昨日、メインのPCでエクセルを使い、入力する項目の参考となる情報を見るために、サブのPCでブラウザを表示して検索したところ、様子がおかしい。
何と日本語が入力できない。
半角/全角キーを押しても、日本語入力に切り替わらないのだ。
タスクバーを探しても、そこにあるはずのMS-IMEが存在しない。
とりあえず再起動してみるが、状態は変わらず。コントロールパネルを開いて、キーボードや地域と言語の設定をいじってみるが、何も変わらず。
ブラウザでなく、メモ帳を開いてみても日本語入力不能。
もう、パニックである。
エクセルの作業は急ぎだったので、仕方なくアルファベットだけの入力でも何とか検索して終わらせたが、頭が痛い。
その後、メインPCのブラウザで、IME消滅の修復方法を検索だ。
どうやら、下記の方法で修復が可能なようだ。
【Windows Vista/7】突然IMEバーが消えてしまった時の修復方法【日本語入力できない】 - Nohohon,Sooner or later,Nohohon
一言で説明するなら、「cftmon.exeをスタートアップに登録する」事で復活するのだが、どうやらこれは応急処置であって、正式な方法ではないらしい。
言語バーが見当たらない - マイクロソフト コミュニティ - Microsoft
Windows XP ではスタートアップ (レジストリの Run キー) で ctfmon.exe を起動することで言語バーを表示していますが、Windows Vista の場合、本来はタスク スケジューラでログオン時に実行されるタスクとして TextServicesFramework monitor (MsCtfMonitor) を呼び出して言語バーを利用可能にしています。
ctfmon.exe も互換性のために残されているので仙川さんの方法でも言語バーは表示されますが、正しい状態に回復している訳ではありません。
(ちなみに TextServicesFramework monitor と ctfmon.exe が両方実行されると、言語バーが二つ表示されたり、日本語入力がうまくできなくなったりします)タスク スケジューラを起動し、[表示] - [非表示にっているタスクを表示] にチェックを入れ、[タスク スケジューラ ライブラリ] - [Microsoft] - [TextServicesFramework] を選択し、[MsCtfMonitor] が [実行中] になっているか確認しましょう。
実行中でない場合、MsCtfMonitor を右クリックして [実行する] で実行中に変更できるか、試しましょう。
これで起動できない場合、イベント ログなどでエラーを確認してください。その内容によって対処方法が出てくる可能性があります。
cftmon.exeはWindows XPで使用されていた方法で、 互換性の為にその後のWindowsにも残されたが、本来はIMEの起動はタスク スケジューラから実行されている物であるとの事。
というわけで、タスク スケジューラを開いてみたのだが、エラーを吐きまくって、まともに起動しない。
今度はタスクスケジューラの修復方法の検索
タスク スケジューラ エラー 0x80041321 対処方法 | Raiha-Horizon Blog
タスク スケジューラを起動したら、エラーが表示される - 起動できないタスクと、タスク イメージの問題 | すぐに忘れる脳みそのためのメモ
タスク イメージは破損しているか、または変更されています。(HRESULT からの例外: 0x80041321)
というエラーがでるのだが、自分の場合「OK」を押しても連続して50回くらい表示が連続して出る。
上記の対策方法の説明では、一つのエラーに対しての修復方法で、何十も連続してエラーが出ているのにやってられない。
一応、破損していると思われるファイルを特定して、別フォルダに退避してみたが、ファイルの数は25個しかないし、エラーは無くならない。
ていうか、そもそも25個も破損しているのが異常である。
手作業では修復不能だ。
というわけで、タスク スケジューラからの修復は諦め、応急措置である「cftmon.exeをスタートアップに登録する」方法で、MS-IMEを復活させた。
ちなみに、タスク スケジューラのタスク イメージが破損していても、PCは何事もなく起動し、とりあえずは普通に使用できる。
もちろん何らかの異常は残されているはずで、自分が先ず気付いたのは、Windows内蔵のバックアップツールでバックアップが出来なくなった事だ。
今は忙しいし、使用頻度が高くないサブPCなので、このまま様子を見るが、そのうちクリーンインストールした方がいいだろう。
それで問題は、どうして、こうなっちゃったのか?という話。
先月の20日ごろに「そろそろWindows10を試してみないとな」と考えて、気軽にバックアップも取らずにアップデートボタンをポチったのだった。
まあ、重要なデータフォルダは増設したHDDに保存しているし、使用頻度の低いサブPCだから、というのがバックアップを取らなかった理由。
最悪クリーンインストールというのは、一応想定範囲以内ではある。
Windows10にしてみたものの、Input Directorという、マウス・キーボードを複数PCで共有できるフリーソフトが使用できなくなったので、直ぐにWindows7に戻したのだった。
他にマウス・キーボードを複数PCで共有できるソフトとしては、Synergyというのが有名である。こちらはWindows10でも使えるらしいのだが、残念ながら昔はフリーだったのに有料になってしまった。
Input Directorは現在Windows10に対応したVer.を開発中だというので、それが近日出る事を期待したい。
消えたIMEの修復方法を検索していて気付いたが、どうも自分と同じで、Windows10にアップデートした後Windows7に戻したら、そうなったという人が多い。
そういう人は、タスク スケジューラのタスク イメージも破損しているかもしれない。
ご注意を。