そろそろ花粉シーズン。アレルギー性鼻炎である自分は、花粉症でもあり、つらい季節の始まりである。
錠剤の鼻炎薬も購入しているが、今年の花粉症対策に期待しているのは、去年の秋から使っている鼻炎スプレーだ。
既に2本目を購入しているのだが、使用を続けて液が残り少なくなってくると、困った事に気づいた。
まだ液が残っているのに、液が噴射しなくなるのだ。
「プシュッ、スカ、スカッ」
これは地味に困る。
恐らく、液を吸い込む「吸引パイプ」の先が、液に浸かっていない状態になっているのだろう。
容器を傾ける方向を変えれば多分まだまだ使えるだろうが、あれこれ向きを変えても吸い込むとは限らずいらいらする。
というわけで、中を確かめる為にポンプキャップを外してみた。
やはり思っていた通り、曲がったパイプが付いていた。
パイプの曲がっている方向が分かれば、そちら側に容器を傾ければ良いはずだ。
幸い、パイプはキャップに固定されていて、上部の稼動部を回転させても向きが変らない事が分かった。それならばパイプの先の方向が分かる印を付けておけば良い。
吸引パイプが曲がっている方向に、マジックで印を付けた。
キャップを元に戻して、印を付けた方向に容器を傾けて使ってみた。
無事先端から、液が噴射されるようになった。これで、まだまだ使えるだろう。