PENTAX中古デジタル一眼レフK200D、前回の交換レンズが意外と安く入手できたので、また別のレンズを落札した。
レンズ沼ってやつかよw
Sigma 28-80mm F3.5-5.6 Macro
というレンズだ。
PENTAX純正ではなく、サードパーティレンズメーカーのシグマ製である。
これまた激安で、送料を含めても1500円ほどで入手できた。
人によっては、500円以下で入手した人もいるようである。
例の海外サイトのレビューを見ると
Sigma 28-80mm F3.5-5.6 Macro Lens Reviews - Sigma Lenses - Pentax Lens Review Database
評価点は7.88で、良くも悪くもないといったところである。
前回のレンズほどではないが、
- SMC Pentax-FA 28-80mm F3.5-4.7
- SMC Pentax-FA 28-80mm F3.5-5.6 AL
- SMC Pentax-FA 28-90mm F3.5-5.6
- SMC Pentax-FA 28-105mm F3.2-4.5 AL [IF]
PENTAXのダメダメズームレンズ兄弟FAシリーズよりも、マシな評価だ。
それで、オークションではこいつらより安い値段で出回っているのだから世間は分からない。
前回のレンズSMC Pentax-F 35-105mm F4-5.6とさほど焦点距離も変わらないし、評価も高くないので、入手する意味がないようだが、そうではない。
まず重さが255gとSMC Pentax-F 35-105mm F4-5.6より90gも軽くなっている。
そして、広角側が28㎜とわずかながら広めに撮れる。望遠側はやや短い。
その為、街中を気軽に散策して撮るには、より適していると思われる。
前回のレンズは、もうすぐ桜のシーズンなので、桜を効果的に写す為にやや長めの焦点距離の物として選んだのである。その分、重さには目をつぶったのだ。
また、マクロレンズとして違う焦点距離のレンズが欲しかったのも理由だ。
SMC Pentax-F 35-105mm F4-5.6にもマクロ機能は付いていて、105㎜の焦点距離で45㎝まで寄ることができる。通常撮影では1m40㎝までしか寄る事が出来ない。
(上記の海外サイトでは25㎝と書いてあるが何かの間違いである。鏡筒が長く伸びるのでレンズ先端からの距離と思われる)
それに対し今回のシグマのレンズは、80㎜の焦点距離で25㎝まで寄ることができる。レンズ先端からでは、ほんの数センチで、室内のブツ撮りには都合が良いのだ。
また、一眼レフカメラ用のズームレンズのマクロ機能は、最大望遠側固定でしか機能しないことが多い。
コンデジのマクロ機能が、全焦点距離を通して使えるのとは違う。
このシグマのレンズもノーマルでは80mmのみがマクロである。
ところが、このレンズは小さな改造を施すと、コンデジ同様に全焦点距離を通してマクロ撮影が可能らしい。
その意味で、安いながら非常に価値のある面白いレンズなのだ。
入手した中古レンズは、外観に多少目立つ傷があるものの、光学系は比較的綺麗な上物だった。前回手に入れたPENTAXのレンズには付属品は全くなかったが、専用フードと前面キャップも付いていた。
PENTAXのレンズ用には、AmazonでPENTAXロゴ入りの前面キャップと、サードパーティのゴム製レンズフードを購入した。
また、レンズのマウント側に付けるキャップと、カメラ本体のマウントに付けるキャップも購入した。
ともかく、今回もなかなか良いものが手に入った。フィールドに出ての撮影が楽しみである。