま続けてFTPを測り直してみないと何も判断できない。

 

FTP計測については改めて記事を書こうと思う。

 

月間1000㎞が見えてきた!ロードバイク2020年ライド総括

さっきまでローラー台を回していたので、ようやく2020年のライド総括を上げられる。

例によってライディング結果は全てSTRAVAに上げているので、スマホのスクリーンショットを以下に貼り付ける。

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総走行距離は8,147kmになった。

2019年は5,331.8 kmだった。

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順調に距離を伸ばしたといえるが、前年に希望していた150㎞以上のロングライドに出掛ける事は、残念ながら家庭環境の変化もあり叶わなかった。

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せいぜい140㎞である。今後もしばらくはこの状況が続く。

 

その代わり、週に走る回数を増やした。

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230日の出走なので、週にすると4.41……4~5回は毎週乗っていた事になる。
前年はせいぜい週3回くらいだったと思う。

 

そして月間走行距離は

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今月963,7kmに達した。

もうひと踏ん張りすれば1,000㎞である。

 

5月に新車を購入してから、実は月間600㎞以上のノルマを課していて、5~12月までのすべてでそれをクリアしていた。

STRAVAには毎月のチャレンジ企画がいくつか設定されていて、今年になって現れたのが600㎞チャレンジだったのだ。それでやってみたのだが、案外簡単にクリアしてしまい700㎞や800㎞を余裕で走ってしまう月もあった。

そこでもっと上を狙おうという訳である。

 

距離が伸びたのはそれだけではない。11月の半ばからLSDトレーニングを導入したからだ。

ある峠のヒルクライムで足が攣って途中バイクを押しながら上るという屈辱を味わってしまい、根本的に何かが足りないと思い直したからだ。

LSDというのは比較的低負荷で長い距離を一定のペースで走り込むトレーニングで、持久力向上の効果があるとされる。負荷としては軽いのだが、長時間、最低でも1時間以上は走らないと効果がない。

それで、現在は一回2時間以上、距離で50㎞以上をローラー台で回している。目標としてはそれを週3回である。計算上は週に150㎞、月にそれだけで600㎞となる。

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まあ、実際は一回の距離が50㎞に満たなかったり、週に2回しか出来なかったりするのだが。

だいぶ慣れてきたので、来月にはキッチリやり切ることができるだろう。

オフシーズンなので実走は出来ないが、LSD以外にSSTというパターンのトレーニングもしている。SSTは距離にして現在32㎞くらい。これも3回やると96㎞。計算上はLSDとSSTを合わせると週250㎞になる。月にすれば1000㎞だ。

 

てな感じで、2021年は月間1000㎞以上を目標に頑張りたい。

 

ハンドルがグネグネしてダンシング出来ない人はステムが短いかも

ネットではあまり見かけない自転車の知識。

それは、ステムの長さとハンドリングの関係。

 

新車のRaleig Carlton-Fに乗り換えてずっと感じていた違和感が先日やっと解決した。

ステムを長い物に交換したのだ。

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ステムの長さというと、ポジションに不満があったのか?と思われるが、そうではない。一応ポジションも不満が無いわけではなかったが、違和感を感じていたのは別の問題だった。

 

ハンドル操作が敏感過ぎて安定感がなく、乗りにくいのだ。

 

特にダンシングしようとすると、初め10m位は進めるが、20mも進むとハンドルが左右にグネグネと激しく揺れ始めてバランスを崩しそうになり、諦めてシッティングに戻るといった具合だった。

 

自分が何の知識もない初心者だったら

「ロードバイクは普通の自転車より安定感がなくハンドルの切れも鋭いらしいから、そういう物なんだろう。上手く乗れないのは自分が下手糞なだけ」

と思い込んでいるところだ。

 

しかし自慢ではないが、知識だけはロードバイクに乗る前からしこたま蓄えてきた事もあって、違和感の原因がそうではない事に、すぐ気付いた。

 

それが上記のステムの長さとハンドリングの関係である。

 

当たり前のことだが、自転車の操舵システムは非常に単純で、ギアなどを介さず前輪を左右に回転させる軸から横に伸びた棒(これがステム)に左右に渡したハンドルが付いている。

それぞれの棒の長さが長ければ、軸に対する回転半径は長くなり、短ければ回転半径も短くなる。半径が長ければ円周方向の移動量も長くなるし、短ければその逆である。

単純な話だ。

つまり前輪を左右に同じ角度で切った場合、回転半径が長ければ長いほど、円周方向の操作量は大きくなる。

逆に円周方向の操作量が同じ場合、回転半径が長い方は短い方に比べて前輪の角度の変化は小さくなる。

回転半径はステムとハンドルの長さによって決まるものだから、仮に同じハンドルを使ってステムの長さだけを変えた場合、当然長いステムは短いステムよりも回転半径が長くなる。

長々と書いてしまったが、要はテコの棒が長いか短いかというだけの話。

長ければ力は要らないがダルになり、短ければ力は要るが素早く動く。

 

物は自転車のハンドルだから、重い軽いはあまり関係ない。

問題なのは反応が怠いか鋭いかである。

 

ロードバイクは乗り手の身長に合わせて選択が出来るように、複数のフレームサイズが用意されている。XS,S,M,L,XLなどという具合である。

そして、単純にフレームが違うだけでなく、対応身長によってステムとハンドルの長さも変えられている場合が殆どである。

Raleig Carlton-Fの場合は、自分の420㎜というフレームサイズではステム長70㎜でハンドル幅は380㎜、510㎜のフレームはステム90㎜ハンドル400㎜、540㎜のフレームはステム100㎜ハンドル420㎜の組み合わせである。

www.raleigh.jp

 

他のメーカーのロードバイクも似たようなもので、フレームが小さければステムやハンドルの長さも詰められているのである。

こうした組み合わせなのは、身長が低ければ腕のリーチが短く肩幅も狭いというポジション上の都合から来るものであるが、ハンドリングという観点で考えると、身長によってハンドルの切れが鋭かったり怠くなったりするという事になる。

これを指摘する人をあまり見かけないが、自分の様にこの事が大問題となっている場合がないとはいえないだろう。

 

ロードバイクを嗜む人の平均的な体格が身長170㎝前後で、その場合はハンドリング的には自然な感覚が得られるステム長90㎜ハンドル幅400㎜であるから、殆ど語る人がいない様に思える。

 

ということで、156㎝でチビの自分のフレームサイズではステム長70㎜ハンドル幅380㎜であるから、テコの長さは平均的体格の人の乗るロードバイクより随分と短く、それ故ハンドリングも鋭すぎる嫌いがあるという訳だ。

ハンドリングが鋭すぎるから、ダンシングで左右に車体を振った時にハンドルでバランスを取るタイミングにずれが生じて、グネグネ激しく蛇行してしまう。

ダンシングでゆらゆら蛇行するのは自然な挙動ではあるが、あくまでペダリングに合わせてゆっくり動かないと長く続かない。

 

そんな感じでRaleigに乗り始めてからすぐにステムを変えたくなったのだが、φ31.8mmのハンドル対応でシルバー、尚且つアングル17°の適当なステムが見つからない。通販で探すのだが、長さはともかくアングル角が明記されていない場合が多く非常に困る。

純正ステム同等品のKALLOY AS-007Nで検索しても7°の物か、アングル角が書かれていないサイトがヒットする。いちいち角度を問い合わせるのも面倒だ。

現在のステムは17°だから7°になると角度が立って、ポジションも上に立ってしまう。

※これはアングル7°である。

 

しょうがないので、自転車を買った店で同じRaleig Carlton-Fの大きいフレームに付いている純正ステムを取り寄せてもらった。

長さは90㎜と100㎜で迷ったが、いきなり100㎜はポジション的に前傾がきつくなるので、妥協して90㎜とした。

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分かりにくいがビフォーアフター。

実は買った店で100㎜アングル7°のステムの中古品が転がっていたので、それも無償で提供してもらい試していた。 

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こちらでハンドリングの改善を確認したが、ポジションが気に入らないので90㎜17°のステムを取り寄せてもらった。コラムスペーサーを抜いてハンドルを下げる事も可能だが、トップチューブバッグのコラムに巻くベルトが着けられなくなるので、その手は使いたくないのである。

 

ともかく目論見通りの結果で、ダンシングをしても不自然に左右にハンドルがブレる事なくコントロール出来るようになった。

 

本来ならユーザーがカスタマイズを行わなくても適正なハンドリングが得られるようにステム長を決めたりフレームジオメトリが設定されるべきだと考えるが、欧米ブランドなどは小さいフレーム自体が無いこともあるし、雑誌編集者や選手などの自転車インフルエンサーも普通の体格の男子だったりするから、こうした問題はなおざりにされていると感じる。

もし、あなたが低身長で小さいフレームのロードバイクを購入する場合は、単に体格的に適正なポジションとする前に、ステムの長さにも注意すべきだ。

ハンドルが遠いからとコラムに直接クランプがくっ付いているような極端に短いステムを使っている人も見かけるが、ステムを短くするよりハンドル位置を高くする事で対応すべきである。

ステム 31.8 × 45mm Mutte 自転車 ステム ロードバイク ステム ハンドルステム に適用する マウンテン バイ ク, BMX, MTB (アルミ 合金製, ブラック)

ハンドルとサドルの落差がないとスタイル的には格好悪いが、ハンドリングが敏感過ぎて乗りにくいよりは全然マシである。ハンドルの高さは、体幹を鍛えて前傾姿勢に慣れてくれば後でいくらでも下げる事は可能だ。しかし、短いステムに合わせて最初からハンドルを下げてコラムカットしてしまうと、ハンドルを上げる事は不可能になってしまう。十分注意されたい。