スネップ仙人が毒吐くよ

60代独身じじぃの独白記


価格破壊?! 7,800円で新登場の格安スマホ goo g06

楽天モバイルの3Gスマホ切り捨てに対応して、仕方なくLTE対応の格安スマホAcer Liquid Z330を注文してしまった自分だったが、検討候補はAmazonほしい物リストから贈って頂いたFREETEL Priori3 LTE以外にも、もう一機種あった。

 

snep1000.hatenablog.com

 

それは、9月6日に発表されたばかりの「gooスマホ g06」だ。

simseller.goo.ne.jp

 

なんと、その価格は1万円を切る7,800円(税抜)
これが割引なしの正規の価格である。もちろん高速通信のLTE対応の格安スマホである。これまでは、Acer Liquid Z330が楽天モバイル登場時に12,000円(税抜)で最安だった。7月には3,888円で投げ売りされたが、正規の価格ではない。

そして、大事なのは楽天モバイルのように、SIMカード契約とのセット販売という縛りがないことである。同時にSIMカード契約をする縛りはないのだ。大事な事なので二度書いた。

 

そういったが、上記公式通販サイトを見ると

 + 選べるOCNモバイルONEセット

と書いてあるではないか、何言ってんの?

 

これには理由があって、gooの格安スマホの場合は、単に本体に付属してモバイルONEの申し込みセットのパッケージが入っているだけなのだ。

 

OCN モバイル ONE SMS対応SIMカード 月額1,101円(税込)~(ナノSIM)

OCN モバイル ONE SMS対応SIMカード 月額1,101円(税込)~(ナノSIM)

 

 

単体で売られているこのパッケージが入っているだけなのである。しかも、それを必ず使用しなければいけないという縛りもないのだ。既にSIMカードを持っていて、OCNのモバイル ONEと契約 したくないなら、しなくてOK。ほったらかしにしても構わないのだ。

Blade Vec 4GとセットのOCN モバイル ONEは契約しなくても問題なし! - SIMフリー遊び


上の参考リンクは2014年のものだが、現在でもこの状態らしい(2ちゃん情報だがw

 

ということで、SIMとの同時契約を強制される楽天モバイルとは違い、正真正銘の7,800円(税抜)である。税込でも8,424円、スバラシイ。 

これは価格破壊ではないのか?

もちろんカラクリがある。CPUの性能やメモリーの容量は、既存の格安スマホのライバルであるAcer Liquid Z330やFREETEL Priori3と同等。カメラもZ330に劣るアウト500万画素+イン200万画素である。

ディスプレイの大きさも4.5インチのZ330やPriori3に劣る4インチである。ただし、4.5インチといっても幅の画素は同じで縦が少し長いだけ、Z330に至ってはAndroidのホームボタンが画面内に存在し、実質4インチと同じである。

画面は小さいがボディをギリギリまで削るような工夫は見られず、5インチでも使用できそうなサイズでもある。デザインは凡庸で、少しでも高級に見せようと努力した跡が見られるZ330やPriori3に劣る。

一部のアップル信者のサイトで、「GPSがない」とデマを書かれているが、公式通販サイトのスペック表の一番下に表記があるので、あると考えて間違いないはずだ。

口の悪いサイトでは、時代遅れだとか化石のようなスペックと書かれているが、ほぼZ330やPriori3と同等である。この2つも化石というなら仕方がないことだ。ローエンドの格安スマホを選ばざるを得ないユーザーには関係ない話。

何はともあれ8千円をきってきたのは、価格破壊といってもいいと思う。

又、2016年9月30日(金)14時までの期間限定、先着906名までで、gooポイント1,560円分が付くキャンペーンも実施中だ。これを利用すると実質6千円台という事になる。

 

では、自分は何故これを知っていながら、Acer Liquid Z330を注文したのか?

 

gooスマホg06の価格は魅力的だが、発表されたばかりの新製品で、販売は始まっているが、実機の出荷は9月中旬以降。実機のレビューが出回っていないのが理由である。

gooはNTTの子会社の運営だが、大会社だからといって安心して使える商品とは限らない。それは3大キャリアが連発してきた数々の糞スマホの歴史が証明している。発売前の提灯記事に騙されたユーザーも多いはずだ。

確かに化石といわれるほどだから、技術的に冒険はしていないだろう。が、まだ世に出てきていない物に絶対はない。価格も最安だが、これで失敗したら、またしても「安物買いの銭失い」と言われてしまう。それは屈辱だ。

Z330やPriori3もヘビーユーザーには安物のゴミといった評価をいう者もいる。だが、ローエンドのユーザーにはこれで十分と評価する声もある。その実績があるから、安心して購入できるのだ。

恐らく年末には評価が固まるだろう。楽天モバイルの3G機が使えなくなる期限である11月末まで評価を待つ考えもあると思うが、ギリギリまで待つより、早めに購入して現在のQOLを改善するために投資する方が良いと考えた。

 

同様に低価格機を狙っているユーザーも様子を見た方が良いと思う。gooポイントの特典はあるが、現金同様に何でも使えるとは考えない方が良い。

 

とはいえ注目したい機種だ。iPhone 7の話題に隠れがちではあるが、安定して使える格安スマホであって欲しいと願うばかりだ。