スネップ仙人が毒吐くよ

60代独身じじぃの独白記


いまいちの天気だけど福井も開花して初めての週末の賑わい

先日の予想通り、ようやく福井の桜も開花。今週末から見頃となった。

 

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残念ながら、ここしばらくは雨や曇りの予報ばかりでスッキリしない天気。

本日も曇天でいまいちの天気だけれども、いちおう2017年初の花見に出かける。

 

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例によって、「君の膵臓をたべたい」の聖地から。

イラストと同じにするにはもっとローアングルにして欄干の下部を写さないとダメ。失敗だけど、晴れた日に撮り直そう(晴れるのか?

 

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同じ所を別角度で寄っただけ。

 

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同じ道筋の桜並木だが、大きくカーブを描いていて、橋の向こうに見えるのは対岸ではない。

 

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レンズの接写テストw

AFが怪しいのでマニュアルで合わせた。ペンタックスK200Dのファインダーは高級機の様なペンタプリズムでは無く、ペンタミラーだが、まあまあ見やすい。

 

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カーブしながら延々続く桜並木。

いまいちの天気ではあるが、雨にならずに良かった。人出も多く賑わっている。

 

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曇天なら、ぼんぼりに灯りが入る夜桜見物の方が良いかも知れない。

 

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まだまだ、写真を撮るチャンスはあるので、本日はこの位で。

というか、デジタル一眼レフなのに、やっぱり写真もいまいちである。

なかなかプロのようにはいかないものである。

 

これじゃあ、去年の写真とあまり変わりがない。

 

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縮小しちゃってるというのもあるが、上手い写真との差がどこにあるのか、まだまだサッパリ分からない。 

デジタルカメラマガジン 2017年3月号[雑誌]

デジタルカメラマガジン 2017年3月号[雑誌]

 

 

フレアが気になってレンズを分解清掃したが……

先日の屋外撮影で気になったレンズのフレア

 

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フレアって何だ?という人に説明すると、強い逆光に向かって写真を撮った時に光がにじんで画像のコントラストが落ちたり、真っ白になってしまう現象だ。

 

カメラ用レンズでは、複数のレンズを何枚か組み合わせて使用しており、それらの表面同士やレンズを収めた鏡筒の中で光を乱反射してしまう事が原因で起きる。

現代のカメラ用高性能レンズでは、部品のレンズそれぞれに反射を防ぐコーティングを施して、入射した光の殆どをスルーするようにしている。高級なメガネレンズは、反射がなく、まるでレンズが無いように見えたりするが、あれもコーティングのおかげだ。

高価で性能の良いレンズは、コーティングの質も高い為、逆光にしても殆どフレアが起きない。

 

先日の撮影レンズSMC Pentax-F 35-105mm F4-5.6の頭に付く「SMC」とは、スーパーマルチコーティングの略称で、その名に嘘がないならフレアはもっと少なくても良いはずである。

 

という訳で気になって、よくよくレンズを点検してみると、前玉の内側に薄曇りを発見した。前玉のレンズをいくらクリーニングペーパーで拭いても綺麗にならないのである。汚れはレンズの内側にあるのだ。

前にも書いたように、このレンズはオークションで入手した中古品である。受け取った直後は、ぱっと見綺麗に見えたのだが。

レンズの内側が汚れている事は、中古品では良くある事で、直接手に取って実物を見られないネットオークションではギャンブルだ。それを納得した上で落札しているのだから仕方がない。

 

順光では問題なく撮影できるので、気にしないというのも、ありだが……

 

 

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まず、レンズの前玉に百均で買った吸盤を貼り付けて……

 

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あー、やってしまったw

良い子は真似しちゃダメですよ。

本当は蟹目レンチという専用工具を使って、レンズの周囲を止めているリングを外すのだが、悪い子はコンパスやデバイダーで代用する。

 

 コンパスでも出来るが、針先が滑ってレンズを引っ搔いたら終わりである。

そうならないように、予防の意味で吸盤を貼り付けている。これなら、針が滑っても最悪レンズの中央部は無事である。

吸盤にはもう一つの役割があって、レンズを外す為の持ち手である。

リングを外すだけで、逆さまにすれば玉が外れるレンズもあるが、このレンズは粘着ゴムで鏡筒に貼り付いていて、何らかの方法で引っ張らないと外れないのである。

吸盤の中央の出っ張りを持って、こじることでレンズの前玉は外れた。

 

ユ?エヌ レンズサッカー

ユ?エヌ レンズサッカー

 

 吸盤も、良い子は専用のレンズサッカーを使うのだ。

 

外してみると、やはり前玉の内側が薄く汚れていた。網目状のカビならすぐ分かったが、薄汚れだ。レンズクリーニングペーパーとクリーニング液で磨く。

慎重に元に戻して、撮影テストだ。

 

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以前と同じ時間に庭のヤツデの葉を撮影したが、

 

あんまり変わんねーorz

 

分解清掃意味なしw

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川の水面の反射は、場所を覚えてなくて、同様の写真が撮れなかった。

反射が弱くて、テストの意味なし。

 

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他にも、フレアが出そうな条件で何枚か撮ってみたが、まあ、こんなものかという感じ。

ナノクリスタルコートとかいうニコンの単焦点レンズと比べてもしょうがないだろう。

daiki-photo.hatenablog.jp

 

スーパーマルチコーティングとかいったって、ペンタックスのレンズはマニュアルフォーカスのフィルムカメラの時代から、ずっとそう謳っているので。おまけにベストコンディションとはいえない中古レンズ。

前玉以外のレンズも汚れているかもしれないが、これ以上は触らないのが良さそう。

たった2300円で入手したのだから贅沢は言えない。

 

テストのついでに、菜の花写真のリベンジ

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あまり上手くはないな。

 

そして、突然の撮り鉄

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105㎜あれば、こういう写真もある程度撮れる。標準キットレンズのSMC Pentax-DA 18-55mm F3.5-5.6 ALなどでは、無理だろう。

 

 本当はこれが欲しい。

『君の膵臓をたべたい』×『ふくい春まつり』フェア開催中

現在自分が住んでいる福井市では、第32回ふくい春まつり特別イベントとして、『君の膵臓をたべたい』×『ふくい春まつり』フェアが開催中である。

headlines.yahoo.co.jp

 

人気小説「君の膵臓をたべたい」の表紙になったイラストの元ネタとなった聖地が、うちの近所にあるので、昨日の写真練習のついでに訪れた。

 

snep1000.hatenablog.com

 

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この場所については、昨年もブログの記事にした。

 

snep1000.hatenablog.com

昨年のブログの日付は4月2日で、昨日のちょうど1年前となる。

その時桜は満開となっていたが、ご覧の状態である。

今年は積雪はさほどなかったが、気温の低い日が続き開花は遅れている。

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ソメイヨシノのつぼみ。

 

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別の種類の桜(八重桜?)のアップ。

 

まだまだだが、つぼみが大分色づいてきているので、今週末には開花するものと期待している。

 

その他周囲の様子。

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その他仮設トイレも設置済み、準備は全部終わってるんですけどね。

 

なお「君の膵臓をたべたい」コラボ企画の一つである、カバーイラスト・クリアファイルプレゼントキャンペーンだが……

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既に戴いてしまった。

 

4月24日までの限定先着300名だが、Twitterに上がった写真は少なくまだまだ余裕がある。FacebookとInstagramからも応募可能で、そちらの様子は知らないが、咲いていないので多分同様だと思う。

おそらく今週末から来週末にかけてが桜の見頃となると思われるので、「君の膵臓をたべたい」のカバーイラストクリアファイルを欲しい方は、写真を撮りにこぞって来福していただきたい。

 

また、JR福井駅の中央コンコースでは、カバーイラストの大型パネルも設置されている。

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こちらでの記念撮影もお勧めだ。

 

その他、まだ足を運んでいないが、駅前商店街の大型商業施設「西武福井店」5階連絡通路で、カバーイラスト他挿絵イラストを担当した loundraw さんのイラストパネル展示。

図書館や書店でも関連特設コーナーが設置されているとの事。

 

この夏映画公開も決まった『君の膵臓をたべたい』ファン必見のイベントである。

 

君の膵臓をたべたい

君の膵臓をたべたい

 

 

屋外で中古デジタル一眼レフの練習

大分ギックリ腰の状態が回復したので、家の周囲で中古デジタル一眼レフの撮影練習。

今回は先日屋内で撮影したレンズから変えて、最初に入手した少し長めの標準ズーム、SMC Pentax-F 35-105mm F4-5.6を使用した。

 

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庭のヤツデの葉っぱ。逆光でフレアが入って左上が白っぽくなっている。

古いレンズなので、逆光にはあまり強くなさそうだ。

 

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上とは逆方向からの撮影。

 

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ヤツデの実。バックは杉の葉。自分は花粉症だというのに、ギャーッ!

 

もちろんマスク着用。

 

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マクロ撮影。ニラの花?

若干前ピンでピントが合っていない。

前回、ピントの合焦点が動くといっていたのは、AFモードがオートになっていたからだった。中央1点モードにした方が静物は撮りやすい。

しかし、前ピンになる癖があるようだ。

 

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ムスカリ?極小の花だが、色鮮やか。

 

少し歩いて、近所の河川敷へ。

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やはり逆光のフレアが気になる。

 

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タンポポ。典型的な日の丸構図w

 

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菜の花。

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菜の花のアップは失敗ばかりだった。

風が吹いてて狙いがつけにくいのと、花の向きが川面の方に向かっていて、後で見てみると殆ど背面写真だったw

機会があればリベンジしたい。

 

今回は感度設定をISO100~800の間で可変するAUTO設定*1で撮ってみた。一部ISO800の写真もあるが、先日の屋内撮影よりはノイズが目立たない感じである。暗さに弱いPENTAX K200Dだが、晴天の屋外撮影は問題ないと言えるだろう。

なお撮影モードダイアルの設定は、前回今回ともにAvモード(絞り優先モード)である。絞り値は定かでないが開放は使わず、F6.7が最高だったと思う。

ベテランには説明不要だが、こうした静物の撮影はAvモードにして、任意の絞り値を自分の意志で決定することで、ボケ具合をコントロールできる。開放に近づけると被写界深度が浅くなって前後がぼけやすくなるが、レンズの性能的には開放状態は望ましくなく、適度に絞る事が必要となる。

*1:デフォルトの値では100~400である。デフォのままでも良かったかもしれない。

屋内で中古デジタル一眼レフの練習

先日購入した中古デジタル一眼レフカメラ。

前々から欲しかったのは間違いないが、そろそろ咲くはずの桜を綺麗に撮りたくて、入手したというのが本当の所。

 

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とはいえ、当地の桜の開花はまだまだ先のようだし、ギックリ腰になった自分の回復もいまいちで、外を歩き回るほどの元気はない。

 

桜が咲いたとしても、手に入れたばかりの一眼レフをすぐに使いこなせるはずもなし。

銀塩フィルム時代に、美術大学や趣味で写真の心得は多少あるが、デジタル一眼レフカメラの操作性は、機能の進化も大きく、分からないことも多い。

そんなわけで、屋内のショボい被写体だが、ぼちぼち写真を撮っている。

 

現在3種類のレンズを持っているが、今回の写真は前回入手したシグマの28-80㎜ F3.5-5.6 Macroのみで撮ったものになる。

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一応マクロレンズなので、接写から。

というか、部屋が汚いので接写でないと人に見せられるような写真は撮れない。

後に続く写真も接写が多い。

 

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広角端の28㎜で撮っているが、若干画角が足りない。フルサイズ一眼レフでは28㎜でもAPS-Cセンサーのカメラでは、42㎜相当となる。35㎜相当の24㎜以下のレンズが欲しくなるところだ。

これまで、コンデジではこういう被写体を撮る機会はなく、広角は必要ないと考えていたが、こういう事があると欲しくなる。

単焦点レンズが欲しいが、広角レンズはヤフオクでは安い出物はなく、諭吉さんが何人も必要な高級レンズが多い。

 

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再び接写。こうして撮るとボロ家も趣深い。

 

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若干明るい場所で、逆光の写真。上の写真も逆光だけどw

ピントが手前過ぎ。オートフォーカスの扱いにくい所だ。マニュアルで灰皿の中心にピントを合わせればよかったか。

一応画面の中央でピントが合うモードのはずなのだが、合焦点が何故か移動する。そういうモードなのか?元々そういう機能なのか?ちょっと分からない。説明書を読み直さないと。

 

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洋風の家が好きで嫌いな実家だが、ほんと写真の素材としては悪くないなw

 

感度の設定は、全部ISO800である。

縮小しているので、あまり目立たないが等倍ではかなりノイズが多い。

古い機種で、最高ISO1600しかないので仕方ない所だ。これでも、同じセンサーを使用する上級機K10Dよりは、高感度時のノイズが低減されているというだ。

それで、クラスとしては下位だがK200Dにしたのである。

クラスとしては更に下のエントリー機で、少し後に出てきたK-mの方が高感度性能は良いが、全体的に機能は劣る。

オークションではK10D,K200D,K-mのPENTAX3機種が、同じような価格帯で出ていた。それぞれ一長一短の機能性能で、なかなか悩みどころだった。

まあ、感度に関してはドングリの背比べである。最新の機種ではISO20000を超えるのが普通で桁が違う。

感度が高くてもノイズの少ない絵が撮れれば、あらゆる面イージー*1で、楽をしたい人や初心者は最新機か、そうでなくてもまだ新品が売られている現行機を買うべきだ。

そんなことをいわなくても、普通はそうする。自分が特殊なだけだ。

 

自分は、銀塩フィルム時代はISO400が最高で、800が撮れれば楽になると思っているような人間だから我慢が出来る。

これでも、前に使っていたコンデジ、Canon PowerShot 590ISの800よりはノイズが少ないので満足だ。

このころのPENTAX機はオートフォーカスも暗所で弱く、今の基準でいえば何も良いところがない。

自分は、暗所の撮影はあまり考えておらず、明るい屋外で風景や草木を撮ることをメインに考えているので、分かっていて選んだようなものだ。

 

まあ、あえて暗い条件で写真を撮って限界を探ったのである。

 

そのうち感度の高い機種が中古で安く出回ったら、買い替えればいいだけだ。レンズは流用可能なので、ボディだけを買えば済むのである。

 

PENTAX デジタル一眼レフ KP ボディ 【ブラック】 KP BODY BLACK 16020

PENTAX デジタル一眼レフ KP ボディ 【ブラック】 KP BODY BLACK 16020

 

 最高感度ISO819200だって、凄すぎるな。他社はもっとか?

*1:感度が高ければ、暗い場所でも撮影できるし、シャッタースピードを速くできるので手ブレも防止できる。絞りも絞れるので、ピントの合う範囲も広くピンボケになりにくい。