漫画のリハビリ練習。
ペラの紙一枚とか、スケッチブックに好きな絵を描くだけでは、全く漫画の練習にならない。実践的な練習が必要だ。
まだ全部埋まっていないが、先日適当にコマ割りした中を、シチュエーションを考えながら絵を描いていく。
ストーリーが出来ているわけではないが、一コマ目がこの絵なら次のコマはこんな絵が来るかもしれないと考えながら描き続けると、何となくシーンが出来てくる。
こうなると、女の子の顔のアップや、格好いいポーズの全身像とか、好きな絵ばかり描いているわけにもいかない。
苦手な背景や流線などの効果も、否応なく描かないと漫画らしいシーンとならない。
もっとも、どんな絵でも喜んで勝手に描けるのが、真のアーティストなんだろうが、自分のような凡人は、こうでもして追い込まないと手が動かない。
廊下の絵など、反吐が出るほど面倒くさくて描きたくない。次の引き戸を開けるコマはパースをつけて描けば格好良いのに、前のコマで精神を使い果たして安易な絵に逃げた。メリハリをつけるにしても下手すぎて失敗だ。
最低でも、毎日一コマ続けていって、徐々に本番の漫画を描く感覚を身に着けていきたい。