スネップ仙人が毒吐くよ

50代ひきこもりの独白記


中古デジタル一眼レフの露出不良でレンズの不具合発覚

自分が使っている中古デジタル一眼レフのPENTAX K200Dだが、突然露出オーバーの真っ白な写真になってしまう事がある。

一度症状が出ると、かなりの割合で連発する。

露出の測光範囲を中央重点からスポットに変えてみたり、露出補正を極端にアンダーにしたり、マニュアルモードで設定をかえたりと、色々やるのだが上手くいかない。

古いPENTAXはAFが弱いだけでなく、露出も正確じゃないのか?と疑ったり、やはり中古なので故障しているのか?と、ガッカリ感半端なく悩んでいた。

 

それでも色々撮っているうちに気付いたのだが、どうやらその現象は特定のレンズのみで起こるような気がしてきた。

 

Tamron 472Dである。

 

snep1000.hatenablog.com

 

70-300mmの望遠ズームレンズで大きく重いのだが、画角的に好みで、使う頻度が一番高いといっていいほどである。

どうもこのレンズが怪しい。

そこで、レンズを外して絞りを制御するレバーをガチャガチャ動かしてみると、やはり不具合がある事が発覚した。

バネで戻るレバーが、時々引っ掛かって戻らないのである。

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交換レンズのマウント部の写真。

真ん中の黒いレバーに注目。これが正常位置。この位置で絞りは全閉となる。

 

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こちらの位置は絞りは全開状態。普通は手を離すと、バネの力で上の状態に戻るのだが、何か引っ掛かって、正常位置に戻らない。

 

はぁー、これが原因で間違いないだろう。

レンズをカメラに装着すると、レバーは押し込まれて絞りは開放状態になる。ファインダーを覗いてピントを合わせる時は絞りを開いて明るい状態でないと、見難いからである。

同時にカメラの露出計が被写体の明るさを測り、撮影者は意図した絞り値とシャッタースピードを決定する。

シャッターボタンを押すと、瞬間的に開放位置だった絞りレバーは、意図した絞り値まで動いて、適正な露出の写真が撮れるわけである。

 

その絞りを動かすレバーが開放位置のまま引っ掛かっているので、露出オーバーの写真になるわけだ。

 

ともかく、原因はレンズで、本体のPENTAX K200Dの不良で無さそうという事には、ホッとした。不幸中の幸いである。

 

そもそも、このTamron 472D は2千円そこらで入手した、ヤフオクのジャンクである。一度カビを取るために分解している。

 

snep1000.hatenablog.com

 

最初の頃は花ばかり接写していたので、絞りは開放に近く分からなかったが、そのうち街の風景や鳥などを狙うようになって、不具合に気が付いたのである。

 

一度分解しているから、ここはためらわず再度分解である。

というか、以前の組み立てでミスをしていて不具合が出ている可能性もなくはない。

そんなわけで、絞りを動かすレバーと長いリンクに不具合があるかもと思ったのだが、そこは関係なく、以前は極力触らなかった開閉する絞り羽自体に引っ掛かりが感じられた。

絞りユニットは、薄くて繊細な絞り羽など部品が多く、バラすと面倒なので触りたくない。だがそうもいってられず、擦れていそうなところに綿棒に含ませたオイルを薄く塗布してみた。オイルまみれにすると、レンズに汚れが飛ぶので沢山は付けられない。

だが、それでも引っ掛かりは解消しなかったorz

それでも、前よりマシになるのではないかと考え、元通り組立てる。

 

取り合えず外に出てテスト撮影だ。

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福井市内を走る路面電車を撮ってみた。

300mm ISO800 絞りF22 シャッタースピード1/180である。

この写真は不具合なく成功である。RAWで多少いじっているが、おおむね露出は適正で、絞りを絞った意図通り、架線や背景の看板などもハッキリ写っている。

 

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こちらの写真は失敗だ。

焦点距離がフレーミングの為220㎜になっている以外は上と同じ設定である。

一見問題ないように見えるが、RAW現像で露出オーバーを補正している。

RAWで誤魔化せるなら大した問題でないと思うかもしれないが、そうではない。

上と同様にF22に絞っているので、本当は架線や背景もシャープに撮りたかったのだが、白飛びやボケで良く見えなくなってしまった。

花なら撮り直せば済むが、こういう一瞬のチャンスは撮り直しが効かない。

 

市電は別の日に撮れば良いけど、鳥の動きとか失敗しまくりで、全然まともな絵が出せない。

 

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これも失敗。

270㎜ ISO400 絞りF19 シャッタースピード1/180

露出オーバーで真っ白な絵をRAW現像で誤魔化している。

手前の車がボケていて、実際はそんなに絞られていないのが分かるだろう。雰囲気的にはボケて正解かもしれないが、ボケていない絵の面白さもあったはずだ。

 

という感じで絞り込むと半分くらいは失敗するという結果である。失敗したら、レンズの横を叩いて引っ掛かりを取らないと、次のショットも失敗してしまう。

 

これでは、動かない静物にしか使えないorz

 

TAMRON 望遠ズームレンズ AF70-300mm F4-5.6 Di MACRO ペンタックス用 フルサイズ対応 A17P

TAMRON 望遠ズームレンズ AF70-300mm F4-5.6 Di MACRO ペンタックス用 フルサイズ対応 A17P

 

 頑張ってこれを買うしかないかな。