読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

スネップ仙人が毒吐くよ

50代ひきこもりの独白記


小型PC用スピーカーの高音質化改造 Part3

オーディオネタ、第3回。

snep1000.hatenablog.com

人気があれば、年内一杯このネタで潰そうと思っていたが、全然アクセスがないので、今回が最終回。

今回は、いま居室でメインに使っているPC用スピーカーを紹介する。

f:id:mfigure:20151228214415j:plain

f:id:mfigure:20151228214433j:plain

Remex RSP-6253

ネット検索しても、まともな情報は見つからないと思う。

記憶があやふやだが、15年前くらいに町田のヨドバシで5000円以下だったと思う。

箱には定価8,800円と書いてあるが。

手を入れなくてもそこそこ音は良く、実家に戻ってくるまでは満足して使っていた。サブウーファーを使った2.1chシステムなので、PC用スピーカーとしては十分な低音が出るからだ。

現在このスピーカーは当然売られていないが、クリエィティブ等から同じタイプのPC用スピーカーが発売されている。今5000円前後で買うなら、同様のタイプをお勧めしたい。

 

f:id:mfigure:20151228220123j:plain

サブウーファーは机の下の左側の隙間に設置している。このタイプのスピーカーは全部を机の上に設置しなくてもいいのだ。

箱のサイズが大きいサブウーファーは直接目が届かない場所に置いてもかまわない。むしろ、低音は下から響くという先入観があるので、足元に置くのがベストである。

箱の上には円柱状の鉛の重りを3個載せている。無駄な振動を抑えるためだ。

 

f:id:mfigure:20151228221234j:plain

机の上の様子。サテライトスピーカーは、邪魔にならない小型のサイズ。2.1ch方式のスピーカーを勧めるのは、机の上に置くスピーカーが小さくても、大形スピーカーに劣らない強烈な低音を感じられるからだ。

前回、改造したような一般的なスタイルの小型PC用スピーカーでは、中高音のクオリティを改善できても、低音が出ないので、本格的な音楽鑑賞に使いたいという気にならない。

2.1ch方式なら低音が出るので、改造すれば本格的な音楽鑑賞にも耐えるポテンシャルがあるのだ。

 

スピーカー改造のきっかけとなった寝室に置いてあるオーディオセットのスピーカーは25cmウーファーで再生周波数帯域は45Hz~20KHzである。

DIATONE スピーカーシステムDS-25Bの仕様 ダイヤトーン/ダイアトーン

上の写真のスペックを信じるなら、このRemex RSP-6253は驚くべきことに40Hz~20KHzなのだ。ポテンシャルが高い事がわかるだろう。

 

f:id:mfigure:20151228224043j:plain

それで、本格的なオーディオにするべく改造しまくった結果がこうだ。

Before写真が残っていないので分かりにくいが、円柱状の電解コンデンサーは全て交換。セラミックコンデンサーも2個を残して、あとは全て交換。一部フィルムコンデンサーも使われていたが、よりグレードの高い物に交換した。

電解コンデンサは中音域の厚みを増したい為、ニチコンMUSE FGとニッケミKMGを適当に混ぜて使っている。最初はニチコンKWが多かったのだが、高域ばかり強調されてしまったからだ。

その他、オペアンプという部品があるのだが、JRC NJM4558DからTI NE5532に変更している。こちらの方がより繊細な感じがする。

また、一部のコンデンサには銅箔を巻き付けたり、頭頂部にやはり銅箔かサンドペーパーを貼り付けている。オペアンプにも銅箔とサンドペーパーが貼り付けてある。どうやらノイズをシールドする効果があるらしく、高音域がクッキリするのだ。効果は銅箔の方が高いが、やりすぎると音質が硬くなる。サンドペーパーの方が効果が弱いので、使い分けている。

こういうのはオカルトだと馬鹿にされるが、全く根拠がないわけでなく、メーカー製の高級CDプレーヤーにも、同様の処理を施した製品が存在する。

参考:Pioneer・パイオニア PD-T07 B級オーディオ・ファン

 

f:id:mfigure:20151228231436j:plain

基板の裏側。一部の電解コンデンサーの足に0.1μFのフィルムコンデンサーをパラっている*1

奥の青いコンデンサーは旧サンヨー製のOSコン。通常の電解コンデンサーより性能が高い固体電解コンデンサーだ。これを電源の平滑コンデンサーの足にパラっている。理屈はよく分からないが、低音がより強力になった*2

 

f:id:mfigure:20151228232817j:plain

最後に、サブウーファーの箱の中に入れている吸音材の代用品。

普通オーディオグレードのスピーカーの中には、吸音材としてグラスウールや羊毛フェルトが入っている。そんな物を買う余裕がないので、クラフト紙で作ったテトラパックを入れている(一辺10cm)。何と、こんな物でも吸音効果があるのだ。

参考:「タイムドメイン・ミニ」 の吸音材を交換

 

マニアの中には、メーカー製の高級スピーカーのグラスウールを取っ払って、紙のテトラパックの方が良いと、わざわざ交換している人もいるのだ。

サテライトスピーカーの小さな箱の中にも、サイズの小さなテトラパックを入れている。

 

他にも改造箇所があるが、これくらいで止めておこう。こういう話はオタッキー過ぎて誰もついて来れないだろう。アクセスがないわけだ。

 

ともかくも、本気で弄り倒せば、こんなショボイPC用スピーカーでも本格オーディオ並の音質にすることも可能という話である。

 

これ1冊で完全理解 PCオーディオ 2015-2016 (日経BPパソコンベストムック)

これ1冊で完全理解 PCオーディオ 2015-2016 (日経BPパソコンベストムック)

 

 

*1:並列=パラレルの略の意

*2:普通OSコンは高音域に影響があるといわれている。音質がパキパキに硬くなりすぎるともいわれる。