スネップ仙人が毒吐くよ

60代独身じじぃの独白記


福井市足羽神社の巨大なしだれ桜

一昨日だが、当地福井市の桜の名所、足羽(あすわ)神社の巨大なしだれ桜を見に行った。

丁度満開の見ごろ、天気も快晴で最高の花見となった。

 

以下9枚の写真。 

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昨年もこの場所を撮っているが、レンズの所為か今一つスケール感の出ない写真だった。

snep1000.hatenablog.com

 

その為、今回は超広角が使えるSIGMA 18-50mm F3.5-5.6 DCをいつものPENTAX K-30に取り付けて撮影した。

※前回のレンズはSIGMA 28-80mm F3.5-5.6 MACRO

高級なレンズではないが、それでも前回よりは迫力のある絵になったと思う。

福井市足羽川の花見週末の賑わい

当地福井市では、3月29日に桜開花宣言が出て、花見シーズン突入。

 

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福井市内の桜の名所である足羽川(あすわがわ)では、初の週末となる昨日今日、花見客でごった返した。

以下、その様子を収めた写真8枚。

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遥々大阪から見に来るほどの物なのか?他の県内観光地とのセットで回っているのだろうが、ご苦労様である。

それにしても、いったいこの田舎の何処から人が沸いて来たのか、じっくり花と向き合う余裕もないほどだ。

あまり人が多いのは好きではないが、この喧噪さえも花見の風情というものなのだろう。

 

最後、口直しに綺麗な桜の花のアップ写真。

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機材は例によって全て 

PENTAX K-30

smc PENTAX-DA L 50-200mm F4-5.6 ED WR

2018福井に桜開花宣言出る

今年は大雪だったので、桜の開花はまだまだ先かと思っていたら、本日福井地方気象台は開花を宣言した。

平年より5日、昨年より1週間早いとの事。

 

自分がサイクリングしている川沿いの桜は全然咲いている気配がなかったが、福井市内中心部を東西に貫く大通り通称「さくら通り」では既に結構咲いていたらしい。

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というわけで、さくら通りとその近くの福井城址お堀端に写真を撮りに出かけた。

 

以下6枚

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久しぶりのFlickrへのアップロード。

まだ咲き初めでつぼみも結構目立つ。

満開は週末だろうか?

 

カメラとレンズは例によって

PENTAX K-30

smc PENTAX-DA L 50-200mm F4-5.6 ED WR

である。

とはいえ昨年の桜はPENTAX K200Dで撮影したので、この組み合わせで 桜を撮影するのは初めてだ。

昨年より多少進歩はあるだろうか?

 

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最後におまけ写真

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福井県花の水仙。こちらはそろそろ終わりかな。 

 

PENTAX デジタル一眼レフカメラ K-30 ボディ ブラック K-30BODY BK 15615

PENTAX デジタル一眼レフカメラ K-30 ボディ ブラック K-30BODY BK 15615

 
PENTAX 望遠ズームレンズ 防滴構造 DA50-200mmF4-5.6ED WR Kマウント APS-Cサイズ 21870

PENTAX 望遠ズームレンズ 防滴構造 DA50-200mmF4-5.6ED WR Kマウント APS-Cサイズ 21870

 

ハイライズステムの逆付けでロードバイクのハンドル高を下げたよ

前回も触れたが、自分のロードバイクはノーマルな状態では随分ハンドルが高い。

 

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色々やって、ステムをコラムの一番下にべた付けするまで下げたのだが、それでもあと3㎝位下げないと希望の高さにならない。

残された手段として、ハイライズステムを逆付けすることにした。

ハイライズステムとは、ハンドルを留めているクランプ部分の横棒が急角度で上を向いているパーツである。

 

こんな感じである。

 

本来は、ハンドル高を上げる為に使うパーツだが、これを上下逆付けしてハンドルを下げる作戦だ。

ところが、このハイライズステムは様々な角度と長さがあって、どれを付けたらどの位下がるのか?さっぱり分からない。

大体ステムで商品を検索しても、長さは分かるが、角度が分からない商品も多い。非常に不親切だと思う。

上の例だと、角度は35度で長さは70㎜ということらしい。

この角度の表記もまちまちで、同じ35度でも商品によっては65度と表記されている場合もある。つまり真横を90度とするか0度とするかで、表記が違うという訳である。

ちなみに、普通ノーマルな角度のステムは大体6度(84度)が多く、水平にしたい場合は17度(73度)を選べばいいらしい。

とにかく、まともに商品を買って欲しいなら角度位すぐ分かるようにして売れよと思うのだが、この業界は全くいい加減なようだ。

 

てなわけで角度が分からない人向けに、アジャスタブルといって、ある程度自由に角度が変えられるステムもあったりする。

 

これは一見便利だし、形もメカニックでなかなか格好良さそうなのだが、これには重大な欠点がある。

重いのである。大体普通のステムが150~180g程度なのに、250~300gの重さがあるのだ。ざっと100gも重いのだ。

100g程度は体感できないという意見も当然あるのだが、もともと重い安物ロードバイクで総重量が10kgを遥かに超えているので大問題である。

お試しで付けてみて、角度が決まったら普通のハイライズステムに替えるという手もあるが余計な出費は抑えたい。

 

また角度はアジャスタブルがあるが、長さについてはアジャスタブルなどという便利な物は殆どない(一応僅かに伸縮するステムもあるにはある)。

 

結局、適当に買って合えばそれで良いし、合わなければ買い換えなのだろう。合わなかったステムはヤフオク行きというわけだ。普通に稼げる人はそれで良いが、無職にはキツイ。

 

そんな感じで、たかがステムごときで散々悩まされたが、意を決して以下のステムを購入した。

 

角度は50度/130度となっているが、水平位置から±40度という事である。

長さは100㎜であるが、現在付いているノーマルのステムが90㎜なのでそれより若干長い。ただし角度が付くので、水平位置で測ると殆ど長くはならないだろうという事で、これを選んだ。

同じメーカーの同じ角度のステムで長さ80㎜もあったが、長さが短くなると高さもその分下がらないので、長めの方が良いというのもある。

 

あと決定的なのが、色がシルバーというのがある。

 

この頃は殆どのアルミパーツがブラックばかりで面白くない。カーボンパーツの影響もあるのだろうが、実につまらない。

安い中古のロードバイクであるが、これでも気に入っているのはシルバーのパーツが多いというのがあるのだ。だから色はシルバーで合わせたいのだ。

何故か80㎜の長さの方はブラックしか売っていない。

というか、ハイライズステムでシルバーというのはこれくらいしか見当たらなかったのだ。

 

ハンドル側のクランプ径は25.4㎜で、31.8㎜がほとんどのロードバイクではマイナーな存在だが、幸い自分のロードバイクは25.4㎜である。コラム側のクランプ径はメジャーなオーバーサイズといわれるもので問題ない。

ちなみにハンドル径の25.4㎜だが、クロスバイクやクロモリフレームのクラシックなロードバイクではメジャーなサイズである。

 

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パーツが到着して早速重さを量ると152gだった。ノーマルステムは写真を撮っていないが160gだった。このくらいは誤差で体感できるはずもないが、軽くて良かった。

 

サクッと装着。

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見た目はともかく、予定通り約3㎝下がったようである。

コラムのクランプ部分の厚さがノーマルより5㎜厚くなったので、1㎝厚のスペーサーを取り除いて5㎜の物に替えた。

5㎜×2枚のスペーサーで1㎝一枚でも良いが、ベルを元からある5㎜のスペーサーに固定していたので。

 

自転車全体の様子は……

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Before

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After

微妙である。カッコいいような悪いような。

ポジション的には、Beforeでもハンドルの角度を寝かせてグリップ位置を下げていて、Afterでは通常のハンドル上面が水平位置になるように戻したので、あまり変わっていない。

ハンドルの角度調整で、もっと下げられるという事だし、ハンドル形状を現在のアナトミックシャローというタイプから、クラシックな丸ハンに替えればレバーの位置をもっと下げられると思う。

FUJI(フジ) BALLAD R 49cm 2x8speed BRITISH GREEN ロードバイク 2018年モデル 18BLDRGR BRITISH GREEN 49cm

 

本当はこういうクラシックなスタイルのバイクが好みだが、サドルが高くて自分は無理なのである(泣

NITTO(ニットー) B105AA ドロップハンドルバー 400mm/(25.4)
 

 

まあ現在でも十分低く、身体もそれに慣れてはいないので、しばらくはこのまま様子を見る。

ロードバイクのコラムカットをなるべくお安くやってみた

自分のロードバイクmomentum iWant2.1f-Eはフレームサイズ400㎜で身長150㎝~の女性用である。

http://www.momentum-bicycles.jp/wp-content/uploads/2016/01/2012_MMTcatalog.pdf

それにもかかわらずサドルの高さは低く、ハンドルの位置より大幅に低いという有様である。

低身長(156㎝)、短足が恨めしい。

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通常ロードバイクは前傾姿勢を深くして、空気抵抗を減らすとともに上半身の筋力も有効に使用する為に、サドルを高くしハンドルはそれよりも低いポジションを取るのが常識である。

ハンドルはサドルより低いか最低でも水平が正しいポジションだ。

ハンドルを留めているステム(クランプになっている部分)の下に挟まっているスペーサーを取り除いてステムを一番下に下げ、スペーサーを上にはめ直したが、それでもまだ高い。

これでは上体を起こして乗るポジションのクロスバイクと同等で、ロードバイクの意味がない。

もっと下げられないかと検討したところ、ステムの下の富士山のようなパーツが気になった。

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最初ベアリングを抑えてカバーするトップカバーだと思っていたのだが、そのパーツは別にあり単なるスペーサーであることが判明。外して通常の形状のスペーサーをステムの上に追加すれば、フレームぎりぎりの位置までハンドルを下げられることが分かった。

 

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てな感じで、ハンドルを大分下げた(まだ足りんけどorz)のだが、上に突き出た出っ張りが邪魔かつカッコ悪い。

乗って漕ぐと、顎が出っ張りにぶつからないかと心配になるほどである。

前置きが長いが、そういう訳でこの部分をカットすることにした。いわゆるコラムカットである。

 

ネットを徘徊して色々調べてみると、コラムカットを行う上で最も難関なのは、スターファングルナットという特殊なネジの位置を、カットする部分より下に移動する作業であることが分かった。

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コラムの頂上にあるトップキャップのネジを外すとコンニチワするのがスターファングルナットである。これを現在の位置から、カットラインの下に移動しないとトップキャップを閉じられなくなってしまう*1

なお余談であるが、赤さびが出ているのは、このロードバイクが安物でコラムがスチール製だからだ。通常コラムはアルミである。ナット自体は殆ど錆びていないので、このまま利用する。

スターファングルナットは逆爪で上から押し込むと下がるが、上には戻らない仕組みである。その為単純に上から何かで叩いて落とせば良いように感じるが、事はそう単純ではない。

ネットにはドライバーやボルトをあてがってハンマーで叩く勇者も見つかるが、ナットが斜めに傾いて入ってしまい失敗する例が報告されている。

プロは専用の工具を使って押し込むが、その値段が高い。

 

GIZA PRODUCTS(ギザプロダクツ) アンカーナットセッター TOL20401 ブラック

GIZA PRODUCTS(ギザプロダクツ) アンカーナットセッター TOL20401 ブラック

 

 

またコラム自体をカットする道具も必要だ。オーソドックスなツールはパイプカッターである。

 

SK11 パイプカッター 切断能力 4~32mm PC-32

SK11 パイプカッター 切断能力 4~32mm PC-32

 

パイプカッターはダイソーなどで400円程度の物もあるが、これらを合わせると2000円から3000円が必要となる。

自分でやらずに店に頼む手もあるが、CBあさひの場合で約2000円の工賃である。

いずれにしても最低2000円は必要という訳だ。

 

大した費用でないと言えばそうであるが、あいにく自分は貧乏で千円札さえ大金である。何とか節約して安くやりたい。

だが失敗はダメだ、安全確実かつお安くである。

 

答えはネットで調べればすぐに見つかる。

 

M6の長ネジをコラムの下側から差し込んで、スターファングルナットにねじ込み、コラムの穴にワッシャーを噛ませて、長ネジを下に引き抜く方法である。

という事で今更、自分が説明することもないのだが、一応作業をここに記録する。

 

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コラムカットに使用した主要な道具だ。新たに買ったものは以下の2点

  • M6の長ネジ
  • M6ボルトナットセット

である。この2つで僅か161円(税込)だった。

ボルトナットセットは、地元のホームセンターでナットとワッシャーが単品でなかった為仕方なしにセット品を買ったのである。それぞれ1個あれば良い。単品で買えるならもっと安くなったはずだ。

 

後は全部手持ちの品で

 

  • 6角レンチ
  • スパナ
  • ガムテープ
  • 組み立て家具用の穴あき鉄板
  • 金鋸
  • ヤスリ

 

である。

パイプカッターは持ってなかったが金鋸は有ったので、それを使おうという訳だ。

中学生の時に買ったレトロな一品である。

 

あと補助的な道具として

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これらも使用した。その他、写真に撮り忘れたがCRC5-56のスプレーも使用した。

 

f:id:mfigure:20180317150122j:plain作業は初めにコラムカットの位置を決める。

切りすぎると後に戻れないので慎重に。

自分は後で厚みが1㎝高いステムに替えるかもしれないのでスペーサーを1.5㎝重ねた位置に印を付けた。最低でも5㎜のスペーサーを余分に付けた位置が望ましいと思う。

 

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タイヤを外して車体を横倒しにする。ハンドルは外さず、向きだけを90度横にした。

コラムを抜いてフォークだけで作業する人もいるが、ハンドルを外さない方がフォークを固定出来て作業性が良いと思う。

ハンドルは向きを変えなくても良かったような気がするが……

 

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コラムの下側の穴から長ネジを通すが、ブレーキ固定用のネジが邪魔なので、ブレーキは取り外す。

 

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コラムの下側からM6の長ネジを通してスターファングルナットにねじ込む。

少々斜めっているが心配ない。

 

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組み立て家具用の鉄板の穴に長ネジを通し、ワッシャーとナットを締め込んでいく。

上の写真では長ネジが斜めになっていたが、少し鉄板を前方に引きながらナットを締め込めば、中央位置に補正される。

そのまま、カット予定位置より下側にスターファングルナットが来るように様子を見ながらナットを締め込む。

 

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スターファングルナットを移動し終わったら、先ほどコラムにマーキングした位置から約3mm下がった位置にガムテープをぐるぐる巻く。

これをガイドにして金鋸でカットする。

最初にマークした位置から必ず数mm下がった位置でないと、コラムを正しく固定できないので注意。

こういう道具もあるが、高いので当然却下。

GIZA PRODUCTS(ギザプロダクツ) ソーガイダー ブルーチェック TOL18000

GIZA PRODUCTS(ギザプロダクツ) ソーガイダー ブルーチェック TOL18000

 

 

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カット終了。途中の写真を撮り忘れてしまった。

金鋸の歯がダメにならないように、時々CRC5-56をスプレーしながら慎重に切っていく。

まずまずの切り口である。

切粉が中に落ちないように、掃除機できれいに吸い取る。

またスターファングルナットの位置が浅いので、追加で約1㎝沈めた。

 

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ガムテープをはがし、切り口のバリをヤスリで滑らかにする。

 

f:id:mfigure:20180317182852j:plain全ての部品を取り付けて作業終了だ。

どうもお疲れさまでした。

 

*1:フルカーボンバイク等、カーボンコラムの場合はプレッシャープラグという部品が使われていて、ネジを緩めるだけで容易に着脱できる