本日2017/6/9はストロベリームーンといって、満月の高度が一年で一番低い時期に当たり、それゆえ月が夕日の様に赤く染まるんだそう。
デジタル一眼レフカメラPENTAX K200Dを手に入れて以来、写真を撮るのが楽しみでたまらない自分にとって、これは絶好の機会である。早速撮影にチャレンジ。
一応、準備として満月の撮影法が書かれたブログを調べておいた。
上のブログはSIGMA 70-300mmだが、当方は同じ70-300㎜のTamron 472Dがある。
ほぼ似たようなレンズであるので、設定も上記ブログに従った。
満月:300㎜ F8.0 ISO400 1/800sec.
とまんま同じ設定である。
果たして、これで上手くいくのか?
ノートリミングでこんな感じである。
正直言って微妙だ。
RAW現像で精一杯調整したのだが、上の設定のままだと月だけ写って周りは真っ暗になる。その為、街の風景も含めた雰囲気のある写真にならない。
それは当然だ。上のブログでは月だけを綺麗に撮る目的で、トリミングして月を大写しにしている。そのブログが悪いわけではない。
肉眼では、月の下に電車の架線が見えていたのだが、それが見えるように露出をいじるとノイズだらけになって使い物にならない。
やはり三脚を使って、低感度でもっと遅いシャッターを使うべきだった。
トリミングした写真。
7時ちょっと過ぎから撮影を始めたのだが、実は最初、月は雲に隠れていた。
徐々に顔を出してきて、途中の状態である。
色は濃い目に調整しているが、肉眼で見ても残念ながら月は全然赤くなかった。少し黄色っぽいというくらいである。
ストロベリームーンというより、せいぜいオレンジムーンである。
画像ソフトで調整すればこうなるが、詐欺である。
湿度の具合によっては、より赤味を帯びる事もあるのだろうが……
8時半過ぎにもう一度撮影できないかと外に出てみたが、高度が上がり過ぎて綺麗な満月ではあったが、全く普通の満月だった。
そんな感じで、今年のストロベリームーンの撮影は失敗。また来年と言いたいが、梅雨の時期だけあって、お天気とも限らない。難しいものである。
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