先週ブクマしたネタ。
異論が有ってコメントしたが、星が一つも貰えず落胆した。
トピ主自身が災害時に役立つツールと紹介していることもあって、ブコメも非常用の観点で語る意見が殆ど。
だが自分の感覚だと、むしろ金銭節約に役立つ知識&ツールと主張したい。
袋ラーメンに直接湯を注いで食す文化がいくつかの国であるらしい。
トピ主のいういくつかの国については自分も訊いた事が有る。
東南アジアの屋台などでは、テイクアウトを頼むと、手提げのビニール袋に直接注いで渡されるとの話もある。
日本のように発泡スチロール製のどんぶりに入れてはくれないのだ。
自分なりの想像ではあるが、そうした国々は日本のように豊かではなく発泡スチロール製の使い捨て容器も高価で入手しにくい代物なのかもしれない。
袋ラーメンに直接湯を注ぐという行為も、同様の発想から来る習慣ではないか。
また、いくつかの国では水は大変な貴重品である。鍋や食器を洗う為に水を使う事は無駄であり、その意味からも理にかなった行為である。
大体貨幣経済のあまり発達していない地域では、店で売っている加工食品自体高級品であり、更にカップ麺は超高級品とも考えられる。
わが国においても、袋麺はカップラーメンの半額というのが相場だ。
生活保護を受けているような最貧困層の人々がコスト高のカップラーメンばかり食べていて何故袋麺にしないのかという批判があったりするが、彼らは鍋やガスコンロを持っていないので泣く泣くカップ麺に頼っているのだ。調理器具が無くても袋麺が食べられるというライフハックが伝われば、大いに助かる事だろう。
前置きが長くなってしまったが、実は自分も以前から袋麺を鍋やレンジを使わずに調理していたので、その方法を公開する。
先ず用意するのはカップ焼きそばの容器。食べた後のリサイクル利用だ。ラーメンはいつも通っているドラックストアで買った5袋198円(税別)の格安品。
あと蓋として被せる断熱シート。100円ショップで冬場の省エネグッズとして売られている品の切れ端。無ければダンボールにアルミ箔を巻いた物でも良いだろう。
麺を焼きそば容器に入れて沸騰させたお湯を注ぎ蓋を載せる。
カップ麺同様3分間待つ。
時間になったら、普通の人はそのままスープを入れて食べてしまっても良い。
だが、自分の場合は体質的に問題があって、そのまま食べると3~4時間後に腹痛が襲ってきてゲリP-になってしまうので、一度お湯を捨てて、改めて熱湯を入れ直す。
捨てたお湯は薄く黄色に染まっている。
初めのうちは油が酸化して当るのか?と思っていたが、製造日が新しくてもダメだし、ノンフライ麺でもダメである。調べるとラーメンに腰を与え黄色くする「かんすい」に不適合でゲリP-になる人種がいるそうだ。
若いうちは平気だったのだが、途中で体質が変ったのか調子が悪い。
お湯を入れ直せば症状が出ない。
昔好きだったカップヌードルやチキンラーメンはスープが一緒になっているのでもう食べられない。
「方法を公開する」といったが、全く大した事はない。
トッピングに乾燥ワカメを入れて完成だ。
結局、発泡スチロール製の容器に頼る事になるが、丁寧に扱えば10回ぐらいは再使用可能だ。保温性の容器なので、冬でも熱々が楽しめる。