とあるネットサービスのクーポン切れが近くなり、乾電池式のLEDポータブルライトを破格の値段で入手した。
乾電池式のLEDライトといっても、懐中電灯のようなものではなく、デスクライトのような形式の照明である。
アイリスオーヤマの乾電池式ポータブルLEDライト LSM-55 である。電源は2Wayで、乾電池を使用せず、USB給電で使用することも可能である。
乾電池は単4型×4本使用、光源は白色LED×15個で消費電力1W、明るさ55ルーメン、電池寿命約5時間となっている。
仕事や勉強等の手元灯やベッドサイドの読書灯に、ということだが、55ルーメンでは目が悪くなりそうな程度である。自分は別の目的で使用したかった。
プリンターやCDを置いている一角が、部屋の隅で明かりが行渡らないので、補助灯として導入した。老眼が進んで、暗いとCDの背文字が見えず欲しい曲が探しにくいのだ。上の写真ではプリンターを照らしているが、本当は右側に置いてあるCDの山を照らしたいのだ。ただ汚すぎる状態なので、それを見せずに、それらしい使用状況の写真を撮っただけである(苦笑
以前は単3×4本使用のキャンプ用蛍光灯を使用していた。大型のクリップとフレキシブルシャフトがついている形態はなかなか使い勝手が良かったが、電池の持ちが悪く2時間程度しか使用できない。電池はもちろん充電池を使っていたが、度々充電しなくてはならず面倒だった。
今度のLEDライトは乾電池でも5時間使えるし、パソコンからUSB電源を取れば使用時間を気にする必要がない。
明るさもこの目的なら、暗くも明るすぎでもなく丁度いい感じだ。
ただ不満は、クリップライトではないので、置き方に多少工夫がいることだ。事前調査でベースにマグネットが仕込んであると分かったので、スチール棚に「ビタンッ」と貼り付くかと思っていたが、弱すぎて自重を支えられるほどではなかった。しょうがなく、棚の縁に引っ掛けるような形で設置した。あと、アームを起こすことでONになる仕組みだが、上の写真のように設置してしまうと、OFFにできなくなってしまう。
消費電力1Wだし、LEDなので常時点灯でも構わないのかもしれないが、ブッシュ式かスライド式の普通のスイッチの方が良かった。まあ、商品として想定している使用目的とは違っているから、しょうがないところではある。
付属のUSBケーブルも短すぎて、自分の目的では使い物にならなかった。
タイミングが良いというか、この前使用しなくなった、USBマルチカードリーダーに付属していたケーブルが使用可能だった。
最初、スマホ充電用のケーブルが使えるかもと思っていたが、それは使えなかった。スマホ用はmicro-Bという規格だが、今回はmini-Bのコネクタでないと接続できない。この辺も、不便に感じるところである。
そんな感じで定価は3千円以上の商品だが、投げ売りされているのだろう。