最近入手した中古ロードバイク
服にかける余裕もないので、当分自転車専用のレーパンなどは履かず、普段着のチノパンやGパンで乗るつもり。※ヘルメットは買った
通常ロードバイクはママチャリとは違ってチェーンは剥き出しなので、パンツの裾が巻き込まれたり汚れたりする恐れがある。
よくある対策としてはマジックバンドなどで裾を広がらないように留めたりするが、毎度やるのは面倒くさい。
そこでクランク周りに取り付ける円形のチェーンガードを取り付けることにした。
この手の品はギヤリングカバーとかチェーンホイールカバー、あるいはバッシュガードなどと呼ばれるようだ。
購入したのは以下の商品だ。
ギヤリングカバー HC-354 5ピン PCD110mm 50~48T 用 330 (Amazon)
軽量で安価という事でこれを選んだのであるが……
クランクを避ける窪みの位置を合わせてギアに仮に被せてみたのだが、カバーのステーとギアの取り付けボルトの位置が合わない。
自分のロードバイクのクランクは一般的な5ステーの物と違い、ステーの位置が36度ずれていて、クランクの裏側に一つのステーが隠れる形となっているのだ。
クランクの裏側で、チェーン脱落防止用(?)のピンが突き出していて、カバーはこれを避けるように切り欠きが設けられているのである。
通常はクランクの左右にステーを固定するボルトが来るのであるが、自分のロードバイクはボルトの位置が36度ずれてクランクの真裏に来ているのだ。
そのため、このままではカバーを取り付けることができない。
実は購入前から、こうなることは分かっていた。
しかしながら、自分のロードバイクのクランクに合うタイプのチェーンガードはどこにも無く、仕方なしに本品を購入したのである。
加工すれば何とかなりそうな気がしたからだ。
Amazonレビューにも、合わないが加工して付けた人がいた。
また、失敗しても1000円程度なら諦めがつくというのもある。
というわけで、ピンを避ける切欠けから36度ずらした位置に穴を開けた。
対角線上の位置に開けても良いのだが、クランクのすぐ隣の方が目立たないような気がしたので。
また、カバーのステーがクランクの裏側に当たって入らないので、ステーの根元の出っ張りをヤスリで削った。
切欠け部も、何かが引っ掛かって巻き込む恐れを感じたので、角を丸く削った。
以上、ポン付けとはいかなかったが、何とかチェーンガードの取り付けに成功した。
本来であればクランクの陰になって見えない切欠けと窪みが見えてしまっているが、遠目には目立つ物でもないだろう。
Amazonレビューで加工して付けた人は、アクリル板で切欠け部を塞いで上からカーボンシールを貼って誤魔化したというが、そこまでの必要もないと感じる。
チェーンガードを取り付けていること自体、ローディー的にはダサいことだから、恰好より実用である。
近所の町内の道を軽く一周、普段着のチノパンを履いて試走してみたが、目論見通り裾を汚したり巻き込まない事が確認できた。
もっと長い距離を走ってみたいところだが、あいにく福井市内は道路の端に残雪がまだ大量に残っており、場所によっては車線幅が不足して、すれ違い徐行で渋滞しているところもある。細いタイヤで歩道の段差を乗り越えながら走るのは、ロードバイク的でなく、車道も危険な状況である為、しばらくお預けである。
また、スピードを確認するために大陸発送の激安サイコンを買ったのだが、まだ到着していない。それを取り付けた頃に走れればそれで良い。
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