スネップ仙人が毒吐くよ

60代独身じじぃの独白記


平成最後の福井市足羽川桜並木のお花見

4月中はまだ平成ですよ。ということで、先週金曜日4月5日に福井の桜名所、足羽川の桜並木にお花見。

 

IMGP3668

IMGP3657

IMGP3641

IMGP3579

IMGP3610

IMGP3606ここまで6枚の写真は例によって

PENTAX K-30

smc PENTAX-DA L 50-200mm F4-5.6 ED WR

で撮影。

 

以下3枚は久々の

PENTAX K200D

Sigma 28-80mm F3.5-5.6 Macro

で撮影。

IMGP0507

IMGP0524

IMGP0508a

 

撮影日は快晴でその点は良かったが、肝心の桜は五分咲きで、赤い粒々の蕾が目立つ写真になってしまった。翌日の土曜日の方が良かったが、人出が多すぎて撮影しにくそうなのと、ロードバイクのパーツが届いたので当日取付翌日テスト走行したくて見送った。

最近は趣味の主軸が完全にロードバイクに移ってしまい、写真は二の次という状態である(^-^;

 

まあ、花冷えという感じで気温があまり上がらないので、焦らなくても写真を撮るチャンスはまだあると思っていたのだが、本日月曜日ロードバイクで出かけるついでに現場を通りかかると既に散り始めていて、のんびりしていられない感じだった。 

次回は、ロードバイクと絡めた写真を載せてみたい。

 

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SAKURA The Japanese Soul Flower【桜オールカラー英文日本写真集】

SAKURA The Japanese Soul Flower【桜オールカラー英文日本写真集】

  • 作者: 水野克比古,水野秀比古,山久瀬洋二
  • 出版社/メーカー: IBCパブリッシング
  • 発売日: 2014/02/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る
 

軽量化目的で激安シートポストを購入したが重くてガックシ

先日、サドルを中華スパイダーからベロ センソー スポーツ-Zに交換したが、車重がいくらか増えてしまった。

具体的には68gの増加である。

 

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そこで、増えてしまった車重を取り戻すべく、以前から考えていた軽量シートポストを購入する事にした。

現在付いているシートポストは、以前量った記憶では330~40g程度あったような気がする。

ターゲットとしてはアルミで200g台のシートポストである。

カーボンであればもっと軽量を狙えるが、高価である事と色が黒いという理由で選ばない。

 

自分は最近の何でもかんでも黒いパーツという風潮が大嫌いである。

黒い自転車が好きな人には悪いが、キンキラ金の光輝く金属色が好きなのである。

塗装は派手な色、パーツは金属色、これが自分の趣味である。

 

それなのに、最近はカーボンはともかく、アルミパーツさえも黒ばかりだ。

自分が欲しいのはシルバーのシートポストである。

 

あと、絶対条件として

  • 太さが30.9㎜
  • サドル取り付け部が後方にオフセット

というのがある。

太さはGIANTの旧規格のシートポストサイズで、これが合わなければそもそも取付自体が出来ない。

オフセットは、自分はサドルポジションを後に下げていて、現在付いているシートポストのサドル取り付け部も後ろ側にずれているタイプである。サドルをポストの中央に取り付けるオフセットのないタイプだと、ポジションが合わなくなってしまう。

 

シートポスト探しは、実は今のロードバイクを入手した直後から始めていたのだが、これら3つの条件を満たすシートポストは殆どなく、難航していた。

 

最初に見つけたのは

これであるが、御覧の通りゴールドである。後で同型の赤も見つかった。

同じ形状で太さが違う物であればシルバーがあったが、取りつかないのではしょうがない。

太さを変換するアダプターもあるのだが、それを使うと結局重くなってしまい意味がない。

次に見つけたのは

 これだが、重さが良く分からない。発送重量299gとある。だから200g台であるのは間違いなさそうだが、できれば200g前半であってほしい。

 

尚、上の両者共に太さは30.8㎜で、GIANTの旧規格30.9㎜とは微妙に違うのも気になった。しかし、30.9㎜のシートポストは全然ない。

0.1㎜の違いは大したことがないような気がするが、ユルユルだったらどうしようもない。

そんなこともあって、購入に至らず悶々としていたのだが、上で書いた赤のシートポストが、タイムセールでもないのに1300円台から突然755円に値下げされたのに気付いた。残り2個というので在庫処分だろうか?

希望はシルバーだが、赤というのもフレーム色と合って悪くないかもしれない。

何よりも激安に弱いので、ポチってしまった。

 

台湾からの発送で2週間ばかり待たされたが、無事届いた。

 

軽量化目的であるから早速計量である。

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ガーン、334gだとぉorz

 Amazonには250gって書いてあるんですけど? 

 

騙された(怒

 

シートポストとしては常識外れの激安だから、そういうことか。

価格が価格だから諦め半分だが。

 

ちなみに、元のシートポストは

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348gだった。僅か14gの軽量化である。

どうしたものかな、と悩んだが、返品したところで変わりの選択肢は殆どないし、仮に取り付けて見たら意外と赤も悪くない気がしてきて、このまま使う事にした。

心配した0.1㎜のサイズ違いも大丈夫そうである。

 

ということで、

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やってしまったw

元のシートポストより5㎝ばかし長かったので、カットしたった。

 

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これで305.9g

約42gの軽量化となる。

もっとカットしたかったが、ステムを前下がりにしているので、パンク修理の時シートポストを長く出さないと逆さ置きが出来ない為、この長さで我慢である。

軽量化としては物足りないが仕方ない。

 

また後日、シートポストクランプも色を合わせる為、赤の物を購入した。

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こちらも僅かな違いで0.4g差。

結局合計42.5gの軽量化である。

 

サドルを変えて重くなった68gの差は埋まらなかったかorz

 

ということで、見た目の結果は以下である。

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軽量化はいまいちだったが、こちらは悪くない結果といえよう。

 

それで、重量の件レビューで書いたら、出品者がページを削除したらしくアクセスできなくなってしまった。そういう理由でAmazonのリンクが貼り付けられなかった。ゴールドの同型は在庫なしとなっているが、太さの細いタイプはまだ売られているかもしれない。でも、重量は少々細くても250gになるわけないので、買わない方が良いだろう。

流石中華である。

シマノ WH-RS100 ハブ分解洗浄グリス補充

本当は初回1000㎞位で分解整備した方が良いらしい*1のだが、シマノのホイール WH-RS100 を購入してから2000㎞も走ってしまった。

シマノのホイールは全てカップ&コーン式のベアリングを使用している。安い入門車に付いている無名ホイールの場合はシールドベアリングを使う場合が多く、メンテナンスフリーを謳う*2が、カップ&コーン式のベアリングは定期的なメンテナンスが必要である。

 

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いい加減心配なので、重い腰を上げて整備に取り組んだ。

既にハブの分解整備の経験はあり、手順としてはさして難しい物でもないのだが、このところは外を走れなくてもローラー台を使ったり、これを弄ると手が油だけになり汚れ物が沢山出るので面倒くさく、ここまで引き伸ばしてしまった。

 

先ず必要な物を列挙すると

  • ハブコーンレンチ13㎜と15㎜
  • スパナ17㎜
  • 6角レンチ10㎜
  • ハブグリス
  • パーツクリーナー
  • トレイ類
  • ウエス類
  • ピンセット
  • マイナスドライバー

 

あと、ハブ自体の分解には直接関係ないが

  • スプロケリムーバー
  • ウェットティッシュ
  • 厚手の手袋
  • 汚れ防止の新聞紙等

が必要となる。

※必要な道具はホイールによって違うが、WH-RS010でも同じ道具が使える

 

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ハブコーンレンチは上の写真の安っぽいペラペラのレンチである。薄刃の両口スパナで事足りるのだが、通常のスパナセットには何故か13㎜と15㎜は含まれておらず、ハブコーンレンチとして購入する必要がある。

ハブコーンレンチセットとして3本組や5本組が売られているが、何かの工具で薄刃のスパナセットを既に持っている場合は14㎜や17㎜はダブってしまうので、上記のサイズがコンビになったハブコーンレンチ一つで事足りる。

当然プロはスパナにしろハブコーンレンチにしろ立派な高級品を使うが、アマチュアはこれで十分だ。

 

ハブグリスは、通常シマノ プレミアムグリスを使用するが、自分はAZのセラミックグリースを使用した。

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プレミアムグリスは粘度が高く、ハブの回転が重いとの話を訊いていたからだ。純正品でもあり耐久性や耐水性重視であれば、それが間違いないが、自分の場合ノーメンテナンスにするつもりはないし、雨天時は走らないばかりか、その翌日も水たまりが嫌で走らないので、耐久性や耐水性は重視する必要がなく、回転性重視でこれを選んだ。

また以前のホイールを分解した時、ハブベアリングが虫食いでいかれていたのだが、ダメ元でミニ4駆用のセラグリスを使用したところ具合が良かった為、今回もセラグリスとしてみた。ただしミニ4駆用ではさすがにアレなので、自転車用となった次第である。

 

パーツクリーナーは速乾性の通常のスプレーと、遅乾性のチェーンクリーナーの2種類を使用した。簡単に汚れを落とせる物は速乾性が便利だが、複雑な形状で奥まった場所の汚れを取りたいときには、速乾性ではすぐに乾いてしまって都合が悪い。

また、一部のパーツクリーナーはゴム部品を痛める可能性があるが、チェーンクリーナーの方はシールチェーン対応品であればゴム部品にも安心して使用できる。

これらもAZ製を使用した。

 

ウエス類は古下着を切った物では糸くずが出て使いにくい。ティッシュやキッチンペーパー等もすぐに破れて紙の繊維が付着するなど同様である。自分が愛用するのはワイプオールという物である。ペーパータオルの一種だが、強度が高く複数回使用出来、繊維くずが出にくい。

日本製紙クレシア ワイプオールX70 パルプ+ポリプロピレン 日本 (1パック・50枚入) JWI0401

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それでは、簡単な方のフロント・ハブから分解しよう。

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フロント・ハブは左右対称の構造なので、どちらサイドを緩めても同じだが、自分は右サイドと決めている。ダブルナットとなっているので、外側に17㎜のスパナ、内側に13㎜のハブコーンレンチを掛ける。ハブコーンレンチを右手で固定して、左手のスパナの方を半時計回りに緩める。

勢いあまって手が滑って、スポークに当たったりすると怪我をするので厚手の手袋をした方が良いだろう。ハブコーンレンチも薄いので素手で抑えると痛い。

 

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ナットを全部緩めると上の写真の様に外れる。ハブ軸とゴムシールの隙間からベアリング球が入っているのが覗ける。

ここから先は手が油だらけになるので、細かく写真は撮っていないが、ご容赦願いたい。

この状態で、中のベアリング球がバラバラに落ちないように、静かに車輪を持ち上げる。新聞紙の上にハブ軸だけが残る。

ハブ軸が抜けたら、車輪を静かに新聞紙の上に降ろす。

 

ハブの内側の穴からピンセットを突っ込んで、ベアリング球を一個一個落さないように抜き取る。球は11個ある。穴の中に落してしまっても後で拾う事は可能だが、左右のベアリング球は混ぜない様にするのが理想*3なので、落さないよう注意する。

取り出した11個のベアリング球は小さなトレイに入れておく。

 

片側のベアリング球が全部抜けたら、車輪を裏返して、逆サイドのベアリング球を抜く。こちらは既に反対側のベアリング球と混ざる心配がないので、落さないように慎重にならなくても良い。ただ無くさないようにだけ注意する。

先に取り出したベアリング球と混ぜない様に、別のトレイに入れる。

 

ハブ軸の刺さっていた穴の入り口はゴムシールになっている。穴の中にマイナスドライバーを斜めに突っ込んでテコの様に持ち上げると外せるが、固くて外しにくいので無理をしない。破損してしまっては元も子もないので。

シールを外した方が洗浄作業がやりやすいが、付いたままでも一応は可能である。 

 

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トレイに入れた、外した部品の写真。古いグリスでベトベトである。

この後パーツクリーナーでグリスを洗浄するが、左右のベアリング球を混ぜない様に注意する。またゴムシールには速乾性のパーツクリーナーではなく、ゴムへの攻撃性がないチェーンクリーナーの方を使用する。

トレイに入れた部品は複雑な物ではないので、洗浄は簡単に終わる筈である。

 

面倒なのは車輪に残ったハブの本体側である。同じグリスを使用するのであれば、ある程度手を抜けるが、今度使うグリスは全く種類の違う物なので、元のグリスと混ざらない様に完全に洗浄しなくてはいけない。

狭い穴の内側にこってりとグリスが盛られているので、何度もスプレーを吹いて洗浄するが、噴射の勢いだけでは流れてくれない。ワイプオールの角をねじって紙縒りにして、穴に突っ込んでグルグルしたりしてこそげ落すが、根気のいる作業となる。

ハブの部品だけなら、タッパーに漬け込んで洗浄できるが、ホイール込なので不可能だ。

 

結局、皆がプレミアムグリスを使うのはそういう理由なのかと納得する。元のグリスと同じ種類なら、洗浄は適当でもあまり問題ではない。

 

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先にも書いたように手が油まみれになるので、いきなり写真がワープする。

元のグリスが完全に落ちた前提で、既にセラミックグリスが塗られて11個のベアリング球がカップに載っている。

プレミアムグリスの場合はベアリング球が完全に埋もれてしまうほど、盛り盛りにグリスを塗り込むべしなどという人もいるが、セラミックグリースの場合はそんなに盛らない。ベアリング球がくっ付いて落ちない程度に塗るだけだ。AZの説明書にも薄めに塗布とある。ゴムシールと軸の方にも少なめに塗布とはいえ、しっかり全面に塗り付け、ハブの穴に軸を挿入する。

挿入した軸が落ちないように車輪を裏返して、反対側のベアリングカップにまたグリスを塗布してベアリング球を並べる。

グリスを塗布したゴムシールを押し込み、ベアリング球を押さえるコーン部の付いたナットを手で回してねじ込む。

ベアリング球が並ぶカップとそれを押さえるコーンの組み合わせで、この形式のベアリングをカップ&コーンと呼ぶ。

残りのワッシャーとロックナットも手でねじ込むと、形としては元通りとなる。

 

手でナットを回しても当然緩々なので、バラした時のようにハブコーンレンチとスパナで今度はネジを締める。

しかし、単純に締め付ければ良い物ではなく、コーン部のナットの締め具合でベアリングの回転の重さが変わる。ギチギチに締めれば当然回転は重くなり、緩く締めれば回転は軽くなる。しかし緩すぎてガタが生じてはいけない。

ガタはベアリングの損傷に繋がるので絶対あってはいけない。ガタが絶対なく、なおかつスムーズに回転する絶妙の案配でナットを締める事が求められる。これを玉当たり調整という。

実際は、短距離で終わったらすぐにまた分解調整するレースでもない限り、回転のスムーズさよりガタがない事を優先して調整する。手で軸を回した時少し固いなと感じる程度が良い。それでもホイールの外周部を押して回す時は軽く回る。

 

コーン部のナットの調整が上手くいったと思ったら、それが緩まない様に外側のロックナットを締め付けて押さえるが、この時に調整が狂ってしまわない様にハブコーンレンチでコーン部のナットを固定しつつ、ロックナットのスパナを時計回りに締める。

だが、実際はそう簡単ではなく、ロックナットと共にコーン部のナットも回ってしまい、最初に狙った固さよりも重くなってしまう事が多い。

つまり、調整が一発で決まる事は稀で、何度か緩めては締めるという行為を繰り返す事になる。

上手くいかないときは、回転の軽さよりもガタがない事を優先する。先にも云った様にガタはベアリングに損傷を発生する原因なので、その方がマシなのである。

 

フロントが終わったらリアである。

リア・ハブはフロントとは違い左右非対称である。スプロケを取り付けて一方向にしか回転しないフリーホイールも付いている。スプロケはあらかじめ取り外しておく。

 

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リア・ハブはフリーの反対側である左サイドのナットを緩める。フロント同様ダブルナットにスパナとハブコーンレンチを掛けて緩めるが、リアはハブコーンレンチの15㎜側を使用する。ロックナットは17㎜のスパナのままでよい。

 

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説明を端折るが、ハブ軸とベアリング球を抜いた後、フリー側の穴に10㎜の6角レンチを突っ込んで反時計回りに緩めると、フリーを固定しているボルトが抜けてフリーも外せる。

実際はこの6角レンチでは短く力が入らない。バイスプライヤーを掛けて無理やり回している。この倍くらいの長さの6角レンチを用意した方が良い。

 

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またまた写真がワープして、既に洗浄が終わった部品である。

ベアリング球の数はリアは片側9個だ。

右サイドのゴムシールはフリーに付いているが、固くて無理をすると破損の恐れがあったため外していない。それでも何とか洗浄した。

フリーは内部のラチェット部の分解は推奨されていないので、ただ外しただけである。フリー内部へのパーツクリーナーの侵入は悪影響があると思われるので、スプレーでの吹付はなるべく避け、主にワイプオールで拭って綺麗にした。

 

洗浄前の状態だが、グリスの変色はフロントより激しく、ベアリングの当り面の削れも目視でハッキリ見えるほどで、これ以上の放置はやはり危険と思われた。フロントはまだ余裕がある様子だったが、リアの方が負荷が重く、ローラー台を使っているので、フロントの走行距離は2000㎞に達していないからだろう。

 

後は、またまた説明を端折るが、余計なフリーが付いているだけで要領自体はフロントと同じである。元のグリスはぎっしりコテコテに盛られていたが、リアもわずかな量しか塗布しない。

15gという小容量のセラミックグリースを購入したが、余裕で4回は使えそうである。

 

以上、約2000㎞でシマノのカップ&コーン式のハブを分解整備したが、リアは危険を感じる状態だった。やはりこの方式のホイールはノーメンテナンスという訳にはいかない。2回目以降は当りが付いているので、もっと長い距離走れそうだが、最低でも年1回のメンテナンスは必須だろう。

 

パークツール(ParkTool) コーンレンチ 13×15mm DCW-4

パークツール(ParkTool) コーンレンチ 13×15mm DCW-4

 
シマノ プレミアムグリス チューブ入り 100g Y04110200

シマノ プレミアムグリス チューブ入り 100g Y04110200

 

*1:説明書には使用開始から1000㎞を目安にスポークテンションの調整と書いてあり、ハブについては書かれていないが、車のエンジンオイルの交換が初回は早いように、当りが付くまで削り粉が多く出る為ハブについても初回は早目の分解調整が必要と思われる。

*2:しかしベアリングの寿命が無いわけではなく、そのうちいつかダメになる。ベアリングの交換は可能だが、作業が高度で手間賃を考えると部品交換より、元々安物のホイール自体を買い替えた方が現実的である。その様な理由でメンテナンスフリーといっている。

*3:左右のベアリングで摩耗度が違って、それぞれの部品の当り具合が変わらないようにする為。フロントはマシだが、リアは左右の構造が違い負荷も大きいので特に注意する。軸も当然左右を入れ替えてはいけない

中華スパイダーサドルをやめてベロ センソー スポーツ-Zに交換

昨年の11月に1000円以下で買える激安の中華スパイダーサドル に取り換えた。

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元のサドルが痛んでしまったので、取り合えずって感じで換えたのだが、やはり乗り心地が気に入らず、ずっと次に換えるサドルを物色していた。

 

先日、ようやく良さげなサドルを見つけたので購入。

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VELO(ベロ) SENSO SPORTS-Z RED SL-SS-069

VELO(ベロ) SENSO SPORTS-Z RED SL-SS-069

 

VELO(ベロ)のSENSO SPORTS-Z(センソー スポーツ-Z)である。

ちなみに、ベロはGIANTの純正サドルにも採用される台湾大手のサドルメーカーだ。手頃な価格で良質なサドルを提供するメーカーとして知られる。

 

さて、中華スパイダーサドルの乗り心地が気に入らないと書いたが、どの辺が気に入らなかったのか?

良く言われるのが、クッション材のないプラスチックその物の座面なので、固いという事だが、そうではない。

50~60㎞程度の中距離のサイクリングを日常的に行っているが、その程度であればお尻が痛くなることは全くない。80㎞以上になると流石に痛みを感じたが、見た目で思うほどには固くて不快という物ではない。

もちろん100㎞以上走っても、痛くない方が良いのは当然で、それも一応不満といえば不満ではある。

しかし、最も不満だったのは、横から見た時の座面の形状である。

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上の写真の様に、中華スパイダーサドルは座面の後ろ側が上方に反り上がっているが、ベロ センソー スポーツ-Zは平らである。

 

上に反っているとその部分に尻が当たって、それ以上腰を後ろに下げにくくなる。

 

自分は『やまめ乗り』という乗り方を取り入れていて、平地の高速巡航時や下り坂では腰を後ろにずらして上体の前傾を深くする。それがやりにくいのである。

一応、お尻を浮かせて座り直せば、反った部分がたわんで座る事は可能であるが、面倒くさいし、ボヨンボヨンと反動を感じるのも気持ち悪かった。

自転車の教科書

自転車の教科書

 

というわけで、サドルの後ろ側がなるべく平らな形状、かつ懐具合の関係で 2000円程度で買える条件で、いくつか絞り込んでみたのだが、決め手に欠けていた。 

ある物は重量が重く、ある物は品質的に不安があった。形状も単に後側が平たい以外の要素があって迷うところである。

 

いずれにしても、田舎なので実物を触れるはずもなく実際に買って使ってみる以外に確かめようがないのだが、貧乏だけにハズレを掴みたくないのである。

 

 散々悩んだが、結果的に選んだのが、元々使っていたサドルと形状が瓜二つのベロ センソー スポーツ-Zという訳である。

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元々自分のロードバイクに付いていたサドルと並べて写真を撮ってみたが、御覧の通り全くの同形状である。

そう、つまり元々付いていたサドルもベロのOEM品なのである。

色が剥げたり汚れたり傷が付いてしまったので、替える事にしたのだが、座り心地については不満という不満が無かったのだ。

それならば同じ物を購入すれば、外れる事もないという単純な理由だ。

もっとも、元々付いていたサドルがベロのOEM品である事は確かだったが、形が本当に同じ物という事までは分からない。ネットに散らばる写真を睨めっこして、多分同形状で間違いないだろうという事で購入に踏み切った。

結果並べてみると、同じ形状だったという事である。

 

ただし、元々付いていたサドルと、今回購入したベロ センソー スポーツ-Zが単純に色違いの同じ物かというと、そうではない。 

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重さを量ってみると、

  • 元々付いていたサドル=301g
  • ベロ センソー スポーツ-Z=261g
  • 中華スパイダーサドル=193g 

である。

実はベロ センソーにはいくつかバージョンの違うサドルがあって重さが違うのである。

VELO(ベロ) SENSO [VL-3260] ブラック/レッド センソー VL-3260
 

ベロ センソーでもVL-3260という型番のサドルは重量が350gもあるのだ。

自分のロードバイクはカタログ重量が11.5kgもある重量級なので、替えるなら少しでも軽量化したいところである。元々付いていたサドルが301gなのに、それより重いサドルに買い換えるのは避けたい。

そういう事情なので、先に候補に挙がったサドルも全て300g以下の重量である。

欲をいえば、中華スパイダーサドルと同等の200g以下が理想であるが、2000円程度という価格の縛りがあるので無理である。

座り心地を無視して、スパイダーサドル同様にクッション材の無い中華カーボンサドルにするか、ん万円するカーボンベースの有名ブランドサドルでないと200g以下は無理だろう。

ぎりぎりの妥協点が260gのカタログ重量だったベロ センソー スポーツ-Zなのである。

 

自分のロードバイクにインストールすると以下の具合である。 

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中華スパイダーサドルに比べるとシャープさがなくややダルな印象だが、高級感では当然こちらの方が上だ。まあまあのマッチングだろう。

実走すると、慣れていた以前のサドルのままの乗り心地である。腰の前後の移動も元通りやりやすくなった。座面のクッションの固さは以前の物より固くなっているが、中華スパイダーの固さに慣れているので、不都合ではない。自分は全くの初心者の域を脱しているので、ふわふわのサドルより固めのサドルの方が良い。恐らくロングライドでも問題ではないだろう。

 

というわけで今のところ満足しているのだが、値段は最初の想定より高くなってしまった。 

自分が購入した時点では2680円だったが、2019/03/18現在で3千円を超えている。実は今年の1月に1803円だったが、この時は選択に迷っていて購入に踏み切れなかった。その後3千円台に値上がりして、再度2千円以下になるのを待っていたが、2680円までにしか下がらず、仕方なくこの値段で購入した次第。1月に安くなる以前も3千円台だったので、3千円台が本来のこの商品の価格なのだろう。

少々予算オーバーであるが、長い目で見れば良い買い物だったと思う。

VELO(ベロ) SENSO SPORTS-Z YELLOW SL-SS-071

VELO(ベロ) SENSO SPORTS-Z YELLOW SL-SS-071

 

サドル中央部のカラーバリエーションは赤・黄・青・白・黒があるのだが、品薄で手に入れにくい商品になってしまっている。どうやら、輸入代理店が引き上げてしまって、このシリーズは日本では手に入らない物となってしまったようだ。

以前はヨドバシや、楽天でも売っている店があったが、現在はアマゾンで一部在庫があるのみである。台湾本国では売っているらしく、生産中止という訳ではないそうだが、困ったものである。

左手マウス凄く良い、右肩・右腕の痛みが解消

タイトルが全てだが、悩まされた右肩・右腕の痛みが解消、ほぼ元の状態に回復した。

 

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まだ、僅かに筋肉痛のような痛みは感じるが、それを気にすると今度は左手の方が痛く、比較すれば両肩共に同程度の痛みである。

つまりは、肩と腕が痛くなったのは、単純にパソコン操作で手を使い過ぎたのが原因で、ロードバイクの落車による怪我が原因ではなかったのかもしれない。

 

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痛みがなくなったので、試しに20kgのハンドグリップを15回×3セット握ってみたが平気だった。

腹筋ローラーも同様に15回×3セットやってみたが問題なしである。

暫く筋トレを休んでいたが、これで再開できそうだ。

 

まあ、また無理しすぎて再び右肩が痛みだすかもしれないが、50歳を過ぎていれば身体のあちこちガタが来ていて、若い頃にモーターバイクで挫いた左足は冷えると直ぐに痙攣するし、ぎっくり腰にもなっているし、どこかが痛むのは仕方ないだろう。

病院で検査するよう勧められる読者様もいらっしゃったが、ご心配おかけいただき申し訳なかったです。

 

というわけで、マウスによる右手の腱鞘炎に悩まれている方も多いと思うが、左手マウスお勧めです。