スネップ仙人が毒吐くよ

60代独身じじぃの独白記


現状9.7kgの重いロードバイクだがこれ以上の軽量化は必要なし

自分のロードバイク momentum iWant2.1f-E の車重はノーマルの状態で11.5kgだった。

現時点では momentum ブランドは日本市場から撤退してしまい、カタログが載っていたWebサイトも消滅、それを示す証拠も残されていないが、記憶ではそうだった。

 

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普通の入門者が買う10万円以上のまともなロードバイクは10kg以下が当たり前で、20万円前後の手頃といわれる価格帯のアルミ製バイクでも8kg程度である。

11.5kgは、20kg程度あるママチャリや15kg程度だった自分が中学生の頃乗っていた昭和のジュニアスポーツ車よりは軽かったが、そうした現代の基準では重いものである。それ故コンプレックスを感じて、少ない費用を捻出しながら色々と軽量化を図ってきた。

 

その甲斐あって、現状9.7kg程の車重となった。

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タイヤなど一部のパーツの変更で多少は上下すると思うが、まあ大きくは変わらないだろう。

先にもいったように、これでも現代のロードバイクとしては重いとしかいえないが、自分個人としては、もうこれ以上の軽量化は必要ないという考えである。

 

というのも、次に乗りたい自転車を考えていて、それがキャリア付きのグラベルロードだからである。

今すぐに実行できるという話ではなく妄想のようなものであるが、それにテントや寝袋などを積んでキャンプツーリングに出掛けたいという希望である。

あくまで妄想だが(しつこいw)、欲しい車種も決まっている。

FELTのVR40である。

FELTではマルチロードといっていて、グラベルロードとはいっていないが、ブロックタイヤを装備することでオフロードにも対応する物であるから同じ物と考えてよい。

ちなみに、これが気に入ったのは色が単に赤だからである。だから、モデルチェンジして色が変われば別のモデルを検討するし、単に妄想である(しつこいw

それで、これの車重だが、お気に入りの赤の2020年モデルの情報はなく

www.riteway-jp.com

2017年モデルの情報で10.06kgである。

クランクがFSAからシマノに変更されているが、おおむね近い重量だろう。ノーマルの状態ではダボ穴は装備されているがキャリアは付いていないから、それらを装備すれば更に重くなるのは避けられない。

しかも、荷物としてキャンプ用品を積むとしたら最低限でも15kg、下手をすれば20kgを超えてもおかしくない。

※FELTのVR40に限らず、この手のグラベルロードバイクは通常のロードバイクより重く10kg前後の物が多い。

 

くどいようだが、あくまで妄想で今すぐという話ではないが、そうした将来を見据えると、レースに精を出すガチ勢を真似してロードバイクの軽量化に励むのは無駄と思うのである。

現状の重い車重を我慢して、それでも速く走れるようにトレーニングを積んだ方が得策ではないかと。

そして、これも妄想だが、あわよくば軽量カーボンバイクの何台かをヒルクライムでかもる事が出来れば、カッコいいだろうと。

 

そう思いつつも、現実はまたも軽量化に手を出してしまった。

今付けているコンチネンタル ウルトラスポーツ2が痛んできたので、交換用に前後で100g軽くなるパナレーサーのクローザープラスを買ってしまった。

 

タイヤ位は良いよねw

ロードバイクのブレーキワイヤーを日泉ケーブルに交換

先日、ロードバイクのブレーキワイヤー(ケーブル)を日泉(ニッセン・NISSEN)ケーブルに交換した。

柔軟性が高くて、動作がスムーズと評判の最高級ケーブルである。

 

レバーはクラリス にブレーキはテクトロと、安物で固めた我がロードバイクに似つかわしくない高級品である。何故か?

 

実は、このツイートと同様に写真撮影中に風もないのに勝手に倒れる事が続発しており頭に来ていた。しかも、決まって右側に倒れる。駆動系の表情が見える右側を写すのがロードバイク写真のセオリーなので当然なのだが、ディレーラーが傷付いたりハンガーが折れるリスクがあるので、全く良くない。ハンドルやサドルも当たるし、自分のバイクはボロボロである。

しっかりした壁とかガードレールに寄りかからせるのが一番良いが、それでは写真のアングルが限られてしまうので面白くない。

スタンドも軽量化で使いたくないので当然なしである。

 

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原因として考えられるのが、この車体の癖でハンドルが勝手に左側を向く傾向がある。

メンテナンススタンドで立ててハンドルを真っ直ぐにしていても、移動の為少し前後に動かそうとすると、ハンドルは左側を向いてしまう。

二輪車の特性として、ハンドルの向いた方向とは逆に車体が寝る事があり、それ故カーブで車体を素早く寝かし込む為に逆ハンを軽く当てるテクニックが知られる。またドリフト走行のモトクロス車がコーナリング中に逆ハンを切っているのも、遠心力で外側に立ち上がろうとする車体とバランスを取って寝かし込む意味がある。

もっというと、自転車が倒れないのはハンドルの向きによるところが多く、倒れそうな方向にハンドルを切ると車体が起きてバランスを取る。切りすぎると、今度は逆方向に倒れるので、またハンドルを逆向きに切る。この繰り返しなのだ。

このロードバイクは左にハンドルが切れる癖があるので、撮影の為にぎりぎりのバランスで立てていても、暫くするとその反対の右側に勝手に倒れてしまうという訳だ。

 

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こうなるのはフレームのヘッドチューブの左側を通っているリアブレーキケーブルが固くて突っ張る所為である。

変速ケーブルは左右対称の配置で、フロントブレーキケーブルはハンドル・フロントフォークと共に可動するのでハンドルの向きには影響しない。

ケーブル類は全てアリゲーターという格安中華メーカー品である。

 

そんなこんなで、この現象にウンザリしていたので、値が張る高級品のニッセンケーブルをポチったという訳だ。

 

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日泉ケーブルはアウターとインナーのセットで使用しないと効果的ではない。アウターケーブルは2mあるので1セットで前後のブレーキに使用するのに十分な長さがあるが、インナーはタイコというブレーキレバーに引っ掛ける部分が必要なので前後2セットを購入する必要がある。

ケーブルが突っ張って困っているのは後側だけなので、前ブレーキは安物で済ます事も出来るが、ブレーキレバーの感触がゴリゴリとワイヤーを引きずるような安っぽさがあり引きも重いので、それの改善も狙って前後共ニッセンに交換する。

アウターケーブルの末端に取り付るキャップもこの際なのでしっかりした物を購入。

これだけで計4K円弱。貧乏人には中々痛い出費だ。

 

 

さて、その結果だが……

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このような不安定な状況でもハンドルが切れ込む事なく安定した。

ケーブルの柔軟性という点では狙った効果があったので満足である。

 

だが、ブレーキレバーの感触の改善という点ではあまり効果を感じなかった。一応何かを引きずるようなゴリゴリしたものは感じなくなったが、世間の評判で云われる引きも軽くなるというのは、全く感じなかった。テクトロのブレーキは、効かないとは全く思わないが、バネが強くて握力がいるという弱点がある。それが改善されれば嬉しかったのだが、そうはいかなかった。どうやら、引きが軽くなるというのは、元々軽いアルテグラや105の話らしい。

しかし、家人の持ち物である別のロードバイクはテクトロブレーキでティアグラのレバーなのに、自分のバイクよりずっと引きが軽い。ケーブルがシマノのレバーに付属する純正品なので、中華格安ケーブルからまともなグレードに変えると軽くなるのかな?と思っていたが、どうやら違うようだ。レバーのグレードが上になると軽くなるのか、それともバネを細工して軽くしているのか?謎である。

 

以上、一応効果はあったものの、値段は中華格安ケーブルの3倍以上でコストパフォーマンスの点で疑問を感じる。ハンドルが左側に切れる癖も、ワイヤリングを工夫するとか巻かれて届くケーブルを伸ばしてから使用するとかすれば、何とかなるような気もする。

次は日泉ではなくシマノの普通のやつにするかもしれない。

なお、変速ケーブルも交換したが、こちらは不満を感じていないのでアリゲーターである。

 

底辺ロードバイクの2019年ロングライド総括

先日行ったサイクリングでお終いだと思うので、2019年のロングライドを総括したい。

 

 

今年は……

 

という前に、そもそも自分がロードバイクという物に乗り始めたのは2018年の3月からである。

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それもロードバイクというのも少々気がねするような安物(新車価格5万円以下)の中古で、今年はようやく2年目といったところだ。

2018年の走行距離は固定ローラーの分も含めておおよそ3100㎞だった。

 

1年目は走行ログを保存できない安物サイコンだったが、2年目の今年はGPSサイコンを購入、走行ログをStravaにて確認できるようになった。

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12/23日現在の統計で、2019年の全走行距離は5,331.8 kmである。この数値は固定ローラーでの室内トレーニングも含まれる。

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そのうちロングライドは……

 

はぁ、ロングライドの定義をまず決めないと。

一応ここでは100㎞以上としたい。

なぜなら、Stravaでは毎月のチャレンジ項目としてGran Fondoというのがあり、100㎞以上の走行に成功した場合トロフィー(単なる デジタルバッジだが)が贈られるからだ。

自分は4月から12月までの毎月Gran Fondチャレンジに応募して、そのすべてのトロフィーを獲得した。

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という事で、これらのライドを振り返ることにしよう。

 

チャレンジを始めたばかりの4月は2回の100㎞ライドを成功させた。
これは別の目的があって、チャレンジとは関係なく結果的にそうなった。

 

これらについては、既にブログで書いているので詳しくはそちらを参照されたい。

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5月はチャレンジを成功させる為だけに走った1回だけ。 

途中坂井市の辺りで迷走しているが、これは道を間違えてしまったからだ。しかしこれで距離を稼いでいるので、素直に走ってしまうと100㎞に足りなかった可能性もある。一応1㎞位は超える計算だったが。

このころはまだロングライドに慣れてなく、単にノルマ達成を目的に平地が多いコースを選んだにもかかわらず、足が痙攣してしまった。

 

6月も全くのチャレンジノルマを消化する為だけのライド。

地図上ではシンプルに見える周回コースだが、前半でややきつい山がちの道となる。おまけにクランクの長さを165㎜から170㎜に変更していきなりのロングライドで、無茶といえば無茶な感じ。

クランク変更についてはこちら。

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7月もやはりノルマ消化的ライド。

 

 8月はさすがに加賀市方面は飽きてきたので、逆の南下コース。

早朝に出発したにかかわらず、猛烈な暑さで死にそうだった。距離も4月の九頭竜ダム以来の130㎞オーバーでハードだった。

 

9月は今年というか全期間で最長のライド。

150㎞を超える目標で走ったのだが、コース設定が甘く失敗。

途中で火野正平のTV番組に登場した「亀島」の写真を撮るために観光気分で時間を使ってしまったのも不味かった。距離に的を絞るべきだった。

まあ、焦らなくても直ぐに再チャレンジできるだろうと思っていたが……

 

10月は再び走りなれた加賀市方面。

前日に65㎞走っていて、連日ライドというのは自分的には新しいチャレンジ。若くない自分には、やはり体力不足で厳しかった。小松空港の自衛隊基地側までは行けたが、滑走路を挟んで反対側の空港ターミナル側にまで行く余裕無しで引き返す。

 

11月も加賀市方面(もう飽きたw

いや全然飽きてない。何度走っても満足した走りが出来てないので、これからもずっと同じ道を走るだろう。また同じ方面でも脇道とか走っていない所は無数にある。自分のライドは目的地があって走るのではなく、走ってみたい道を走るライドである。

 

12月は、もうオフシーズンで実走はもういいかという感じだったが、チャンスがあったので走る事が出来た。

しかし、さすがに寒いし、山へ行くと凍結防止剤が撒かれていて自転車が錆びてしまう(実際、前シーズンの冬に山道を走ったらおニューのホイールのリムが錆びてしまった。洗車が甘いのも原因だが)ので、山を避けつつ県内で距離を稼ぐコースを設定して走った。

前半に少し山があるが、ここは何度か走って、凍結防止剤が撒かれていないのを確認しているので。少しは山を走らないと鍛錬にならないし。

だが、やはり寒いし、冷え性で末端が冷たくなる自分には拷問に等しく、何が楽しくてこんな時期に走んなきゃいかんのかとも正直思うw

 

 

以上、4月を除けばGran Fondのノルマを果たす為に、各月一回ずつのロングライドを何とかこなしたに過ぎない。

2年目としては、これでも立派なのか、それともまだまだなのか?自分では判断が付かない。

ともかくいえるのは、新品価格5万円以下の底辺ロードバイクでも、頑張ればこの程度は十分走れるという事実だけである。

アラカンのジジィでもこの結果だから、若ければさらに余裕だろう。

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大分手を入れて、現在は当初の姿と全く違うものに変わっているが、安物であるのは変わりない。

 

来シーズンは、今年果たせなかった150㎞以上のライドを複数回行いたい。

 

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ロードバイクのチェーン落ち、手を汚さずに出来る直し方

放置気味の当ブログ、アクセス解析にも興味はなくなっているが、どうやら一番人気があるのは以下のページらしい。

snep1000.hatenablog.com

 

その記事の中で、ロードバイク等、スポーツ自転車の場合の直し方として外部リンクを張っているが、実はもっと上手い直し方があるので、ここで紹介したい。

 

それは、ずばり

手を汚さずに出来るチェーン落ちの直し方

である。

 

文章や写真で説明しても分かりにくいので、下手糞ながら動画を撮ったので、以下それを見ていただきたい。

先ずは、よくある、フロントチェーンリングのインナー側に落ちてしまった場合である。

お分かりだろうか?

一目瞭然であるが、チェーンには全く手を触れていない。

 

文章にすると以下の手順となる。

前提として、インナー側にチェーンが落ちるのはフロントディレイラーをインナー側に変えた時に起きる。

  1. 左レバーを操作して、フロントディレイラーをアウター側に切替える
  2. リアタイヤを浮かせる
  3. クランクを正方向に回転させる

ただ、これだけである。

上の動画では撮影の都合上スタンドを使っているが、現場ではサドルを持ち上げてリアタイヤを浮かせてほしい。

クランクも自転車の左側に立って右へ手を伸ばして回すことになるが、一瞬で直ってしまうので、苦労はないと思う。

 

さて、次はアウター側にチェーンが落ちてしまった場合である。

こちらは、インナー側に比べると頻度は落ちると思う。前提として、インナー側からアウター側にフロントディレイラーを変えた時に落ちたとする。

 

こちらも基本的にはインナー側と同じだが、少々ポイントとなる点がある。

  1. 先ず、クランクをゆっくり正回転させてチェーンがクランクとチェーンリングの間に挟まる位置まで回す
  2. 左レバーを操作して、フロントディレイラーをインナー側に切替える
  3. リアタイヤを浮かせる
  4. クランクを正方向に回転させる

となる。

アウター側はチェーンがフレームに掛からずに後ろへ抜けてしまうので、レバーを操作する以前に1.の手順が必要となる。

 

以上である。

リア側は、通常ディレイラーの調整が間違っていなければ、チェーンが落ちる事は無いと考えてよい。だから、フロント側のチェーン落ちのみの説明で終わる。

フロント側はしっかり調整していても、乗り手の操作ミスによって落ちてしまう時がある。信号待ちでインナーに落したつもりでチェーンが半分しか落ちていなくて、その時に癖でクランクを逆回転させたりすると落ちてしまう。また、アウターローからインナーローに変えた時も落ちやすい。

 

てな感じで、非常に簡単に直せてしまうのだが、案外このテクニック知られていない様である。

よくある自転車専用サイトなどで、「チェーン落ちを直す時に手が汚れないようにゴム手袋をツールケースに入れておきましょう」などと書いてあると、思わず笑ってしまう。

まあ、チェーンが切れてしまった時に触る必要はあるかもしれないが、そんな事は滅多にあるものでない。一応チェーンカッターは携帯しているが保険の意味合いが強く、ゴム手袋まで携帯する必要性は感じない。

 

ロードバイク完全メンテナンス[雑誌] エイムック

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古いスマホが限界、マイクロSIM対応のTommy3 Plusに買替

このところというか、ずいぶん前からだが世間では何とかPayとかいう、スマホ決済アプリが流行っているそうだ。

などと他人事のような出だしだが、当方その手のサービスには全く関心がなかった。高齢者というほど老け込んではいないし、スマホも全く使えないという訳ではないのだが……

 

その肝心のスマホが問題で、大分前から以下のような症状に悩んでいた。

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アプリの自動更新をONに設定しているが、しばしば保留中となり、更新されないのである。

手動で更新を試みると、

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空き容量を増やすために不要なアプリを削除せよという。しかし、どのアプリも必要な物ばかりで削除するわけにはいかない。

キャンセルボタンを押すと、

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当然のように更新は失敗となってしまう。

要はストレージ容量が少なく、これ以上のアプリをインストールする事は不可能なのである*1

スマホ決済サービスをニュースでいくら話題にしたところで、出来ない物に関心を持つ筈がない。

まあ、メルカリは入っているので、メルPayは使えなくもないが。

 

当方のスマホは今は亡きFREETELのPriori3 LTEである。

約3年前とある親切な方から無料で頂いた物である。

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末永く大事に使うつもりだったが、わずか3年というべきか、ここまで良く持ったというべきか分からないが、実用の限界となってしまったようだ。

傷も殆どなくバッテリーの持ちも悪くないというのに、ソフトウェア的に限界というのは非情なものである。Androidのバージョンも古いのでセキュリティ的にも宜しくないのだろう。

残念だが、買替を検討するしかない。

 

とはいっても、経済状態は3年前から全く向上してはおらず、相変わらずの金欠である。高価な物は当然手が出ない。

 

最大限でも1万円台でないと購入は難しい。

 

そして、マイクロSIM対応でないと使えない。そう、困った事に今時

 

マイクロSIM

 

ナノである。ナノSIMではないのである。

現在使用しているキャリアは楽天モバイルだが、退会時にSIMカードを返却せよと云っている。その際SIMカードを破損していると実費を取ると書かれていて、カッターを使用してマイクロSIMをナノ化するのはリスクが大きい。実費というのがいくらなのか不明で、貧乏人としては危ない事が出来ない。カットが成功して、永遠に楽天を使い続けるというのならいいが、絶対にそうなるとはいえないだろう。

かといって、正規の手続きでナノSIMに交換するには、手数料として3000円が取られるのである。

1万円そこらのスマホを検討するような貧乏人にとって3千円は決して安い物ではない。

 

ということで、しばらく前からAmazonでマイクロSIMに対応した中華スマホをチェックしてはウィッシュリストに入れていたのだが、暫くするとどれもこれも“この商品の再入荷予定は立っておりません”になってしまう。

マイナーな商品ゆえ入荷数が少なく、初期の在庫が捌けると消えてしまうのだろう。

そんな折、最近気付いたのがWikoという聞きなれないメーカーのスマホである。どうもフランスのメーカーらしく(製造は例によって中国だが)中華メーカーばかり探していたせいで穴だった。

Wikoが日本市場に初投入した機種がTommyというもので、メルカリで物色しているときにたまたま検索に引っ掛かった。それがマイクロSIM対応だったので詳しく調べると、日本投入第三弾として今年発売された後継機種がTommy3 Plusで、これもマイクロSIM対応だった。

Wiko(ウイコウ) Wiko Tommy3 Plus Anthracite Matte W-V600-BK

Wiko(ウイコウ) Wiko Tommy3 Plus Anthracite Matte W-V600-BK

 

 

第三弾があるなら第二弾もあるはずで、これはViewという機種で、これもまたマイクロSIM対応なのだ。

今後もこの調子でマイクロSIM対応機種を発売してくれればWikoは救世主といえそうだが、あまり期待しないで注目したい。

 

販売者によって多少違うが、Tommy3 Plusは低価格のエントリー機で1万5000円前後である。Priori3は1万円前半だったので、もう少し安いと嬉しいが致し方ないだろう。

メインメモリは2GB、ストレージは16GBで、今の基準ではショボいとしかいえないが、Priori3が1GB/8GBであった事を考えればマシである。ストレージが倍程度では将来に不安を感じるが……

 

ともかく、現状ではこれしか選択肢がなさそうである。

 

しかし、それでも1万5千円は重い。ポチろうか見送ろうか悶々として日々を過ごしていたところ……

 

なっ、なんと

楽天のダーツくじで、まさかの

5000ポイント当選!

 

残り1万円なら何とかなりそう、となって無事ポチったのだった。

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今回は楽天に感謝するしかない。

Tommy3 Plus(Bleen)

Tommy3 Plus(Bleen)

 

*1:一応、キャッシュを削除したり一部のアプリはSDカードに移動する事で更新は可能であるが、毎回それをやるのに嫌気がさしており、もはや我慢の限界である