袋入りラーメンを鍋やレンジを使わず最低限の道具とお湯のみで調理する方法の連載第3回。
ちなみに当初の予定では第4回までやる予定だったが、ハプニングが発生した為今回で打ち切りだ。
袋麺に直接お湯を入れて食べる簡単な方法、丼や鍋なしの災害時でもレトルトカレー空箱で5分で自作OK! - はぴらき合理化幻想
完璧とも思える手法で先にエントリを上げられてしまったので、続きをやる意味がない。
いらない物はすぐに捨ててしまうミニマリストとやらには出来ない芸当だろうw
袋麺を鍋やレンジを使わず調理する方法 Part2 - スネップ仙人が毒吐くよ
と書いたのに触発されたご様子。
何も、はぴらきさんを指したわけでなく、しゃれおつ系都会派お金持ミニマリストを揶揄したつもりなのだが、えげつないなー。
とはいえ、一度リハして写真も沢山撮ってしまったので、このままお蔵入りにするのも勿体無い。はぴらきさんの手法に較べるとゴミクズみたいなものだが、一応アップする事とする。
今回もダンボールの補助ツールを作成することなく、前回の失敗から得られた知見を参考にラーメン袋のみで調理する方法を考えた。
先ず、袋の上部左右を約1/3づつハサミで切り取る。
約1/3だが、左は短め、右は長めに切り取るのがポイント。真ん中は繋がったままで、左右だけ部分的に開封している状態にする。
長めに開封した側からスープを取り出す。口が狭いのでスープの袋を三角形に折り曲げながら丁寧に作業する。乱暴にやるとハサミを入れた切り目から袋が裂けてしまうので慎重に行うべし。
これが、最も難しい作業かもしれない。
長めに開いた口から熱湯を300ml注ぐ。この程度の量であれば、何かで支えなくても袋が転倒したり、お湯があふれる心配はない。
300mlでは麺の上部が水面に露出してしまうが、しばらくすると麺の下部が軟らかくなるので、箸を突っ込んで上部を押し込めば全体をお湯に浸す事が出来る。
前回Part2では普通にお湯を捨てずにそのままスープを投入して食べてしまったが、初回で説明したように個人的な体質の問題で、やはりお腹がゆるくなってしまった。
そこで、麺をかき回してよくほぐした後、一旦お湯を捨てることにした。
普通の体質の人は捨てなくても良いが、新しい熱湯を注ぐ事で、麺を温め直す効果もある。時間は約5分後である。
お湯の量が少ない為スープは6~7割程度の量を投入して完成である。
麺は広めに開けた口の方から箸を差し込んで食べる。
細い方の開封口は空気抜きだが、スープを飲む時はこちらを利用する。
広い方の口を指で押さえて空気が通らないようにする。そして袋を口の高さまで持ち上げ、細い方の開封口全体を己の口に咥える。「ズズッ」と息を吸い込むようにすると、ストローのようにスープを吸い上げる事が出来る。
反対側の口が開いていると空気ばかり入ってきて、スープを吸い上げられない。だから指で押さえて空気が通らないようにする。
袋の中身が半分以下になってくると、吸い上げ法ではスープが飲みにくくなる。
ここまで来ると、袋をフルオープンにしても問題なくなる。
反則技くさいが、スープをコップなどに移してしまった方が楽である。
初回で書いたように、自分はこのライフハックを非常用ではなく節約技と考えている。鍋やどんぶりを持たない人間でも、コップぐらいは持っているだろう。利用できる物があって楽が出来るなら利用した方が良い。
鍋やどんぶりを洗うのは大変だが、自分専用のコップなら洗わずともティッシュで拭うだけでも全然構わない。
以上だが、何とも約束事が多く面倒なテクニックだ。
誰が見ても、はぴらきさんの手法の方が優れている事は明らかだろう。
完敗だorz