レオンを大作と称する人が現れて、はてなブックマークのホットエントリーとなった。
daisuke-tsuchiya.hatenablog.com
大作の定義は諸説あって定まっていないと思うが、レオンは大作ではない。
なぜなら、レオンはSF大作フィフス・エレメントの製作資金集めにするべく、監督のリュック・ベッソンが2日間で書き上げたシナリオを元に作られた映画だからだ。
と、Wikipedia等で書かれているが、製作資金的には幾らなのか?
レオンの制作費はFRF(フランスフラン) 115,000,000
フィフス・エレメントは9000万ドルとWikipediaに表記されている。
通貨換算 FRF - その他(マネー) | 【OKWAやくVE】
90,000,000ドル(USD)は日本円でいくら? | 便利な外国為替レート計算機
何と!レオンの制作費は約20億円、十分大作といえる金額だった。
ごめんなさい、やっぱりレオンは大作でした(おいっ
対して、フィフス・エレメントの方は
約108億
日本人的感覚では超大作といえそう。ハリウッド感覚では10億クラスは、まだ小品の内なのかもしれない。
ちなみに、リュック・ベッソンの他の作品
ニキータはレオンの半額以下のFRF 50,000,000
ジャンヌダルクはフィフス・エレメントに及ばない8500万ドルである。
確かに、爆破シーンとか派手にぶっ飛ばしているので安くはないだろうと感じていた。
名作という評価も全くそうだとしか、言いようがない。
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フィフス・エレメントも個人的には好きな映画だ。
世間ではコメディとかB級とか言われ、リュック・ベッソンの映画は、大作でもなんとなく安っぽいと言われるようになったのも、これ以降だったりする。
が、ミラ・ジョヴォヴィッチを極めて魅力的に撮って有名にしたのは、フィフス・エレメントである。彼女は既にブルーラグーンで主演を務めたものの、本作ほど話題にはならなかった。
バイオハザードシリーズで、アクション女優としての地位を不動の物としたミラ・ジョヴォヴィッチだが、彼女の原点がフィフス・エレメントだ。
若い映画ファンで未見の人は絶対見て欲しい。
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2015/12/20 21:38 追記:
こちらの邦画の制作費は15億円らしい