スネップ仙人が毒吐くよ

50代ひきこもりの独白記


ヘルタースケルター【肉体というメディアをクリエイトした女の悲劇】

はてな界隈で論争となった、メディアクリエイター。

 

hagex.hatenadiary.jp

 

昨日に続くU-NEXT31日間無料トライアルのエントリ2回目は、ハイパーメディアクリエイターを名乗る「高城剛」の妻だった、沢尻エリカ主演映画の「ヘルタースケルター」である。

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 2012年公開の日本映画。監督は写真家としても有名な蜷川実花だ。原作は岡崎京子の同名コミック。一般作として何のレーティング制限もないが、R15+制限で、かなりエロチックなシーンもあるためお子様のいる家庭では要注意だ。

 

 あらすじ

女性たちの羨望を集める芸能界のトップスターりりこ(沢尻エリカ)。 だが、彼女は違法な手術を行うクリニックよって、全身整形された秘密があった。理想の肉体を得る事で、何でも手に入れられる強い女になれたと思っていたりりこだったが、やがて違法手術の影響で、彼女の身体は崩壊していく。

 

見所・感想

 ビビッドな色彩の洪水が凄い、というかウザイくらいだ。写真家の蜷川実花の趣味が濃い。撮影・編集はかなり手間が掛かっているだろう。

 主演の沢尻エリカは、文字通り体当たりの演技。全てをさらけ出している。巨乳ではないが形の良いバストが美しい。だが崩れる寸前のぎりぎりのバランスを保っているようにも感じる。最後のチャンスを生かして迫真の演技というところか。

冒頭11分あたりで、有力プロデューサー役の哀川翔相手に枕営業のシーン。エロいが、ハイパーメディアクリエイターの人とダブって見えて苦笑。

美人のりりこに対比して、並みの女として表現されるマネージャーの羽田だが、自分にはこれで十分という気がしてくる。もっとも演じているのは、寺島しのぶなのだがw

美人のようにもてないコンプレックスから、男を飼っているのだが、ヒモの男の立場から見ても、相手が寺島しのぶなら十分幸せである。超美人は要らない、そんな感じである。

美容整形によって、大衆を魅惑するメディアへと肉体をクリエイトしたりりこだが、輝きは儚く崩れ去っていく。事務所の社長が繰り返し言う「全然赤字よ」の言葉*1が、多大な犠牲を払ったとしても成果を生めない事を象徴しているようだ。

 

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*1:スターになって儲けても、整形費用が掛かりすぎて全然赤字の意。