スネップ仙人が毒吐くよ

50代ひきこもりの独白記


自己判断の通院中止は大変危険。下手すりゃ死ぬよ。

昨日のエントリ、自分は去年まで通院していたが、今年から治療費が払えないので通院を止めたと書いた。

 

snep1000.hatenablog.com

 

正確には今年1月初めての通院日には行ったが、それ以降の通院を中止した。

今日いいたいのは、こういう自己判断の通院中止は大変危険なので、絶対に真似しないでほしい。大事な事なので、もう一度強調する。

 

自己判断の通院中止は大変危険。下手すりゃ死ぬよ。

 

自分が処方されていた鼻炎の薬は2種類で、セレスタミン配合錠とアレジオン錠20だ。

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アレジオンは一般的に広く使われている抗ヒスタミン薬で危険性は低い。市販薬としても成分を半分に減らしたアレジオン10として販売されている。

 

問題は、セレスタミン配合錠だった。

 

こちらは使用に慎重さが求められる薬で、いわゆるステロイド剤なのである。ステロイドと訊くだけで身構えてしまう人もいるだろう。

危険な薬として毛嫌いされているステロイドだが、炎症と過剰な免疫作用を抑える効果が絶大で、短期の集中治療には大変有用な薬でもある。
ネット上では主にアトピー性皮膚炎の患者などが、使うべきか使わないか大激論状態だが、恐る恐る使うのではなく、使うべき時にしっかり使って症状を早く抑えるのが、正しいともいわれている。

セレスタミンも花粉症の症状が酷い場合に、緊急的に短期で使うなら、大変有効だし危険性は少ないといわれている。

だが、自分の場合は4年に渡って連続処方された。どの時点で調べたかは、もう覚えていないが、これが異常な事に気付いたのは何年も服用し続けた後だった。

担当医いわく「Ig-Eの値が500以上と非常に高い為、アレルギー体質を改善するお薬です」という説明だった。

また割と早い段階で、ステロイドである事だけは気付いて説明を求めたが「怖い薬ではない。私自身もアレルギーで、もう何十年と飲み続けているが何も問題はないですよ」と返された。

そう、飲み続けている限り、表向きステロイドは危険性を感じさせない。問題は止めた時である。

一般にステロイドと呼ばれているが、その正体は副腎皮質ホルモンの一種を含む薬である。
副腎は人体に当然備わる臓器であり、健康体であれば一定量の副腎皮質ホルモンを分泌している。ところが、長期に渡ってステロイド剤を摂り続けると、副腎がもうホルモンを出す必要はないと判断し休眠状態になってしまうのだ。

ステロイドを止めた時に、副腎がすぐに「いかんホルモンが不足しているぞ」と気付いてホルモンを再分泌してくれれば問題はないが、そう簡単には眠りから覚めてくれないのだ。この為、人体は急激に副腎皮質ホルモンの欠乏状態に陥る。

身体から出るホルモンも元々必要だから出るのであって、それがなくなってしまえば、不具合が起きるのは当然である。

だから、ステロイドは止めた時こそ危険なのだ。

また、その時出る症状が時として死に繋がる事もあるから、ステロイドは怖いというイメージになっている。

以上の理由で、自分はやってはいけない危険な行為に及んだといえる。

当時は家族会議の現場で暴力ありの大喧嘩をやらかし「もう、俺なんかいつ死んだって構わないんだ」と最高にうつの状態だったからこそ、やったともいえよう。

 

絶対に真似しないで欲しい。

 

幸い薬を貰った直後なので、2週間分があった。薬を飲む間隔を徐々に長くし、2月末まで粘ったのだった。しかし、やはり安全な離脱期間には不足だったらしく、そこそこ厳しい症状に見舞われた。

自分はアトピー性皮膚炎で通院した経験はないのだが、まるでアトピーのようになってしまった。首の後、背中、頭皮の一部が、かさぶた状の皮膚になったのだ。剥がすと、じゅくじゅくの体液が染み出してきて、再び厚く固まるのだ。

ワセリンを塗りこみ、あまり触らずほおっておく対処だったが、4月には気にならなくなった。

また、ステロイドを急に止めて死ぬのは、免疫異常となり重篤な感染症にかかる場合があるからともいうが、その意味では、ひきこもりは安全だったのかもしれない。

今思えば、ダニに噛まれても痒く感じなかったのは、身体がステロイド漬けだったからなんだな。良く効く虫刺されの薬にはステロイドが含まれている場合もあるのだ。

 

しかし、酷い医者もいるものだ。最初にエコーを診て「動脈硬化も何もないきれいな身体です」とか言っていて、2~3ヶ月ごとに頻繁にアレルギー用ではない血液検査があったが、あれはステロイドを長期使用してもリスクがないか、また異常が出ていないか調べる為にやっていたんだなと思われる。

 

まったく酷い体験だった。