先日の予告通り、木曜日にまたも桜の撮影。
場所は福井県庁のある、福井城址お堀端である。
ところが行ってみると、こういう状態。
御廊下橋という木造の風情のある歴史的建造物があるのだが、更にその渡った先にある門の復元工事というのをやっていて、このありさまだ。
昨年の夏に見たときも工事をやっていて、もう終わっているかと思ったが、そう簡単に終わる物ではないらしい。
そんなわけで、御廊下橋を撮る計画は失敗だ。ネットで調べて来いという話。
端っこに屋根だけ入れてみたw
無粋な近代建築の県庁を入れずに撮るのが面倒である。
噂によると、街の中心に城のある地方都市は、例外なく糞なんだそうである。
福井は城跡であるが。
御廊下橋前を歩く女子高生の後姿を遠慮がちに撮影。
仕方ないので、県庁正面の別の橋の方に移動。
こちらは石造りのめがね橋である。
県庁の隣に建つ福井県警本部のアンテナ塔が水面に写る。
お堀の黒く濁った汚い水(笑)とのコントラストが美しい。
もう、桜は散り始めていて、もののあわれを感じさせる。
たくさん撮ったのだが、どこを撮っているのか曖昧だったり、ドラマを感じなかったり、露出が悪くて色が汚かったりと、使える写真が少なくてガッカリである。
どアップの写真も一枚もない。
何かすっきりしないので、散る桜をテーマにまた撮影散策に出かけるかもしれない。